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大学生の会話に参加したい


昨日は1日休み。

何か久しぶりな気がする。

いつの間にかバイトが週6になっている。

ワシは一体何をしとるんや。

昨日は休みといってもネタの準備と用事が色々あったので、それらを片付けていると時刻はもう夕方前。

19時に約束があるので渋谷に向かう。

渋谷に行くのはまあまあ久しぶりである。

ちなみに約束とは、高校の同級生が4月から東京に転勤で来ており、飲みに行こうというものだ。

4月にも一回行っており、今回で二回目になる。

そいつとは正確には中学2年生からの仲なので中々の長さである。

縁が未だに続いてるのは嬉しいものである。


待ち合わせはハチ公前なのだが、ネタで使うフリップ関連の用事があったので、先に渋谷の別の場所に向かう。

時刻は18時半。

渋谷スクランブルスクエア付近にある、ちょっと長めのエスカレーターに乗る。

僕の後ろには大学生の男子二人がいて、会話が聞こえてくる。


大学生A「飲み会何時からだっけ?」

大学生B「19時からだね」

大学生A「楽しみだね」

大学生B「そうだね」

大学生A「蒸しパンいる?」

大学生B「え?」

大学生A「蒸しパンいる?」

大学生B「え、蒸しパン?」

大学生A「俺昼メシに蒸しパン買ったんだけど、2つ余っちゃてんだよね」

大学生B「そうなんだ。蒸しパンは、、、いらないかな」

大学生A「バナナ味だよ?」

大学生B「え、バナナ味?」

大学生A「そう。めっちゃ美味しい」

大学生B「じゃあもらおっかな!」

大学生A「はい、どうぞ」

大学生B「モグモグ、、、美味しい!!」


僕は二人の会話を聞いて思った。

こんなに他人の会話に参加したいのは初めてだと。


二人の短い会話だが、言いたい事が凄くある。

完全に赤の他人だが会話に参加したい。

現実ではもちろん無理だったが、今この場を借りて参加してみようと思う。


〜大学生の会話 にっしゃん参加ver〜

大学生A「飲み会何時からだっけ?」

大学生B「19時からだね」

にっしゃん「俺も19時」

大学生A「楽しみだね」

大学生B「そうだね」

にっしゃん「そうだね」

大学生A「蒸しパンいる?」

大学生B「え?」

にっしゃん「蒸しパンいるって何やねん!いるわけないやろ!飲み会の前に蒸しパン食うやつどこにおんねん!」

大学生A「蒸しパンいる?」

大学生B「え、蒸しパン?」

にっしゃん「だからいらんて!蒸しパンを飲み会前のウコンの力みたいなタイミングで勧めてくなよ!飲み会前の蒸しパン、一番いらんねん!てか、そもそも"蒸しパンいる?"ていう提案の魅力の無さ凄いねん!"〜いる?"史上一番魅力ないんちゃうか!いや、蒸しパン自体は結構好きやで!でも、蒸しパンは人からもらう物ちゃうねん、蒸しパンは自らの意志で掴み取る物やねん!」

大学生A「俺昼メシに蒸しパン買ったんだけど、2つ余っちゃってんだよね」

大学生B「そうなんだ。蒸しパンは、、、いらないかな」

にっしゃん「そらそうやろ!大学生B、よう言うた!飲み会前や、言うてんねん!ていうか何で昼メシに蒸しパン買ったんや!蒸しパンは昼メシじゃないやろ!いや、いいんやけど!人の自由やけど!ほんで何で2個残してんねん!どんだけ食欲ないねん!」

大学生A「バナナ味だよ?」

大学生B「え、バナナ味?」

にっしゃん「バナナ味は、、、魅力的やな、、、」

大学生A「そう。めっちゃ美味しい」

大学生B「じゃあもらおっかな!」

にっしゃん「あかんて!我慢しろ、大学生B!確かにバナナ味は魅力的やけど!この後すぐ飲み会あるんやで!絶対蒸しパン食わん方がええって!ほんまにやめといた方がええって!」

大学生A「はい、どうぞ」

大学生B「モグモグ、、、美味しい!!」

にっしゃん「ああ〜!!食いよった!!この後すぐ飲み会やのに!絶対後悔するわ!うまそうな料理出てくるけど「あ、いや、俺ちょっとついさっき蒸しパン食って、、、」って言わなあかんようになるわ!周りの女子達にも「え、蒸しパン?」「飲み会前に蒸しパン?」「この人ちょっと変?」て引かれるわ!あ〜あ!残念!」



とりあえず昨日その場で言いたかった事を言ってみた。

今一度、言っておきたいのは僕は蒸しパンは嫌いじゃない。

むしろ好きである。

よく朝飯にチーズ蒸しパンを買う事がある。

ただ、僕が声を大にして言いたいのは

飲み会前に蒸しパンは絶対に違う

という事なのだ。

あの後、大学生Bはどうなったのだろうか。

あのタイミングで蒸しパンを食べた事を後悔してないだろうか。

心配である。

そして大学生Aは今度は昼に蒸しパンを食べ切ってもらいたい。


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