にらがわ にらえもん

永遠のA級7班☆

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最近の記事

例えば

例えば 目を見つめて はなすことも 咎められ 例えば マッケンチーズの大盛りを 食べることさえ 禁忌される 夢を見ることの自由や 生きるための ささやかな不自由も 全てが全て 例えばだが ここにはもうないとしたらどうだろう 例えば 君の見ている世界が 私とすれ違ったら 例えば 泥団子を腹一杯に詰め込んで 飢えを凌ぐ 例えば 明日の死人が 今日さえ生きれないという矛盾 例えば 蚕が葉っぱではなく 小屋を食い潰す 例えば 逆立ちして地球を反転し 重力迄反転させる荒業

    • メンヘラ日誌 最近好きなアーティストについて

       なんか今更感が強いんだけど、スチャダラパーって素晴らしいラッパーじゃないですか?まあ、野球で言えば、王貞治って良いバッターだよね!とか、サッカーだったら、マラドーナを超えるサッカー選手はそうそう出てこないよね、とか。本当に今更感が強いんですが、久々に聴き込むと、いいなぁて思うわけですよ。あとは、YouTubeで話題のadoさん。めちゃんこ歌上手いよね!とはいえ、プロの歌手に歌が上手いって言うの、ヤクルトスワローズの笘篠に、「あんた野球上手いね!」って言うくらい、当たり前のこ

      • メンヘラ日誌 新しいM1チップMacBook Airさんとメカ音痴おじさん

         簡単って聴いていたんですけどね、はい、メカ音痴おじさんがいかにメカ音痴かを考えれば、行き詰まるのは致し方なし、というよりは運命よりも必然みたいで。ことはMacに囲碁AIである、katagoを入れるという、おじさんには余りに高いハードルを乗り越えようとするところから始まります。ターミナルをひらいて、Mac神拳の使い手、Gさんにお手伝いをお願いして、Skypeで画面共有しながら、えっちらおっちらやっていたわけですよ。なんとなーく、時間はかかったがkatagoはインストールできた

        • ヒゲとツルン

          つるやんこと北津留翼の調子がいい。 髪が生えてふさふさヤッホイで調子がいいのか、 それとも抜けているから、 バンクをツルツル進めるからなのかはわからないが、調子がいい。 今回も今回とて、川崎F1でピンピンピンの大活躍! 髪の毛とともに、ごぼう抜きしていく捲りに拍車がかかり、 きっちり前を捉えていくのはさすがです。 直近四走は別府記念を抜かせば、全てピンピンピン。 七車立てが好きなんでしょう、七車立てがあっているんでしょう、 Mr.淡白なレース運びマン、北津留くんですから九車よ

          白井一機は今日もつべでは笑顔です

          よくみると怖いものってある、競輪.jpの白井一樹の顔写真がそう。 単なるヤクザじゃねぇかってくらい、目が尖っている。 よくよく見なくても怖いし、泣く子は黙るどころか、余計泣く。 ナマハゲホイホイであろう。 そんな白井さんの特技は、一発穴をあける、鋭い追い込み芸。 簡単には決まらないが、決まった時の大穴具合は大したもんだ。 まさしく、泣く子が泣き叫ぶ容赦ない剃刀追い込み。 サクッと、実にサクッと追い込むので、見ている方で買っている方は、 「キター!」 と喜死し、 買いそびれた方

          白井一機は今日もつべでは笑顔です

          中村浩士はベルハンマーゴールドの夢を見る

          競輪祭、初日。 第六レースにでる中村浩士は、三番車で根田の後ろにつくらしい。 中村は43歳、いい歳だ。 千葉支部の支部長を務める、公私ともに忙しいトップレーサー。 ベルハンマーゴールドという、 チェーンルブ(としての使い方で)の広告塔でもある。 競輪祭は輪界では年内最期のG1、 これが終わると、 残すところビックレースは競輪グランプリの一発レースのみだ。 競輪グランプリは、年内のG1優勝者と、 賞金ランキング上位九名で争われる年末恒例のビックレース。 一着賞金一億円というやば

          中村浩士はベルハンマーゴールドの夢を見る

          短歌習作 《創造主》

          友もなく親も亡くしたこの身には春の嵐がじつに目障り 絶望に挨拶をして今日もまた希望と言う名の暴力を憎む 暖かな毛布に包まり暗闇をぎゅうと抱きしめ明日を夢見る 猫を見て猫の真似して横になる八月半ばの不戦の誓い ひかり射す窓辺に横たう猫を見て今日もなんとか生きようかなと pcの画面をなぞり問いかける「わたしのわたしである意味なぁに」 丸くなる、四角くなって、また丸に。棒状になってわたしの完成 石を破る草木もあれば枯れ行かん草木もありて我は後者と はっはっと息を弾ませる吾が犬に命も

          短歌習作 《創造主》

          怖いアルバイトのお噺

          世の中には働かなくてももらえるお金がある。 横になったり、普段通り社会生活送ったり、 場合によっては好き放題しながらもらえるお金。 そう、その名は治験。あたくしも昔一回やったことがある。 方法は簡単で、入院や通院しながら服薬したり、 注射やらで外部から注入するだけ。 数回の通院とちょっとした入院で、いい金額もらえるのだから、 お得感は満載かもしれない。 しかしながら、治験は怖い、安全と言われても、 金額が高くなればなるほどビビってしまう。 あたくしがやったのは天然由来成分の服

          怖いアルバイトのお噺

          我が青春のRHYMESTER

          へっぽこな詩を書く身として、 RHYMESTERのセンスの良さには、 常に驚嘆しているし、嫉妬している。 韻の心地よさ、単語の使い方、メロディー全てが完璧で、 本当に悔しいとしか言いようがない。 また、生き方が良い。 格好良いだけじゃなく、生活感が満載で堪らないのだ。 普通、日本のHIPHOPの黎明期からいたのなら、 とことんキメちゃって良いはずなのに、 ラジオでは実に人間味あふれる、 いわば「そこいらにいるおじさん」のように振る舞う。 例せば、「アフターシックスジャンクショ

          我が青春のRHYMESTER

          それは一つの事件、或いは熱狂!〜青年講釈師・神田伯山〜

           皆さん、講釈という芸をご存知であろうか?落語・漫才・漫談・曲芸に比べて、寄席芸としては、ちょっと地味な位置に居たのだが、此処に来て講釈・講談と言う芸が、にわかに盛り上がっている。  それはともかく一人の青年講釈師のおかげと言って過言では無い、男の名は神田伯山と言う。松之丞改メである。  講釈と言う芸は、釈台の上で張扇と扇子で調子を刻みながら、物語を読んでいくものである。軍記物、一代記、一席物、伝記。色々あるが、基本、物語である。稀代のストーリーテラー誕生の物語。  もうこれ

          それは一つの事件、或いは熱狂!〜青年講釈師・神田伯山〜

          ゆーちゅーぶ概論

          なんだかんだで、ネット民なわたくしなのです。 生配信やYouTubeに大変お世話になっております。 配信に限って言えば、広告もそんなないし、とても快適に過ごせるのですが、 YouTubeはいかんですばい。広告の巣窟です。 自転車が好きで、マニアックなYouTuberを追ってたりするんですが、 そんなときに挟まれる広告には、まだ我慢してついて行っています。 イラッとはしますが、そこは大人です。 これでYouTuberが飯を食っていってるんだと思えば、寛容になれます。 しかしなが

          ゆーちゅーぶ概論

          嫌煙者・喫煙者騒動

          たばこってやめられないよね、いや、やめれる人もいるんだけれども、大多数の人はやはりたばこはやめられない。 金銭的にアルコール程手頃じゃないし、吸って得られる効果はどんなドラッグより低いんだが、その分「吸ってたっていいじゃないか」と言う、甘い誘惑にたばこ呑みは勝てないのである。 たばこは体に悪い、そんなことは吸ってない人間より、吸っている人間の方が百パー分かっている。ヴェポライザーで吸おうがiQOSで吸おうが、体に悪いことには変わりない。 どんなに科学が進歩して、体に悪い所をな

          嫌煙者・喫煙者騒動

          本日のレースコメント、番手で頑張る。当日の私のギヤ倍数は、3.92から3.85に変更になりました。

           踏み続けるにはあまりにも重たすぎる人生でありました。もがくにはもう遅い年齢でした。「私」という生き物はとても不器用であり、先行基本の自力型で二周半先行をじさない覚悟ではありましたが、思いの外人生のサンサンバンクは自力選手だらけで、力のない私は永遠のA級5斑であり、決死のまくりも届かない有様でありました。私は、他のみんなが悠々と逃げ切っていく姿を見ると、レース後悲しい思いをして苦しむのでした。みんなは余裕で特別昇班・特別昇級していくのですが、私自身はそんなのに縁のない、地味で

          本日のレースコメント、番手で頑張る。当日の私のギヤ倍数は、3.92から3.85に変更になりました。

          老いた芸術家の肖像

          僕の文章は一般受けしない 所謂世の中が求める、わかりやすい文章ではないからだ 商業主義 僕が忌み嫌う言葉の一つ 愛だの恋だの言ってればなんとかなる風潮 僕はそれを陳腐なものとして吐き捨てる もっと大事な事が在る筈だ もっと大切な伝えなければならない事は山程 人間の真理なんぞ欲望 でもそれは売れない 欲望は隠されるもので汚いから みんな真理と思いたくないから 現実を見たら怖ろしくなるから だから見ない、見ようとしない、現実逃避 人間は美談が好きだ しかしながらその美談の裏で

          老いた芸術家の肖像

          ミニベロ乗りは海を目指すらしい

          暑さが迫ってくる、梅雨明けの七月末。 僕は酷暑のさなか、折りたたみのミニベロを繰り出し、海へと向かっていた。 片道20キロ、荒川サイクリングロードを下っていく。 日除けはない、直射日光の大盤振る舞いは、僕の腕にじりじりと紫外線を送り込む。 肌はヒリヒリ、汗はだくだく。それでも僕は海を目指す。 なぜ自転車に乗って海を目指すかって? 当たり前じゃないか、そこに走りやすい道があったからさ、ただそれだけ。 恋人ができた時、好きな理由に理屈はいるかい?いらないだろう? そこに道がある、

          ミニベロ乗りは海を目指すらしい

          寺の鐘六月柿を食む童

          寺の鐘は夕刻五時になると鳴り出して、 子供衆たちに「はよ、かえれ。はよ、かえれ。」と急かす。 まだこの時期は外は明るい。 帰りたくない都会の子は、 帰省先のばぁばが作る畑のトマトを、 懸命に懸命に喰うては、汁と汗をTシャツに汚す。 「おーい、戻ってこーい!」 父の声がする。 この声にはもう観念したようで、 子供衆は詰まらなさそうにばぁばの家の元に向かう。 夕飯をせっせと済ましたら、夜の遊び。 軒先には蚊取り線香、子供たちは縁台で父と将棋を指す。 父は手加減をして、常に一手違い

          寺の鐘六月柿を食む童