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「他人と違うこと」があなたの「自分らしさ」

今日(2021/3/7)で生後9219日目を迎えました。これまで25年以上の人生を過ごしてきて、最近特に「#自分にとって大切なこと」だと感じていることは、

「他人と違うこと」

です。

人間は心理的に他人と同じ考えを持つこと・同じような行動をすることに安心感を覚えます。「同調圧力」というこの心理状態は、日本人には特に強く働きます。「同調圧力」自体は、心理状態そのものであり、決して悪いことだけではありません。一方で、「自分はこう思っていたのにな・・」と頭の中で考えていても、周囲の中でコンセンサスが得られていると、意見を述べることができなくなり自分の中で消化不良になります。

そうなると、どんどん自分から「自分らしさ」が失われ、人生の目的を見失ってしまうと思うのです。

そこで「他人と違うこと」というのを自分の頭の中に置くと、自分らしさが形成されてくるのではないかと考えます。

私の中のモットーの中の1つに「普通のことをしない」があります。もちろん法律に抵触することはしませんが、周囲が「普通」だと思っていることに疑問を持ち、自分らしく違った角度から物事を行うことで「自分らしさ」を作りつづけています。


大正時代の詩人、金子みすゞの代表作『私と小鳥と鈴と』には、「自分らしさ」があることを美徳として表現されています。

「私と小鳥と鈴と」 
  私が両手をひろげても、
  お空はちっとも飛べないが
  飛べる小鳥は私のやうに、
  地面を速くは走れない。
  私がからだをゆすっても、
  きれいな音は出ないけど、
  あの鳴る鈴は私のやうに
  たくさんな唄は知らないよ。
  鈴と、小鳥と、それから私、 
  みんなちがって、みんないい。

周囲と違うことに対して卑下せず、むしろお互いの短所を補いながら自分らしさも持っていこうという、現在の無味乾燥な世の中に対する問いかけにも通じるところがあります。


「自分らしさ」を持つことは自分の人生を豊かにしてくれると信じて、これからの人生も過ごしていこうと思います。


#自分にとって大切なこと

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