外来受診日

退院後、初めての外来受診です。

しかし私、やらかしました。
外来受診3日前に。

年末年始は安静にしていたこともあり、体調もよく、パラパラっと小さめの紫斑が出る程度だったので、調子にのってしまった。

そろそろIga血管炎を発症してから(症状が出始めてから)6週間くらいかな。
ネットの情報では紫斑も4~6週間で落ち着くって書いてあるし、そろそろ大丈夫かな。

冬休みにずっと家にいるのは、家族に申し訳ない。
もうすぐ外来受診日やし、ちょっとなら大丈夫かも。
という甘い考えで、少し出掛けてしまいました。

本当に近場で、小1時間程度。
もちろんドアtoドア。
極力歩かない。
というか筋力がなさすぎて歩けない。
少しの段差も足が上がらないのでね。

そして、お腹も心も満たされ、大満足。
あー幸せ。
と思っていたのも束の間。

帰ってふと足を見たら、ゾンビの足になっておりました。
見たことがない紫斑の増え方。
入院前も入院中もこんなに紫斑は出たことがない。
足首の関節もパンパンに腫れている。
浮腫んで靴が脱げない。
家族ドン引き。
私もドン引き。

こうなったら後悔していてもしょうがない。
最後の悪あがき。
外来受診までの3日間、完全に寝たきり生活。
クッションで足を上げて寝るスタイルで浮腫をとる。
できるだけ横になって過ごす。

結果、若干薄くなりました。
本当に若干。
もう腹をくくって、いざ外来受診へ。


まだ車の運転ができないので、母に連れて行ってもらいました。
11:30の受診予約だけど、採血と尿検査があるので9:30には病院に到着。

ここでも紫斑をこれ以上増やさないように、細心の注意をはらいます。
正面玄関に車を横付けしてもらい、車椅子へ乗車。
今日は採血と尿検査、皮膚科受診、腎臓内科受診と移動範囲が広いので、車椅子で移動です。

病院はやっぱり年明けということもあり、激混み。
受付を済ませて、採血と尿検査待ち。
まさかの80人待ち。
受診時間に間に合うのかヒヤヒヤだったけど、何とか10:30には採血と尿検査を終えました。

検査のために朝食を抜いて来たから、お腹が空いて病院内のカフェで急いでモーニング。
満たされた。
モーニング中も紫斑を何度もチェックするけど、増えもせず減りもせず。
そりゃそうよね。

これじゃステロイド減量できへんかな・・・とちょっと落ち込む。
自分が悪いんやけど。

そして、ドキドキの皮膚科受診。

皮膚科Dr.「あー、やっぱり出ちゃったね。」

私「ちょっと調子にのりました。すいません。」

皮膚科Dr.「紫斑が出ちゃうのは仕方がないんだけど、これはちょっとひどいね。安静にね。ステロイドの副作用のこともあるから、今日からステロイドは5mg減らすけど本当に安静にね。落ち着くまで家事もダメだよ。」

私「頑張ります。」
ステロイドが減るとわかり、嬉しくてにやける。

皮膚科Dr.「内服は減らすけど、ステロイドの塗り薬を出すからちゃんと1日1~2回は塗ってね。」

結局、内服は減ったけど塗り薬が増えてしまった。
まぁ、内服減っただけいいね。

次は、内科受診。

主治医「お久しぶりです。お元気そうで安心しました。」と。
久しぶりの主治医の先生に癒される。

主治医「腎臓の数値を心配していたんですけど、見たことがないくらい良い結果です。」

尿潜血(-)尿蛋白(-)

嬉しいー!!
また嬉しくてにやける私。
腎臓への影響が1番怖かった。
この病気で1番怖いのは、腎炎になること。
本当に本当に安心しました。

主治医「でも僕の患者さんで、ステロイドをきった途端に腎炎に進行した方もいるので、油断は禁物です。これからも1ヶ月に1回は必ず検査をして、診ていきます。」
と最後に調子に乗らないように釘を刺され、初めての外来受診は終わりました。

車椅子で院内は移動していたものの、長時間だったこともあり、帰ったらゾンビの足どころかもう紫斑で隙間がないんじゃないかと思うくらい膝下全体が赤紫になっておりました。

これから外来受診が恐怖です。
またしばらく安静生活頑張ります。

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