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NBAを見る理由

どうもみなさんこんにちは。

今回、僕が愛しているNBA、すなわちアメリカ(カナダ)にあるバスケットボールのプロリーグについて語りたいと思います。

はじめにー22-23シーズン

22-23シーズンはデンバーナゲッツの初優勝という形で幕を下ろしました。
一番強いチームを決定するNBAファイナル、すなわち決勝戦でMVPとなったニコラヨキッチ選手。本当におめでとう!

そんなニコラヨキッチ選手はアメリカ出身ではなく、当時紛争状態にもあったセルビア出身です。
バスケットボールにおいて、ポジションの概念を超越したプレーを行いながらも、利他的な人物で、優勝写真も後列に佇むなどプレイヤーとしても、人格者としても尊敬できる人物です。

デンバーナゲッツ
ニコラ・ヨキッチ選手


NBAとプレイヤーの本質

そもそもバスケットボールはハビットスポーツと呼ばれるように、習慣が大切なスポーツです。

というのも普通の人、つまり未経験の人に対して「シュート打ってごらん」と言い、何本も連続で決めることはほぼ不可能だと思っています。
つまり、毎日毎日何度も何度もハードな練習をし続けなければ、試合の真っ最中、さらには強大なディフェンスがいる中で、得点することはできないのです。

何度も優勝した、現在において歴代3ポイントシュートの成功記録を保持しているゴールデンステート・ウォリアーズのステフィンカリー選手もこう語ります。

(シュートが)入らないのは全然問題じゃない。大事なのは入るまで打ち続けること

一度彼の名前をYouTubeなどで検索して動画を見てもらえれば分かるのですが、漫画よりも「漫画」しています。笑

ゴールデンステート・ウォリアーズ
ステフィンカリー選手


また、ロサンゼルス・レイカーズのレジェンドである故コービー・ブライアント選手は何度も優勝した最高峰の選手でした。有名な逸話として、彼は誰よりも早く練習にきて、誰よりも遅く体育館を後にした話もあります。

ロサンゼルス・レイカーズ
コービー・ブライアント


彼らは確かに天才です。世界にいる数多のバスケットボールプレイヤーの中で、最高峰のトップリーグであるNBAに入ることができた類い稀ない才能の持ち主です。
ですが、彼らのことをよく知れば知るほど分かるのはハードコアのトレーニングをし続けているということです。

天性の才能。すなわち身長であったり、足の速さであったり、そういったものを持ち合わせている彼らが、なおトレーニングして、何万本といったシュート練習を行う。その結果を一つのプロスポーツのエンターテイメントとして楽しむことができるNBAって最高じゃないですか?

NBAプレイヤーと自分を比較する

そんな彼らと自分を比較したときに(そもそも比較対象にすらならないんですが……)決定的にマインドが足りていないなと感じるわけです。

僕は、何かの偶然で仕事がうまくいったり、それこそ製作活動が誰かの目に留まり有名になれればなと思ってしまうタイプです。
これはつまり、「そんなに努力しないで成し遂げたい」という安易な考えに他ならないです。

ある程度の年齢重ねていくと、自分の非力さ、才能の無さというのが分かってくるものです。
そしてわかった上で、特段の猛烈な努力をせずに偶然の成功を望んでしまっているのだと思います。

そう言った意味で、NBAを見ていると、誰に見られることなく努力することの大切さと、それをどうにか自分の中でも頑張ろうと気付かされます。

最後に

随筆のような投稿になってしまいましたが、NBAは本当に面白いです。
血と汗の結晶。エンターテイメントとしても飽きることのない魅力がたっぷりと詰まっています。
そしてなによりも、選手達が素晴らしい

一度は大怪我した選手が返り咲くこともあれば、スター選手が事件により転落してしまうこともあり実に波瀾万丈。スリルと興奮に満ちた世界にあなたも入ってみませんか?

そして末筆に今回、冒頭紹介したニコラヨキッチ選手の言葉を残します。

成功するには、悪くならなければいけない。それから良くなる必要がある。その後、良くなったら、失敗する必要がある。そして、失敗した時に、それを解決する…近道はない。それは旅なのです



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