[詩集]ゲレンデ 9 の 2022年10月9日 15:50 "あそばせ"に続き、詩集 第2弾です!これまで投稿した詩から8本(内2本はひとつの詩にしています)そして新作を2本 収録しています。気に入っていただけたらうれしいです。アルクその儘 歩いてその儘 歩いて冷たい風と すれ違う遠くの方 街の灯が彼処に行けば 君が居るゆっくりと ゆっくりと2人の日々は閉じてゆく別の道へ足を着け 別の道へ足を着けゆっくりと ゆっくりと2人の日々は閉じてゆくあゝ 星でも見ながら今、独りで歩いてる..その儘 歩いてその儘 歩いてどこまで 行けるかな..砂漠を渡る駱駝に似たアスファルト 路次の僕..別の地 別の地へもう会うことはないじっくりと、じっくりと、今後のことを考える曖昧? 「さようなら」僕に悔いはないのかな..両の目で先を見る夜を更かして旅にでる相も変わらぬ この暮らし信号機を渡っては、いつもと同じ日々に見えてそこに君は居ない相も変わらぬ この暮らし街明かりや鉄塔と朝になりゆく 僕の日々そこに君は居ないhumanふと客観的な目で自分を見て何かと気になり過ぎてることに気付いてそして主観的な目で世界を見て前より視野が壮大になった気がした繰りかえす なにかと過剰な僕の過剰な気もち夜と朝の間にもどかしい季節を思い繰りかえす なにかと過剰な僕もやがて旅にでる確かな嘘も 言葉にしてそれも側に la la..話の表面を食むそれを伝えても曖昧で気もちの全面を知るそれでも分からなくて自分は何になるのか?どう暮らしていくのか?はてな 日々積もるばかり感情を遊覧する繰りかえす なにかと過剰な僕の過剰な気もち夜と朝の間に深くゆれる幻を見る繰りかえす なにかと過剰な僕もやがて旅にでる幻も 言葉にするよそっと側に la la..繰りかえす なにかと過剰な僕の過剰な気もち夜と朝の間に新しい季節を思う繰りかえす なにかと過剰な僕もやがて旅にでる確かな嘘も 言葉にして側に la la..夜の雨夜の雨 夜の雨 夜の雨が聞こえてくるよ夜の雨 粒になって 音になって聞こえてくるの夜の畦 行く頃よ そうすれば 夜の風夜の風 夜の雨 その露が唄うのよ言わばそれは 君の世界に写る窓の奥の雨仕方ない すこし寂しい夜の線を渡っているのよ言わばそれは君の世界に写る窓の奥の雨霧雨の次は晴れ?朝よ来て 確かめる夜の雨 夜の雨 夜の雨が聞こえてくるよ夜の雨 粒になって 音になって聞こえてくるの夜の畦 照らされて 夜の風のそのすべて夜の雨 露垂れて やがて畦 朝の晴れ言わばそれは 君の世界に写る窓の奥の雨寂しくても "曖昧"は舞い回る毎日言わばそれは君の世界に写る窓の奥の雨舞いは毎に 舞うわ曖昧言葉で遊ぶ この頃よ夜の雨 夜の雨 夜の雨が聞こえてくるよ夜の雨 夜は雨 窓に雨聞こえてくるの夜の畦 照らされて 夜の風のそのすべて夜の雨 露垂れて やがて畦 朝の晴れ霧雨の次は晴れ?やがて晴れ 光る畦霧雨の次は晴れ?やがて晴れ 光る畦夜の雨!!レイニーエモーションその無垢な笑顔が 時になにより綺麗で伝う感情の線の先 捲る季節の穴へそのはじまりの言葉が 時になにより優しく剥がれた自分の幼さは 遠い記憶の方へ行き交う人々の表面しか いつも見ていないどう話してみて 答えようひとつずつ言葉を組みたてるあなたの全面も知りたいどう話してみて 答えようひとつずつ束ねた想い夜の雨の中 試されてる結び目をまぎらわすRainy確かに触れてるようで水の様に滴っていく夜の雨の奥 透き通ったのは誰よりも澄んだあなたすり抜けていくRainy水の様に滴っていく底抜けの明るさに裏を感じてしまうひねくれてるだけかな戯けていればいいかな水彩的な雨上がりの空を仰ぐ朝叙情的な夕べのことを呟いてみた独り行き交う人々の表面しか いつも見ていないどう話してみて 答えようひとつずつ言葉を組みたてる何気なさの晴天膨らむ街とあなたを幾千の言葉で紡いだりしてもいいかな雨の奥 透き通ったのは誰よりも澄んだあなたどんな天気でも楽し気に見えるのが あなたらしくて雨の中 試されてる結び目をまぎらわすRainyその笑顔がふと自分をすり抜けてく様にまた夜の雨の中 試されてるどんな天気でも楽し気に見えるのが あなたらしくてまた夜の雨の中 試されてるその笑顔がふと自分をすり抜けてく様に結び目をまぎらわすRainyそれる / ふ"れる次の季節色付く、僕は何もかも 刹那に感じるカランと鈴 鳥はさえずるカフェが開くもう1度 葉脈の様に伸びる街の構図を塊にせずに 1つ1つもう1度 葉脈の様に伸びる街の構図を塊にせずに 1つ1つ読み出すのは螺旋なアートの側どこへも続いてない段差螺旋なアートの側どこまでも続いてくダンサー弾けた水の粒が、以前の記憶と共に遠目に行かんとしてる夜に冴える眼で、ふと戯けてみせた星座がぶれた揺れていく水辺に灯る揺れていく水辺に灯る遊んだ水の粒が、以前の言葉と共に遠目に行かんとしてる意味を手に戯けてみせる魂に自分もぶれて、青く煌めいていく様相合傘七色の あの曲線にさ貴方はどんな夢を描くの愛に近い純粋が芽を出して蔓になった今そんなふうに 重ねた言葉は永遠の様で 一瞬の様な魂みたい相合傘したよ 春を継いだ雨のなか街角の野良猫、その獣みたいな毛先を濡らし瞳の奥に 何を感じた鉄筋の森が影たち惑わす今そんなふうに 重ねた嘘は絵空の様で 現の様な存在みたい雨音のリズムで 耳飾りが揺れてる愛はまるで定義のない物と私は思った今そんなふうに 重ねた掌鮮明な様で 一瞬の様な季節みたい快、言葉は浮き沈み草に風吹く何かを知ってはまた歩き出せるから君に貰った思い出もうねったり くねったり何もかも無くしてしまっても前を向ける なんて季節は目眩く隣が欠けても石を積み重ねてわすれかけても風はまた吹いて換気していく新品みたいな姿で佇む言葉はふいに還り影でやすまる色々と分かってゆくよ流れる会話も慣れていく君に貰った思い出も揺らめく夕暮れ明かりさえも消えた世界でまた笑い合えるかな季節は目眩く隣が欠けても石を積み重ねてわすれかけても風はやがて吹いて躰を換気する新品みたいな景色を眺めてるこの世は何だろう世界は何だろう時に心配がこぼれそうになる羽を伸ばすほど遊べるほど時に心配になってくる君の世界 あの世界人それぞれ変わる世界風がまた吹いてゆけば自分の窓を開けるのです何もかも無くした後でも0th Summer 夕景、河原で石を積んでは遊んでいた記憶 遊んだ記憶その青春を 僕も見たくて古いアルバム 辿っていた鱗雲はいつの日も夏の空を泳ぐ魚の様夕景、家路に猫じゃらし振っては話していた記憶 話した記憶その想像を 僕もしたくて土手に行って 模してみたりひぐらしはいつの日も夏の終い感じる音の様100年前の夏を想ってみたの想ってみたの今、その歌が聴こえてくるから聴こえてくるよ生まれてからの齢を遡ってみたの、もっと昔に今、その歌が流れてくるから辿り着くよ空蝉、昨日の虫たちがまた入れ替わるからいつしか、この世界もさ伸びては枯れる蔓みたいにあっけなくなってしまいそうだからあっけなくなってしまいそうだからその時、聞こえる音はまるで何世紀か前の 懐かしさかな?100年前の夏を想ってみたの想ってみたの今、その歌が聴こえてくるから聴こえてくるよ生まれてからの齢を遡ってみたの、もっと昔に今、その歌が流れてくるから辿り着くよ夕景、河原で石を積んでは遊んでいた記憶 遊んだ記憶その青春を 僕も見たくて古いアルバム 辿っていた鱗雲はいつの日も夏の空を泳ぐ魚の様・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・・ ・ ・ ・空気空気に乗った あるはずのない想像が遠くに浮かぶ空気に乗ったもどかしい行動、言動 遠くに浮かぶ空気の流れ ふと彼方へ大きく伸びた背で あの頃空気のなかで 振り返ってみたちいさな歴史ゆらっゆらっゆらっ からの ふわっふわっふわっ笑ってみても 泣いていてもゆらっゆらっゆらっ からの ふわっふわっふわっ有るのよ空気の流れ ふと彼方へ大きく明けた空に あの頃空気のなかや 同じ季節でも戻ることのない かつての歴史ゆらっゆらっゆらっ からの ふわっふわっふわっ笑ってみても 泣いていても髪に触れれば 心やすまるゆらっゆらっゆらっ からの ふわっふわっふわっ生きてることを実感する巡る流れ そこに有るのよゆらっゆらっゆらっ からの ふわっふわっふわっ笑ってみても 泣いていてもゆらっゆらっゆらっ からの ふわっふわっふわっその流れは 河のようにゆらっゆらっゆらっ からの ふわっふわっふわっ笑ってみても 泣いていてもゆらっゆらっゆらっ からの ふわっふわっふわっ有るのよ閲覧ありがとうございます!前回の詩集はこちらから↓ ダウンロード copy この記事が参加している募集 #私の作品紹介 105,327件 #日記 #詩 #創作 #私の作品紹介 #現代詩 #自由詩 #クリエイターフェス #詩集 9 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? サポート