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👈 【連載小説】母娘愛 を 初めから読む 👈 前回 (16)より読む 「ママ、福田から名刺か何か・・・」 言いかけた裕子は言葉を切った。福田に限って、証拠を残すような、そんなドジは踏まないだろう。 遠くからサイレンの音が微かに聞えたかと思ったら、つけっ放しのテレビが正午のニュースを伝えている。 「あ~もしもし!佐伯じゃけど!安佐南区の・・・」恵子はスマホを持ち変えて「いつものセットを、・・・あッ!ちいと待っちょいて!今日は二人前じゃけぇ」恵子は、評判の千鳥屋の宅