衝動という名の副作用。

もう下げてしまったが、1週間前に衝動的な行動をした。いや、実際には7月の頭らへんからおかしくなっていたような気がする。たまに記述していると思うが、自分自身現在闘病中の身でいくつかお薬を処方されている。お薬の名前は伏せるがその中の一つに衝動制御障害を引き起こすものがあった。

振り返れば7月上旬。服用してからちょうど、4週間目という時期であった。そう、抗うつ薬が効き始めてくる頃である。

主にピアスに関する衝動買いが止まらなくなり、数日の間にとんでもない数のピアスが家に届いていた。たまっていく領収書に目をそむけ、欲しいと思ったらカゴに入れ購入している。そんな生活が服用してから現れるようになっていった。

そして極めつけは初めに書いた一つともう一つ。両方ともピアスを開けるという行為だった。もはや強迫に近かった。

「ピアスを購入したい。ピアスを購入した。…じゃあ、開けなきゃ。」

日付はそれぞれ異なるが2回セルフピアッシングをした。振り返ると恐怖もあったがそれよりも衝動と強迫が強かったような気がする。

2つ目の位置が口の中と言うこともあり勝手に断薬した結果冷静さを取り戻し、口内のピアスは閉じた。かわいいピアスも衝動で購入していたがそれよりも今後の事や本当に自分の意志なのかという疑問を抱き閉じた。

閉じるときは悲しかった。衝動的とはいえ、鈍痛を感じながら得たもの。

だからこそこうやって記入することで供養しているかもしれない。

ちなみに薬はまたきちんと飲み始めている。でもまた、衝動制御障害が出るのではないかと思うと怖い。最初はＡＤＨＤ的衝動性かなとも疑ったが（以前から欲しいと思ったら止まらない衝動性はあったため）尋常じゃないレベルだったので衝動制御障害を検索をして安心をした。こういった症状が出るのだと。でも閉じたくなかった自分もいる。しかし、周りの目を考えるといいものではないし、短い経験ではあったけれど楽しかった。

ああ、また、抑うつの気分が始まった。そして鏡を見る。穴はふさがった。

この症状を抑えるために服薬をしてこれから先、繰り返し衝動を起こすのだろうか。