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運動で痩せるのは無理です 〜ダイエットの成功術〜

ダイエットのために走っても無駄です。

生きているだけで使う基礎代謝の必要量は2,600カロリー。

3,000キロカロリー、5,000キロカロリーになれば太ってしまう。

その太った状態からカロリー消費するのは難しい。

例えば、2,600キロカロリーを消費するには、80キロを全力で走ることが必要です。

フルマラソンは42.195kmですから倍です。

運動で痩せるのは無理があります。

勘違いしていいけないことは、運動をやめろと言うことでありません。

当然、年齢に応じての適度な運動は、ダイエット目的でなくても健康管理においては必須です。

ダイエットの基本は「食べる量」を減らすことと、「食事の質」を変えることです。

炭水化物、タンパク質、脂質を均等に摂ることです。

炭水化物(食べない)ダイエットなどは、全くの見当違いです。

消化吸収には、噛むことから始める。

米を噛むとアミラーゼ(酵素)が出て、麦芽糖になる。

麦芽糖は、胃や十二指腸ではほとんど吸収されない。

小腸で麦芽糖がマルターゼ(酵素)でブドウ糖になって吸収される。

肉魚には、タンパク質と脂肪がある。

口の中の唾液中のリパーゼ(酵素)がタンパク質から脂肪を引き剥がす。

そのタンパク質は胃で分解される。

胃の中のペプシン、トリプシンなどの酵素がタンパク質をアミノ酸まで分解する。

分離された脂肪は、膵臓から出てくるリパーゼによりブドウ糖、ペプチド、脂肪酸に分解されて小腸で吸収される。

動物性の脂肪は、ホルモンを含んでいます。

肉食べないでプロテインなどを摂ると女性ホルモンが作れない体になる。

生理が止まったりします。

精製された植物性の油で調理することはやってはいけない。

植物油は、サラダ油、天ぷら油、菜種油、オリーブオイルなど。

動物性の油を摂らないで、植物性の油を摂ると肥満が多い。

もっと悪いことは、植物性の油を摂ると、身体の脂が抜けると非科学的に考えることです。

油の正しい摂り方は、魚の油と動物の油と植物油を、1:1:1です。

精製した植物油を摂らない。

例えば、米油は、玄米の中にある。

大豆油は、大豆の中にある。

シソ油は、紫蘇の中にある。

ごま油は、胡麻の中にある。

自然の油を摂れば、精製油を摂る必要はない。

この精油油を摂ることが、内臓脂肪を作ってお腹が出たりします。

皮下脂肪ではなくて、内臓脂肪が溜まっているのは危険な状態です。

現在、夏日で気温が上がり水分補給ばかりが話題です。

1日2リットル摂るという(間違った)健康法まである。

もちろん、運動して汗かいていたら水分補給は大事なことは言うまでもありません。

汗かかない状態で水分を摂りすぎると水分が身体の中で溢れて血管がパンパンに腫れます。

その時に、植物性の油を沢山摂っている人は、血管が目詰まりします。

腎臓は、毛細管血管の塊で、その血管が目詰まりすると、水分を濾過するフィルターとしての機能を果たさなくなる。

それが、むくみの原因です。

つまり、適正量は1日800CCです。

室内で快適に仕事している人などは十分です。

老人なども室内で汗もかかない生活していれば同様です。

特に高齢者は腎臓が濾過しにくいから注意が必要です。

この水分調整だけで、2キロ〜3キロは痩せます。

次に、食事の量を適正にする。

過食をなくす事です。

間食が多いのが現代生活です。

甘いもの食べるとインシュリンがでます。

お菓子、清涼飲料水、ケーキ、果物、缶コーヒー、菓子パンなどが代表でしょう。

食べなくてもテレビやコンビニで甘いものを見るだけで、唾液が出て食べていることと同じ状態です。

甘いものを食べると、インシュリンで血糖値を下げます。

下がりすぎると死んでしまうので、(甘いものを食べ続けている人は)インスリン抵抗性が高まります。

インスリン抵抗性が上がると、ちゃんとした食事を食べてもインシュリンが出なくなり血糖値が高くなると言う悪循環です。

そうした生活を続けると”太る”ことになります。

血糖値が高いままになると中性脂肪が増えます。

中性脂肪が多すぎると、コレステロールにして内臓沈着させ太ります。

甘いものは、15分ぐらいすると脳の快楽報酬系回路に入りドーパミンが出る。

ドーパミンは多幸感となり、「疲れが取れた」「幸せ」と感じます。

この時にインシュリンが出て、血糖値が急激に下がる。

そうすると、今度は副腎からグルカゴン(ホルモン)が出て、血糖値を上げ直します。

このグルカゴンが出ると、やる気がなくなったり、だるくなったり、眠くなったりすることになる、

そしてまた、その状態を逃れるために”甘いもの”を摂ることなります。

これが甘いもの中毒の仕組みです。

この中毒で太っていくのです。

ストレスで太るのは、多幸感を得るための”甘いもの中毒”だからです。

よくあるのは、「甘いものを買って食べていません!」と言う。

よく聞いてみると、頂き物や会社にある甘いものはカウントしていません。

果物は健康に良く甘いものでないとさえ言います。

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