【緊急投稿!】過去最速の感染拡大を起こしている”第6波”! その規模や増え方を検証!

画像1 今日(1/6)は全国で4475人の新規感染者数を記録しました(NHKまとめ,20時時点)。9/18以来の4000人台であり、そのうち沖縄981人・東京641人・大阪505人となっています。また沖縄とともにまん延防止等重点措置の対象エリアとなる広島は273人・山口は181人とこちらも感染者数が急増しています。このグラフは大阪の新規陽性者数の推移ですが、今年に入り突然500人台を記録するような増加を見せています!
画像2 こちらは昨年まで政府分科会がコロナの感染状況を判断する際に使用していた指標です。大阪の1/63時点の指標では2つがステージ4、1つがステージ3を示しています。新規感染者数は前週比+452人と10倍近い増え方をしています。
画像3 こちらは上の指標の直近2週間の推移です。下部には第2波('20年7月)以降での過去最悪値とそれを記録した日付を記載しています。こうしてみると真ん中の療養者数や新規感染者数が急激に増加しているのが分かりますし、陽性率も2週間前までは0.3%だったのが3.6%まで増加していることからいかに市中感染が進んでいるのかがよく分かります。
画像4 ここからは第1波(20年4月)からの各指標の推移のグラフを掲載したうえで、概要を説明いたします。まずは直近1週間の新規感染者数(累計)における前週1週間との増加比を示したものです。’20年7月ごろまでの数値は新規感染者数が少なかったので大きく振れやすくなりました。それを除くと今回の増加スピードは第3波(’20年11月)以降では最速となっていることが分かります。過去最多を記録した第5波(’21年7・8月)でも2倍弱だったので、今回のような増加スピードが続くとあっという間に過去最多を更新しそうな勢いです!
画像5 次に陽性率です。こちらも今回の第6波では過去に例を見ない傾きで急上昇しています。感染力の強いオミクロン株が主流になってくると、この数値も今後大きく上振れする可能性があります。
画像6 こちらは感染経路不明率です。市中感染が進むとこの割合が高まる可能性があります。保健所の業務も追いつかず感染経路の特命に時間がかかることが予想されることからもこの数値も上昇していく可能性があります。
画像7 次に病床使用率です。現時点では旧ステージ3の20%を超えていませんが、全体での使用率は徐々に上昇しています。大阪府はこれまでは感染者は基本全員入院の方針を掲げていましたが、感染者数の急増を受け、病状に応じて自宅療養orホテル療養に切り替えることになりました。今後はいかに使用率を抑えられるかに注目です!
画像8 療養者数に対する入院者数の割合を示す入院率ですが、こちらはその時の主流のウイルスによって見方が分かれます。今後感染力が強いが重症化リスクの低いオミクロン株が主流になってくると、自宅療養orホテル療養者の人数が増えるので、入院率は下がる傾向になりそうです。
画像9 人口10万人あたりの療養者数はまだ低い方ですが、今回の急増ぶりからするとすぐに旧ステージ4に達する恐れがありますし、過去最多の312.95人(27597人が同時期に罹患)にも迫るような勢いになる可能性があります。
画像10 こちらの指標も今後急増していき、過去最多の199.96人(1週間で17627人が感染)にも迫る可能性があります。

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