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2023年6月にSNS上で注目されていた企業と採用広報とは?【THINK for HR NEWS】

SNSデータ起点で企業の採用広報の戦略立案や実行などのサポートを行うNo Companyでは、「企業」や「社員」のことについて書かれた記事が、Twitter・Facebook上でどれほど共感されているかを毎月調査しています。

▼5月編の記事もぜひご覧ください!

調査概要

データ取得期間:2023年6月1日~2023年6月30日
調査ツール:「THINK for HR」
No Companyのオリジナル・ソーシャルリスニングツール(※1)
調査対象:採用・キャリア関連の発信を行っている20媒体(※2)の100エンゲージメント以上(※3)の記事
調査方法:各記事のエンゲージメント量を企業ごとに合算して発表。

(※1)デジタル・SNS上のエンゲージメント(「いいね」や「コメント」などのアクション)データを定性、定量の両面で収集、分析可能。国内のWEBメディア、採用・キャリア関連メディア、SNS(Facebook , Twitter)上の投稿データを“エンゲージメント視点” で分析するNo Company独自のソーシャルリスニングツール。

(※2)ワンキャリア、FastGrow、Wantedly、note、マイナビ、リクナビ、外資就活、エンカレッジ、就活応援ニュースゼミ、jobpicks、キャリアハック、キャリアパーク、IXキャリアコンパス、Forbes CAREER、日経ウーマンキャリア、タレントブック、ビジネスインサイダー、20’s type、Woman type、キャリタス就活

(※3)エンゲージメント量の参考値
媒体力が高いとされているYahoo!ニュースの1コンテンツあたりの平均エンゲージメント数:約200エンゲージメント
採用領域においては、100エンゲージメントを目安に特筆すべき記事・文脈として抽出。

エンゲージメント獲得数TOP20社

Twitter Japan 株式会社
株式会社Relic
株式会社リンクアンドモチベーション
株式会社SmartHR
株式会社タイミー
フェンダー・ミュージック株式会社
株式会社カメレオン
YADOKARI株式会社
株式会社N.D.Promotion
株式会社スイッチサイエンス
株式会社FUNDARD
株式会社さくら事務所
株式会社ぴんぴんころり
ウォンテッドリー株式会社
株式会社ログラス
株式会社ディー・エヌ・エー
株式会社Algomatic
株式会社プレイド
株式会社西村組
株式会社COMBO

注目の3記事と共通点

上記20社の中でも、特に気になった記事や注目してほしい記事を3つピックアップしました。

①株式会社さくら事務所(Wantedly):170ENG

さくら事務所が大切にしている考えを発信。難しい選択に迫られたとき、自分・依頼主・業界・会社・社会全体の五方すべてにプラスに働く方法が必ずあると信じ、考え抜くのがさくら事務所らしさであり、この考え方がさくら事務所の目指す「五方良し」だと紹介されています。記事を通して、さくら事務所が、「会社」としての業務だけではなく、働く社員さんとその家族、お客様、社会、そしてこれらの未来にまで視野を広げて向き合っていることが伝わってきます。

②株式会社Algomatic(note):131ENG

2023年5月にAlgomaticに入社した社員さんによる記事。生成AIスタートアップAlgomaticに1人目の社員としてジョインした方が登場し、転職した経緯を、今までのキャリアや悩みなどと交えて紹介しています。記事の最後には、広大な生成AIという市場に、最高のメンバーで一直線に進むことができ、とても仕事が楽しいと述べています。記事全体を通して、当時の思いと最終的な意思決定、転職してよかったという想いが記載されている点が印象的でした。

③株式会社西村組(note):127ENG

北海道の建設会社西村組が開催するキャンプインターンを採用責任者の社員さんが解説。「ここで頑張ろう」と思える会社に出会ってほしいという思いから就業体験と言われるインターンをもっと広くとらえた「生きるを考えるインターン」を開催していると紹介されています。インターン参加のおすすめポイントやプログラム、参加してほしい学生の特徴などをオープンに紹介している印象を持ちました。記事全体を通して、西村組が仕事に対しても、採用に対しても、そして候補者(学生)の人生に対しても熱い想いを持って真剣に向き合っていることが伝わります。

考察

6月のTHINK for HR NEWSでは、会社や個人の想いを紹介している記事をピックアップしました。
ピックアップ記事の共通点は、「それぞれが熱い想いを持って真剣に向き合っている」ことが伝わってくることではないでしょうか。

その背景には、悩みや失敗、うまくいかなかったことなども赤裸々に紹介している点が挙げられると思います。

おもてなしHR(※4)によると、入社後ギャップを感じる方は半数以上にのぼる。特に、仕事内容や社風の面でネガティブなギャップが発生しているそう。

オンラインでの説明会や選考が増えると、候補者と企業の双方向のコミュニケーションが難しい部分もあるのではないでしょうか。
今月のピックアップ記事では、その会社の一員として働くイメージが醸成されるような「組織のリアル」が多く含まれていました。候補者にただ良い印象を抱かせるだけではなく、想いや失敗も織り交ぜ伝えることによって共感を得たのだと思います。

本記事で紹介している企業の採用広報を参考にしていただきつつ、このnote記事が皆様のこれからの採用活動の一助となれば幸いです。

(※4)入社後、どこにギャップを感じる?原因やリスクを減らす方法、早期退職の判断基準を紹介!

おもてなしHR

【参考】今月のメディア傾向
Wantedly:会社のカルチャーや理念を会社視点で発信している記事が多くエンゲージメント
note
:個人の視点で「自分のやりたいこと(仕事/転職/目標/夢など)」に全力で向き合った結果について詳細に紹介されている記事がエンゲージメント

【参考】多くの「共感」を得ていた他の記事

▼Twitter Japan 株式会社(就活応援ニュースゼミ):764ENG

▼株式会社Relic(Wantedly):672ENG

▼株式会社リンクアンドモチベーション(ワンキャリア):652ENG

▼株式会社SmartHR(note):458ENG

▼株式会社タイミー(Wantedly):402ENG

▼フェンダー・ミュージック株式会社(Wantedly):330ENG

▼株式会社カメレオン(Wantedly):281ENG


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No Companyは「THINK for HR」によるデジタル・SNSデータ分析と、顧客の採用課題や目的、施策状況等のヒアリングをもとに、独自の採用マーケティング戦略を立て、ターゲット人材に選ばれるためのコミュニケーション施策を実行します。戦略策定~施策実行・PDCAまで一気通貫で全体を俯瞰した視点を持ったパートナーとなり、採用プロジェクトに長く並走できることが特徴です。

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https://to.no-company.co.jp/l/1017452/2023-02-28/fvy




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