【詩】態々

わざわざ日付と場所を調べるんじゃなくて
たまたま見た流れ星じゃないと願いは叶わないと思う
お金で買える四つ葉のクローバーで満足ならそれもいいけど
あのとき思ってもいないことを言ったのは
君の前ではそういう人間でいたかったから
オレンジの灯りが反射して夕焼けみたいになった
書きかけの返事をずっと送らずにいれば
いつまでも繋がっていられる気がした





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