学習成果を測定するための指標
神屋は現在、兵庫県加古川市加古川町粟津710-3で活動している加古川優考塾にて主に中学生の国語、社会、理科を担当しています。
このnoteではランニングや様々な活動と同様、神屋の講師としての学びやレポート、考えたことなどを記していきます。読み物として楽しんだり、加古川優考塾に入塾するきっかけになれば嬉しいです。
学習成果を測定するための指標には、直接評価と間接評価の両方が含まれます。これらの指標は、学習者の知識、スキル、態度、行動の変化を評価するために使用されます。
以下は大学における「学習成果を測定するための指標」を示しています。加古川優考塾では小学生、中学生の生徒さんたちが通う塾なので直接そのまま活かせませんが、神屋も教室長の西山も大学などの経験を活かしつつ、社会人としてもこうした指標を組み合わせ、応用、活用することで、学習者の多面的な学習成果を総合的に評価することが可能です。
直接評価の指標
直接評価は、学習者のパフォーマンスや成果物を通じて学習成果を測定する方法です。
・試験・テスト: 学習者の知識や理解度を測定するための筆記試験や実技試験。
・パフォーマンス評価: 実際のタスクやプロジェクトを通じて学習者のスキルを評価する方法。
・ポートフォリオ: 学習者が作成した作品やプロジェクトを集めたもので、学習の進捗や成果を示す。
・卒業論文・研究プロジェクト: 学習者が特定のテーマについて深く研究し、その成果を論文として提出する。
間接評価の指標
間接評価は、学習環境や学習者の自己報告を通じて学習成果を測定する方法です。
・アンケート・質問紙: 学習者の満足度や自己評価を測定するための調査。
・学習時間の記録: 学習者がどれだけの時間を学習に費やしたかを記録する。
・学生モニター会議: 学習者が集まり、学習内容や進捗についてディスカッションする場。
・DP達成度調査: 学習者がディプロマ・ポリシー(学位授与方針)にどれだけ達成しているかを評価する。
量的評価と質的評価
学習成果の評価には、量的評価と質的評価の両方が含まれます。
・量的評価: 数値データを用いて学習成果を測定する方法。例として、テストの点数や学習時間の記録が挙げられます。
・質的評価: 言語データや観察データを用いて学習成果を測定する方法。例として、インタビューや観察記録が挙げられます。
機関レベル、プログラムレベル、科目レベルの評価
学習成果の評価は、異なるレベルで行われます。
・機関レベル: 全体の学習成果を評価する方法。例として、卒業率や就職率が挙げられます。
・プログラムレベル: 特定の学位プログラムの学習成果を評価する方法。例として、プログラム修了後の専門知識やスキルの習得度が挙げられます。
・科目レベル: 個々の科目の学習成果を評価する方法。例として、科目ごとの試験結果や課題の評価が挙げられます。