マガジンのカバー画像

面白い/興味深い/共感するnoteたち

1,487
タイトル通りの基準で素晴らしいnoteたち、何度も見直したくなる、お勧めしたいものを集めました!どうぞフォローして自分にあったnoteと出逢って頂ければ☆
運営しているクリエイター

#スポーツビジネス

企業が「スポンサー」をやる意味を、そろそろアップデートしてみないか?

ぼくは「スポンサー」ってものの定義を変えたい。再定義したいと思っている。 ぼくはスポーツビジネスの会社をやっている経営者だ。だからこれから話すのは、「スポーツスポンサー」の話が主なものになる。 ただ内容としては、テレビや映画などすべての「スポンサー枠」に活かせるものだと思う。なのでスポーツ業界以外の人も、もし興味があれば読んでみてくれるとうれしい!! 時代は変わった。スポンサーも変わらなきゃいけないあなたは「スポンサー」と聞いて何をイメージするだろうか? テレビのCM

スポーツ業界に絶対欲しい人脈おばけ

スポーツ業界にいて「こうゆう人欲しいな」と思うことが毎日あります。 これはプロチームでもスポーツジムでも大会やイベントでも企業の採用でも何でもそうです。全国各地にその声があります。 人がいない→候補者がいない→求めてる能力がある人がいない→条件に合う人がいない→人がいない というサイクルを30年くらい続けています。人が足りてない(選択肢が少ない)という話は冗談抜きでこの5年くらいで200回はありました。 「こうゆう人いませんか?」「いい◯◯(職種)いませんか?」という

開幕します。Jリーグの新SNSガイドラインの活用がいま有効な理由。

今週末から、いよいよ2022年のJリーグが開幕します。 開幕前は、新体制発表、トレーニングキャンプに始まり制作物の締切に追われたり、新しいオペレーションを策定したりと、とにかく忙しい時期。 ただ個人的には、開幕前は遠足の前のワクワク感というか、ソワソワする感じというか、とても楽しみな気持ちでいます。忙しく余裕が無くて怖い顔をしがちだけど、多くの人が待ち望んでいるこのやりがいのある仕事をさせてもらってる以上、クラブの仲間にも同じようなワクワクする感覚で、一緒に開幕を迎えたい

ぼくはスポーツが好きだから、スポーツでちゃんと儲けたい

儲ける発想がなかった日本のクラブ 「スポーツでは食えない」とよく言われてきた。 日本でスポーツに関わる人の収入は、海外に比べても低い。スポーツの仕事が「ドリームジョブ」と呼ばれることはない。野球選手の年俸はたしかに高いけれど、そのほとんども、引退後の再就職にはかなり苦労する。 「スポーツにまつわる仕事」で食べていけるほど、業界自体が儲かっていないからだ。コーチやクラブ運営なんかは、とくに厳しい。 その原因は、クラブの成り立ちにある。 日本のスポーツクラブの多くは「企業

【後編】なぜスポーツに金融が必要なのか?

前編では主に「お金を集める」ための金融知識について触れた。 後編では、「お金を支払う」「新しいお金の流れ」という2つのテーマでスポーツと金融の関係をまとめていきたい。 お金を支払う流れは4つ まずは、「お金を支払う」について。 大きくは下記の4つがある。 (※スタッフ人件費・販管費も固定費として大きいが、金融との関係を記述する本記事では一旦除いている) ①選手の給与・移籍金 ②自治体への納税 ③インフラへの賃料・出資 ④周辺事業への投資 上記の①~④について、どんな

【前編】なぜスポーツに金融が必要なのか?

僕自身は、証券会社に13年勤務する中で、ずっとスポーツと金融の関わりについて考えてきた。 結論として、「金融」に関する知識は、スポーツチームを発展させるために相当程度に必要なスキルではないかと感じている。 しかし、「金融」と聞くだけでアレルギーがある人も多いのではないだろうか。危ない、複雑、とかそんなイメージもあるだろう。また、金融機関出身者がチームに転職した場合を想像しても、頭固そう、お金の亡者っぽい、とかネガティブなイメージを持たれる気もする。(ここは、あながち当たっ

先生が経営するスポーツ組織が立ち行かなくなるのはなぜか

スポーツの協会の多くは歴史的に教育の一環として発展してきたので、教育関係者、具体的には学校の先生によって運営されているところが少なくありません。ほぼ無償で土日にも活動するという先生たちの大変な労力に支えられてスポーツは成り立ってきました。 しかし時代の変化により教員の労働環境の改善が求められている中、協会運営またそのサポート業務はかなり教員の負担になっています。また一方で、スポーツの協会自体も変化を迫られています。スポーツの組織運営をより良くし、一部の人への負担を軽減するた

【スポーツツーリズム事業会社とは、具体的にどんな仕事をしているのか?(ルーツ・スポーツ・ジャパン会社紹介①事業編)】

ルーツ・スポーツ・ジャパン代表の中島祥元(なかしまよしもと)と申します。主に自転車(サイクリング)やランニングなどの「公道スポーツ」を活用して、全国にDOスポーツの機会を創り、そして各地の地域活性化にも貢献するということを事業として展開しています。スポーツと観光を掛け合わせた「スポーツツーリズム」という領域です。 さて今回のnoteのタイトルは「スポーツツーリズム事業会社とは、具体的にどんな仕事をしているのか?」。最近、採用活動などもしており新しくうちの会社に興味を持ってく

東京ヴェルディ ファンデベロップメント部が目指す姿

ヴェルディカレッジ第8講が6月30日(火)に行われました。今回は、東京ヴェルディ株式会社ファンデべロップメント部より鈴木雄大氏、菊地優斗氏が登壇。鈴木氏から『FD部・ホームタウンについて』、菊地氏から『2019シーズンの施策と2020シーズンの目標について』 語っていただきました。 執筆:メディアプロモーショングループ 梅原崇(2期生) 講師紹介 鈴木 雄大(すずき ゆうだい) 2015年 東京ヴェルディ株式会社 パートナー営業部入社 2020年 ファンデべロップメント

僕は自分が創った価値で社会を良くしたい。

昨年の11月に広告会社から奈良のサッカーチームに転職してきて、丸一年と少しが経った。パナソニックさんが「#はたらくってなんだろう」をテーマにした投稿を募集されていたので、ちょうど良いので考えてみる。

有料
500

スポーツビジネスに「スクール」は必要か?

スポーツビジネスのスクールは本当に必要かどうかについて私なりの経験則での意見をまとめたいと思います。私自身は学生起業で、他の他業界の企業に勤めたことはなく、スポーツビジネススクールに通ったこともなく、大学も社会科学部でセミナーとかにも参加したことはありません。 スポーツビジネスで言うと、1万人規模のイベントの主催、スポンサーする側(アクティベーション)、スポンサー獲得側(数十万〜数千万規模)、チームの株式取得の仲介、選手のマネジメント、スポーツトレーナースクール、スポーツジ

デジタルだから価値あるスポーツコンテンツ

世界中の全てのスポーツクラブが、コロナ禍のスポーツ体験づくりに必死で取り組んでいる。 だからその現場にいない自分が偉そうに語れることは少ないことは認識している。 しかし、この混乱期が落ち着いたときに、ビジネスとして差が出てくるだろうと感じるポイントがある。 それは「デジタルだから価値があるスポーツ体験」を提供しているかどうかだ。 もちろん、平常時にオフラインでしかできなかったことをデジタルを通じて提供することもサービスになる。 ・スタジアムを再現した360度映像をV

僕がいま「スポーツテック」に注目するワケ

僕が「スポーツテック」という言葉を初めて聞いたのは、2018年頃だっただろうか。 「スポーツ」と「テクノロジー」を掛け合わせたこの造語を初めて聞いたときは「やっぱり出てきたな」と“やや斜め”からその言葉を聞いていたことを覚えている。 そう聞こえた原因は、スポーツ界では以前からテクノロジーの導入が進んでいたことを知っていたからだと思う。例えば、2008年の北京五輪で、フェンシングの太田雄貴さんが銀メダルを獲得した時に、その快進撃を支えたのがテクノロジーだったというのは有名な

スポーツビジネスの第○線

スポーツビジネスにおいてターゲットは誰かという目線でスポーツビジネスへの関わり方をまとめてみました。誰をターゲットにしてビジネス(課題解決の仕組み)をするのか、そしてマネタイズはどうするのかについて書いてます。 まずスポーツビジネスはプロスポーツに限定するものではなく、業界がどうこう偉そうにマウントとったり、スポーツビジネスはこうゆもんだ的なポジショントークもしません。スポーツに関わる何かしらのものを売って、収益を上げているならば、それはすべてスポーツビジネスと定義していま