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あなたは、熟年離婚の回避の仕方を知っていますか。 〜将来、結婚する人にも大切な考え方〜

熟年離婚とは一体何のか。

恋愛と家族愛は違うという前提があります。

それは、何を求めるかによって愛の形が違うことになる。

熟年夫婦が別れるのは、愛せなくなったからです。

それは、恋愛を夫婦に求めるからです。

本当は、旦那と恋愛できなくても、家族愛で満足出来ればいい。

恋愛は「無常」「ワクワク・ドキドキ」

家族愛は「安心」「安定」「癒し」

を求めるものです。

安心・安定・癒しとは、

心の平和

落ち着き

安らぎ

精神の平静

安静

安息

安らかさ

を求めることです。

現代において、離婚が多くなっていくのは、安心より恋愛を家庭に求める傾向が強いからです。

人は物質的に恵まれると、安心・安定があると思っているのですが、実はそうではない。

物質的に恵まれれば、恵まれるほど、安心・安定はするのですが、心の中で(欲求が膨らんで)満足できなくなります。

つまり、物質の満足の次には、心の満足も欲しくなる。

物質の満足度が高まれば、心の満足度も、同じように求めてしまうものです。

夫婦関係においても、安心・安定・癒しより、「無常」な恋愛でワクワク・ドキドキを求めるようになります。

愛を渇望してしまう状態です。

つまり、究極、人は、お金や物で、心は満たされないということです。

経済的に貧しいときは、その物質的な幸せを求める。

だから、生きることに必死で、辛くても、悲しくても、その先に輝く未来があると思い努力出来ます。

しかし、物の豊かさは、一度手に入れると満足感が薄れ、もっともっとと要求が大きくなるだけです。

令和の時代には、熟年夫婦関係は、恋愛関係が求められます。

例えば、

恋愛(お見合い含む)→結婚→子育て→「老後」という考え方から、

恋愛→結婚→子育て→「恋愛」になることが望まれる。

熟年離婚とは、ほとんどの場合、子供が巣立ち「家族の愛」が終わっていることに気づかないからです。

子供の巣立ちの後は、夫婦は恋愛関係に戻らなくてはいけない。

100年生きることを前提ですから、子供が巣立っても40年から50年の人生が残っています。

それを、終了してしまった家族関係(幻想・妄想)で引きづるのは、現実には不可能です。

したがって、夫婦関係を恋愛関係に戻していく必要がある。

もちろん、20代30代のような恋愛関係とは違います。

人生を長年共に過ごしてきた、熟年夫婦に相応しい「愛の形」を作るのです。

結論から言うと、その「愛の形」とは、安心・安定だけを求めないで、刺激的なことやチャレンジできることを、日常生活に取り入れることです。

例えば、2人で考えるべきことは・・、

これまで行ったことない場所へ旅をする、

全く新しい趣味に挑戦する、

新しいビジネス(仕事)にチャレンジする、

住む場所を変える、

付き合う友人を変える、

人生の優先順位を変える、

等々といった、ことです。

そうすると、夫婦生活もワクワク・ドキドキしたものに変わってゆきます。

それが、人生を折り返した2人にとって、新たに築き上げていく「愛の形」、つまり新鮮で深みのある恋愛関係に昇華してゆきます。


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