「あの年の夏は、私たちのものだった」
先日、韓国ドラマ、「二十五、二十一」を鑑賞し終えた。
ラブコメでもスポ根でもない、「人生ドラマ」に、悩みを抱えていた私は馬鹿ほど泣いた。
数々の名言に心動かされたこのドラマ。あらすじなどは割愛するが、軽く所感を綴っておきたい。
今22歳の私にとって、このドラマのテーマは「刹那の輝き」であるように見えた。
IMFや9.11。一人のしがない人間にはどうしようもない出来事たち=「時代」に、主人公の若者たちは大きく人生を動かされていく。
それは、変異を続ける未知のウイルスに翻弄さ