さっかまる

小説、作曲などもろもろで活動しています。 自由気ままに投稿していきます。

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マガジン

  • WEBマガジン ハイス ーHAISUー

    筆者が作成しているWEBマガジンです。 週間でハイセンスな情報をお届けできるように頑張っております!

  • 珍妙動植物奇譚

    <あらすじ>この世には何とも説明し難い生命体が無数に存在している。そんな彼らの存在について語った短編小説集。

  • コスモナウト

    <あらすじ>宇宙に人類が進出し、膨大な時が流れた。星をめぐる旅人、宇宙人と揶揄されがちの「コスモナウト」であるアポロンは様々な星を訪れ人々と触れ合う。彼は一体何のために旅を続けるのか。なぜ宇宙を行くのか。オムニバス形式SF紀行小説。

最近の記事

ほっけ

ホッケ 「俺それはいらないわ」 二件目に立ち寄ったのは、キャッチのお兄さん曰くタバコが吸えるからと言う触れ込みのチェーン店だった。 「え。まだ食べるって言ってたから適当に注文しちゃったけど嫌いだった?」 トイレから戻ってきた彼はタッチパネルの注文履歴を見ながら呟く。 「いや。なんかさ。魚食べるの面倒くさくない?ほら、骨とかあるしさ。俺あれ苦手なんだよね」 「あ。そうなんだ」 税込880円。それなりの値段が張る縞ホッケ焼き。スーパーではもっと安いのに、居酒屋で食べるホッケは私

    • NBAを見る理由

      どうもみなさんこんにちは。 今回、僕が愛しているNBA、すなわちアメリカ(カナダ)にあるバスケットボールのプロリーグについて語りたいと思います。 はじめにー22-23シーズン 22-23シーズンはデンバーナゲッツの初優勝という形で幕を下ろしました。 一番強いチームを決定するNBAファイナル、すなわち決勝戦でMVPとなったニコラヨキッチ選手。本当におめでとう! そんなニコラヨキッチ選手はアメリカ出身ではなく、当時紛争状態にもあったセルビア出身です。 バスケットボールにお

      • ゼルダの伝説で一番面白いもの

        こんにちはエザキヤマエザキと申します! 今回もラジオ録りました! 僕たちの世代で一番有名なのは「ゼルダの伝説時のオカリナ」、「ムジュラの仮面」だと思います。 ですが、私のfavoriteは違います!! GBで発売されたあのソフトです……!

        • あの時はやった髪型って…

          こんにちは!エザキヤマエザキです。 ラジオ投稿しました! あの時にはやった髪型について、語ってみました。 縮毛矯正してた人いますよね笑 また、少し教えて欲しいのですがMac環境でリモートの人と通話をして、それを録音するやり方わかる方いらっしゃいますか?? 一応下のように友人とふざけながら収録したのですが、途中でおそらく外部の出力の音をマイクが拾い二重取りになってしまってるようなんですよね……。 Mac環境で収録をリモートで誰かとされている有識者の方いらっしゃれば何か教

        マガジン

        • WEBマガジン ハイス ーHAISUー
          6本
        • 珍妙動植物奇譚
          2本
        • コスモナウト
          13本

        記事

          本読むキャラになりたかった話

          こんにちは!エザキヤマエザキです。 高校時代の時に読書するキャラになってしまったお話になります笑 なぜか夏目の草枕のことボコボコに言ってますけど、本当は大好きな本です……。

          本読むキャラになりたかった話

          ガラケーについて語るぅ!

          第三回のラジオ取りました!! なつかしのガラケーで皆んなが苦しんだことについて語ります!!

          ガラケーについて語るぅ!

          ガンダムSEEDのオープニングの件でラジオ録りました

          こんにちは!エザキヤマエザキと申します! 2回目のラジオ取りました!!! ガンダムSEEDの例の件について語ってみました笑 OPの件、間違ってる気もしてるんですが、記憶残ってる人います笑? ⚠️大変申し訳ないのですが、下ネタが多いです!苦手な方はご遠慮お願いします⚠️

          ガンダムSEEDのオープニングの件でラジオ録りました

          AM平成5年というラジオ始めました。

          皆様こんにちは。 さっかまるもとい、エザキヤマエザキと申します。 今回は、ラジオを始めました!という記事になります。 私は平成5年生まれのアラサーになるのですが,最近同世代と話す機会も滅法減ってしまって悲しんでおります。 さらには仕事も忙しくて、小説書く時間もなければ、ゲームを作成するという大きなプロジェクト?も空中分解してしまい、意気消沈アンコウになっておりました。 そこで、一つ何か手軽にアウトプットできる趣味って何かないかなぁと考えていた時に、ラジオにたどり着きま

          AM平成5年というラジオ始めました。

          バトミュラー(あらすじ)

          音楽。それは目には見えず、形がない。 ただステージと呼ばれるこの世界においては別だ。 音楽そのものが目に見え、感じることができる。 そして、今や音楽は「武器」としても扱われるようになった。戦闘用に楽器を改造し、操る演奏家を人は『バトミュラー』と呼んだ。 最強の「バトミュラー」を決める戦いである「バトルオーケストラ」に憧れを抱く主人公である少年タブは、貧しい生活をしていた。 そんなタブは偶然ガラクタ置き場に捨て置かれたある一本のギターと出会う。 そのギターは存在し得ない魔

          バトミュラー(あらすじ)

          ガリガリのアラサーが1年間で+15キロ達成し筋肉をつけた方法

          どうもこんにちは。さっかまると申します。 今回の記事はタイトル通り、173センチ、体重53キロの男である自分が、1年間で70キロ(筋肉多め)を達成した「体重増加」と「見た目の改善」方法について共有したいと思います。 僕も色々と研究していますが、この方法が一番だとは思っていませんし、適切であるかも確証はありません。なので、お試しされる方がもしいらっしゃれば、自分自身の体と会話していただき、かつ勉強しながら実践してもらえればと思います。 その1 食べる量を増やし、プロテイン

          ガリガリのアラサーが1年間で+15キロ達成し筋肉をつけた方法

          珍妙動植物奇譚 ストイックマーマン

          太平洋を漂う小さな微生物を集め、それを解析するのが簡単に言うと海洋学准教授である自分の仕事であった。 だからこそ、月に二、三回は海に出る。 基本的にはある程度の期間ブイを外洋に漂わせる。ブイの底部にはきめ細やかな網がついており、漂う砂やらを絡め取る構造になっている。 ある日海に出た時、奇妙な存在と出会った。 「准教授、あれなんですかね?」 連れてきた学生の一人が声かけた。彼女の指さした方向を窺う。 夏の陽気な海模様。昼下がりの穏やかな波しか見えない。 「特に何も見てないよ」

          珍妙動植物奇譚 ストイックマーマン

          珍妙動植物奇譚 動く大きなサボテン

          「しかし熱いですね」 商売道具であるニコンのカメラは砂漠の熱に壊れてしまうのでは、と思うほどだ。 「今日はむしろ涼しいほうだ」 現地のナビゲーターとして同行してくれたドゥンパは、流暢な英語で返事をする。 「サハラは今日も静かなもんだ」 彼はゆっくりとまた一歩と砂を掻き分ける。 「あ、あの。ドゥンパさん。ホントにあるんですよねえ。その、動く大きなサボテンっていうのは」 「ンゲーニ・ウタペーリ」 「はい?」 「ユージ、あんたが探しているその植物の名前のことだ」 「はあ」 彼はこの

          珍妙動植物奇譚 動く大きなサボテン

          コスモナウト 終章 流れ星

          何個の星を周ったか分からない。ロボットであるということ、最早その存在を知るものは少なく、文明のない星では、魔物と恐れられ、文明のある星では稀有の存在として気味悪がられた。しかし、その星々には必ず理解者がいた。 「きみは誰だい」 その質問を誰かが訪ねてくれるのだ。そして答える。 ――アポロンです。コスモナウトです。 そう地面や紙、時には石に書くと、皆は興味をみせはじめ、近寄るのだった。そして皆、宇宙の話を求める。そして笑い、時には驚く。そして別れ際には皆手を振り、送り出してく

          コスモナウト 終章 流れ星

          コスモナウト 第十二章 未来の星

          薬は尽きた。それに伴い、痛みが増す。自分の体が毒に侵されてから半年の時間が経った。 4つの星を回ることができた。宇宙船は無事であったのが幸いだった。 そして、今までの中で最大の工業都市、最上位文明を持つこのベテルギウスに到着した。ベテルギウスは恒星である。その熱を防ぐための防護壁がこの星の大地だ。大気はないため、上空にはガラスのような透明の物質で壁を作り出し、そこで気圧をつくりだしているのだった。そのためベテルギウスは巨大な円を三つ描く、そんな星だった。 では、なぜこの星を訪

          コスモナウト 第十二章 未来の星

          コスモナウト 第十一章 新たな星

          ゴホン、と再び咳をした。長期間の航行が続いたためか、体の節々も痛む。義手の付け根も最近は傷むことはなかったが、今は、時折鈍い刺激が脳を駆け巡るのだった。自然と額にも汗がにじむ。今までの旅は病気とは無縁であった。だからこそ、初めてのこの現状に戸惑い、恐怖した。 もしこのまま続いていくとするならば、と。 そのため、この星に不時着する時も危険が伴っていた。ある程度のガイドはされていたにもかかわらず、その着地まで時には船が傾くこともあった。 満身創意の状態で船から降りる。足取りは重い

          コスモナウト 第十一章 新たな星

          コスモナウト 第十章 雨の星

          宇宙船のエンジンが再び嫌な音を立て始めた。ジュピタで仕入れた工具を使い、航行中にある程度処置することはできたのだが、このまま旅を続けるのは少々危険だと判断し修理に出すことを決めた。 近くにあるステーションで1日ビバークし、映像器から情報を仕入れたところ偶然近くに雨が永遠とふりつづける、文明が発達した惑星があるようなのでそこを訪れることにした。 惑星に近づくにつれ分かった。それはこの星が灰色の星であることだった。雲が上空を支配しており、その地上を見ることはできないのだ。当然、暴

          コスモナウト 第十章 雨の星