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40代・未経験の転職は資格も使えるかもしれない

こんにちは。
私は、40代でほぼ未経験の職種で転職しました。
今は人材の会社で採用担当をしています。(43歳で転職してもうすぐ丸2年)
自分の経験から未経験での転職は不可能ではないけれど、コツは要るかもしれない。と今は感じています。
今日はそのことを。

1.私の事例(転職を決めるまで)


私は現職までに7回の転職歴があり、ざっくり言うと、アパレル販売→経理→人事→総務経理→採用担当
なのですが、ずっと経理畑で職業選択することが多かったです。父がバリバリの経理畑だったので、影響があったんだと思う。税理士目指してたし。私。
バックオフィスの仕事は好きで、営業よりはバックオフィスだという感じは20代頃からそう思ってました。ただ、経理以外の仕事は何をしているのかわかっていなかったし、イメージしていなかった。
そうしたところ、37歳の時結婚をして、正社員じゃなくてもいいという環境になったのをキッカケに、愛する本屋の人事部がバイト募集をしていたので滑り込みました。
そして人事の楽しさに開眼。ただし、そこでは主に労務、少し採用補助で、それでも充分楽しかったところ、総務経理に飛ばされるという不運があり、転職をして今に至ります。
でね。
人事がやりたいのに人事には戻れないという状態でもジレンマを抱えて2年くらいその会社に居たんですが、(42歳〜43歳くらいのとき。)やっぱり人事がやりたいわけです。
その時に使えたのが「資格」でした。

私はキャリアコンサルタントなのですが、人事にいた時にキャリアアップのためにキャリコンの講座に通って、試験も受けていました。(落ちてたけど。当時は3回くらい多分落ちたけど😅)
その後総務経理になったので、「もう必要ないかなー」と試験も諦めていました。
ただ、「やっぱり人事がやりたい」という想いが強くなるにつれ、日々の業務と自分の志向のアンマッチが辛くなり、悩むことが増えてきたため、キャリコンをとってその後活かせる方向性に舵をきろうと決めて気合を入れて試験に合格し、それを活かして転職という流れになりました。

2.転職活動

データ
エントリー:およそ100
登録した人材会社:10件(派遣・紹介含む)
面接:およそ10

私の転職ノート

当初の希望
(できれば)正社員 直雇用や無期雇用なら考慮可能
職種:人事専任(採用・教育)
勤務地:家から1hくらいまで

私の転職ノート

転職活動も楽ではありませんでした。当時43歳。
資格はあるけれどほぼ未経験の職種へのチャレンジでした。
多分、エントリーは100社以上したし、面接も10件くらいは行ったとおもう。
エントリーの時点で年齢で切られてることも絶対あるし、活動始めた頃は「こんなに落ちるんだー」と自己肯定感まで落としそうな日々もあったと記憶しています。
今思うのは、不採用はただ、「その仕事に欲しい人ではなかっただけ」なので、あなたのことを否定しているのではないです。
そして、就職活動って、会ってみないと分からないことが多いので、採用面接まで行けたらできるだけ正直に話すのがいいと私は思います。
やりたいことが明確だった私は、面接で「うちでは活かせないと思う」とハッキリ伝えてもらえたこともあったし、いい会社だと思っても、「そのポジションでなくていいなら前向きに検討したい」というニュアンスでお伝えいただいたこともあったと記憶しています。
採用担当の方であったり、時にはもっと上の方とざっくばらんにお話しできる機会ってそうそう無いので、そして面接は受かってからお互いより良くやっていくための一歩なので、あまり取り繕うと多分あとが辛いとおもう…

もちろん、身だしなみ、言葉遣い、応募書類の体裁などは留意するけれど、意向までは曲げなくていいんじゃないかと思っています。個人的には。

で、結局私は、自分でサイトで見つけた求人に応募して今の会社に入れたワケですが、
100%希望が叶ったわけではなく、妥協したところと、掴みにいったところが両方あったので次ではそれを。

3.採用決定まで


現職の面接は、エリアを統括する部長クラス1名と1対1での面接でした。

スタンバイというサイトから見つけた求人内容は、採用アシスタントとして扶養内でというもの。ただ、※正社員積極登用中。詳しくは面談で という一文があった

妥協点
・正社員スタートではない
掴みにいった
・業務内容(採用で専任)
・扶養内でなくフルタイム。仕事ぶりによるが半年後に正社員登用を目指すという合意

私の転職ノート

面接ではざっくばらんに話させていただき、正社員登用への道筋もついたし、採用専任での仕事内容も満足のいくものだった。
ただ、正社員スタートについては「扶養内での募集にさすがに正社員は社内稟議のモンダイもあるので半年後でどうだ。」という提案をいただけて、話がすごい勢いで決まっていった。
決裁できる人が面接の相手だと、やっぱり色々早い。
けれど、こればっかりは求職者側が操作できることではないので、たくさん受けて、そのラッキーが当たったときに全力で掴みに行くしかない。と思う。最後だけなんか根性論ですみません。

ただ、思うのは、年齢が上がるにつれ、受け入れてもらえる絶対数は減るし、自分が選べる数も減る。
だけど可能性は0じゃないので、そこに当たるまでやり続けること。
ただ、やりたいことがあるならば、今、何かの理由で別のことをしていたとしても、それをしながらでも資格をとったり、何かそこに近づく一歩を出し続けて、未経験ながら面接に行けたときにアピールできる武器を磨くこと。

最後は人対人だから、面接で自分の良さをしっかり出せたら、扉は開くんじゃないかな。と私は思います。

私の、あなたの職業選択が、今日も納得のいく、ワクワクできるものでありますように。

ちなみに、
コチラはそんな私が老眼と転職について考えたコト。







#あの選択をしたから

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