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安くて質がいい日本ー永遠に上がらない賃金、労働者にシビアな国ー

値下げオンリー、価値迷子な日本

日本は、飲食店もホテルもサービスと質のよさに反して安売りしすぎな気がする。

それ故に
労働者にとってシビアな国。しんどい国だと思う。

人を安く使いすぎ。レベルの高さに反して。

日本の接客は唯一無二。
だから、値上げしたって海外からお客は必ず来る。

唯一無二のサービスをもっと誇って、むしろチップもらうくらいして、物価にあわせて賃金のほうも上がるようにしていかないと、労働者ばかりがきつい思いしてどんどん貧乏国になっていく一方。

値下げに注力しすぎて、敏感になりすぎて、自分たちの価値を見失ってしまっているように感じる。
自分の魅力がわからないから安売りし、自らステイタスを落としてしまっているような。

美味しくて安い。丁寧で質がよくて安い。

労働者ばかり負担して、労働者ばかりきつい国。

それでいいのだろうか?

むしろ値上げして、入ってくるお金を増やすことで賃金もあげていく。賃金が上がることで、値下げの需要も必要性もそこまでなくなる。

労働者にお金をいれることで=人に投資することで、モチベーション、ポテンシャルをあげていく。伸ばしていく。育てていく。人件費への投資が結果的に企業の成長や安定につながると個人的に思う。

値下げはいいから、賃金をあげろ。そう思う。

永遠に上がらない?日本の初任給

アメリカの初任給は45万、日本の倍以上。スイスは70万超え?びっくりするくらいもらってる。ちゃんと経済成長しているから、物価も高いけどそれ相応の賃金が出ている。


こうして他国の初任給は物価に見合った数字になっているのに、日本は物価しか上がっていない。どういうことよ。

給料さえあがれば、値上げしたって文句は出ないはず。

飲食店、もっと値上げしていいから全然払うから、いいものを美味しいものを堂々と出して欲しいし、そういうものを食べたいって思う。

ホテルだって、日本しかできないサービスに自信をもって強気で価値設定してほしい。

値上げしたってそのサービスと質のよさを求めて高いお金を払ってでも来る人は絶対いるから。
むしろ、見合った価格に調整していく気持ちで。

取るお金を上げることで、労働者の賃金も上げていく。
賃金を上げることで、日本全体を潤わせていく。

経済の知識もないやつが考えたことでそんな簡単に変化するもんじゃないとは思うけれども。

親切すぎるがゆえの残念さ?


観光地には必ず英語表記がある。お土産のパッケージとかもそう。どこもかしこも親切丁寧にEnglishが入ってて、言ったらつまらない。ヨーロッパみたいに、現地語話さないやつには多少冷たいですよってくらいの強気な姿勢が日本はもう少しあってもいいと思う。

親切すぎる。あわせすぎる。丁寧すぎる。そこが日本のすごさでもあり、一方で、日本の魅力やらしさを低減させる弱みにもなってしまっているように思う。

日本語を誇って、全面に押し出して、価格同様、強気な態度で挑んでいってほしい。

自国を客観的に見ること

これはアメリカに30年住む日本人のMちゃんと話していて盛り上がったテーマでもあり、その人が話していたことを大いに盛り込んだ内容でもある。

日本にいると見えないことが、外にいるからこそ、その魅力やよさやすごさをめちゃめちゃわかっている、感じている人で、ぜひ日本政府にアドバイスしてほしいって思うくらい、聞いていて熱くさせられた。

日本をある程度知った上で日本から離れた場所に長く暮らしている人に、日本を客観的に見た意見を聞けるっていうのはとても刺激になったし、面白く、これは書いておきたいかもと思って短いし軽薄かもしれないけれど書いてみた。

労働者の幸せとともに、日本が自分の価値を自覚し認め、値下げに盲目的に力を入れるのはやめて、見合った売り出し方をする、むしろステイタスを上げていくような方向に動いていくことを願いたい。









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