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オリジナル小説@やまのぼ

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<この続き>がどうしても読みたい!と読者を魅了する、連載小説が書きたい! そんな若い頃からの夢に、挑戦続けている古希過ぎた爺さまの小説集です。
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2022年3月の記事一覧

【小説】健子という女のこと(了)

☜【小説】健子という女のこと(1)から読んでみる 「ここらで、一服しよう!」田端は混迷す…

やまのぼ
2年前
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【小説】健子という女のこと(33)

☜【小説】健子という女のこと(1)から読んでみる 「こんなにまで愛していたのに・・・興味…

やまのぼ
2年前
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【小説】健子という女のこと(32)

☜【小説】健子という女のこと(1)から読んでみる 「お母さんは、わたしを生んだことで、両…

やまのぼ
2年前
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【小説】健子という女のこと(31)

☜【小説】健子という女のこと(1)から読んでみる  次の瞬間、健三の首にかかっていた、赤…

やまのぼ
2年前
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【小説】健子という女のこと(30)

☜【小説】健子という女のこと(1)から読んでみる  健三は車窓の飛騨川の流れを望み、冴子…

やまのぼ
2年前
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【小説】健子という女のこと(29)

☜【小説】健子という女のこと(1)から読んでみる  田端健三は、名古屋へ向かう新幹線・の…

やまのぼ
2年前
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【小説】健子という女のこと(28)

☜【小説】健子という女のこと(1)から読んでみる  田端はタオルケットを、一枚だけ掛けられた冴子の胸元あたりに、そっと手をかけた。静かに眠っているようでもあり、朝が来れば何でもなかったように、起きてくるようにも思えた。 「冴子!逝かないでくれ!」田端は確かに、そう呟くのだった。口煩いばかりの<母親>だった筈の冴子が、居なくなるかも知れない状況が、現実味を帯びて田端の優柔不断で、脆弱なこころに、食い込んでくる。  穏やかだったサラリーマン生活を捨てて<脱サラ>しょうかと、悩ん

【小説】健子という女のこと(27)

☜【小説】健子という女のこと(1)から読んでみる 「田端さんのご主人です」年輩の看護師が…

やまのぼ
2年前
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【小説】健子という女のこと(26)

☜【小説】健子という女のこと(1)から読んでみる 「アッ!つながった!お父さん!」留守宅…

やまのぼ
2年前
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【小説】健子という女のこと(25)

☜【小説】健子という女のこと(1)から読んでみる  ドアを激しく叩く音が、緊迫する部屋に…

やまのぼ
2年前
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【小説】健子という女のこと(24)

☜【小説】健子という女のこと(1)から読んでみる  夫婦は長年連れ添ってきたら、互いが空…

やまのぼ
2年前
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