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300年続いた「資本主義」の終焉 〜世界のカオスの本質〜

「300年の資本主義の終焉」という大きなテーマですが、マクロの本質だけに絞って考えます。

つまり、民主主義と資本主義は、正反対の相容れない主義主張であると言う事が、300年に渡る歴史的で重要な結論です。

ChatGPTに「民主主義」について尋ねた回答です。(自動翻訳)

民主主義は、権力が国民の手に与えられ、国民が直接または選挙で選ばれた代表者を通じてその権力を行使する政府の形態です。これは、ギリシャ語の「demos」(「人々」を意味する)と「kratos」(「権力」または「規則」を意味する)に由来しています。民主主義制度では、少数派の権利と利益を保護しながら多数派の意思を反映することを目的として、参加、討論、投票のプロセスを通じて意思決定が行われます。

民主主義の主な特徴と原則には次のようなものがあります。
政治参加:民主主義では、国民は政治プロセスに参加する権利と責任を持っています。この関与には、選挙での投票、立候補、公開討論への参加、政党や擁護団体への参加など、さまざまな形があります。
法の支配:民主主義は、誰も法を超越しないという原則に基づいて構築されています。政府の行動は確立された法律に基づき、公正かつ公平な司法制度を遵守しなければなりません。
権利の保護:民主主義は個人および少数派の権利を保護し、すべての国民が法の下で平等に扱われることを保証することを目的としています。これには、言論、宗教、集会の自由、適正な手続きを受ける権利が含まれます。
少数派の権利を伴う多数決:多数決は民主主義の基本的な側面ですが、少数派の権利の保護も伴います。これにより、少数派グループの利益と権利が多数派によって無視されたり、抑圧されたりすることがなくなります。
自由で公正な選挙:定期選挙は民主主義の特徴であり、国民が指導者と代表者を選ぶことができます。これらの選挙は操作や強制なしに公正に実施されるべきであり、結果はすべての政党によって受け入れられなければなりません。
説明責任と透明性:民主主義制度では、選出された役人は国民に対して説明責任を負います。彼らは透明性を持って行動し、有権者のニーズや懸念に応えなければなりません。
独立したメディア:自由で独立したメディアは、情報を提供し、政府の行動を精査し、情報を得た国民を促進することにより、民主主義において重要な役割を果たします。
市民社会: NGO、労働組合、権利擁護団体などの活発な市民社会組織は、国民の参加を促進し、さまざまな大義を擁護し、視点の多様性に貢献しています。

民主主義にはさまざまな形があり、さまざまな文化的、社会的、歴史的状況に適応できることに注意することが重要です。最も一般的な民主主義のタイプは次のとおりです。
直接民主主義:この形式では、住民は多くの場合住民投票やタウンホールミーティングを通じて、意思決定プロセスに直接参加します。直接民主主義は小規模なコミュニティでは実現可能ですが、より大きく複雑な社会では現実的ではありません。
代議制民主主義:これは最も広く普及している民主主義の形態です。国民は、議会や議会などの立法機関において、国民に代わって意思決定を行う代表者を選出します。
大統領民主主義:国家元首 (大統領) は立法府とは別に選出され、政府の行政府と立法府の間で明確な権力の分離が実現します。
議会制民主主義:政府の長(首相)は通常、立法府の多数党の指導者であり、行政府と立法府の間の境界があいまいになります。

民主主義は最良の統治システムとみなされがちですが、課題がないわけではありません。有権者の無関心、政治的二極化、汚職、政治における金銭の影響などの問題は、民主主義社会の機能に重大な脅威をもたらす可能性があります。それにもかかわらず、歴史を通して、民主主義は世界の多くの地域で自由、人権、社会の進歩を促進するための重要な力であり続けてきました。

ChatGPT回答の最初の大前提として

「民主主義は、権力が国民の手に与えられ、国民が直接または選挙で選ばれた代表者を通じてその権力を行使する政府の形態です。」

この解釈が最重要ですので、記憶しておいて下さい。

次に、資本主義というのは。

資本主義とは:
封建制度に次いで現れ、産業革命によって確立された経済体制。 生産手段を資本として私有する資本家が、自己の労働力以外に売るものを持たない労働者から労働力を商品として買い、それを上回る価値を持つ商品を生産して利潤を得る経済構造。 生産活動は利潤追求を原動力とする市場メカニズムによって運営される。

GOOGLEより

資本主義を一言で言えば、資本家の利益(利権)主義です。

これが行き過ぎると、拝金主義、成金主義と揶揄されます。

民主主義と資本主義は、全く相容れない思想です。

民主主義は、国民の権利や利益を守るものですが、資本主義は、資本家の権利や利益を守るものだからです。

現代は「マネー至上主義」の時代です。

マネーを持つものが、最高の権力者です。

実際は、軍事力が世界最高の権力ですが、兵器は超高度化し、膨大なマネーの力がなくては機能しません。

当然、資本家と軍事力は一体化します。

ここで言う資本家とは、世界を牛耳ると思われる0.01%の資本家を示します。

ほとんどの場合、株主資本家です。

金融の世界支配では、さらに限定されており、世界の中央銀行を支配するような、ほんの一握りの資本家となります。

では、その世界を支配する資本家は、どうやって世界をコントロールするのか。

この投稿では、シンプルに本質論だけを切り抜きます。

詳細に興味があれば、当方の過去投稿(一部)を参考にされるといいかと思います。

つまり、資本主義(マネー)至上の現代において、世界に「真の民主主義」は存在しないのです。

民主的な選挙によって選ばれない資本家が、世界を実質的に動かしているからです。

一握りの資本家による、世界の政治・経済の支配が本質です。

特に、インターネット時代に入り、マネーが世界を駆け巡るようになることで、その資本家たちの活動は超絶に活発化しています。

ちなみに、このような資本家たちを、グローバリスト、DS(ディープ・ステート)と表現されることもあります。

ところが、インターネットの普及は、別の面で彼らの不利に働くことが明確になりました。

それは、インターネットの世界には、言論の自由があり、言論を統制出来ないと言う、大多数の国民にとっての「自由」が存在します。

300年前の資本主義の勃興から、新聞・テレビ・ラジオを支配下に置き、言論を一部の資本家の都合の良いように統制して来た構造(組織)が崩壊したのです。

そこで、彼らは、インターネットの言論統制を始めました。

それは、1990年の世界的ITバブルの崩壊により完成されました。

ITバブルを作り、バブルを崩壊させるという茶番を演じ、GAFAMなどのIT会社を完全な支配下としました。

この世界的なインターネットでの言論統制は、世界中の流行り病や環境問題や米国大統領選挙では、露骨に表面化したのです。

日本も例外ではありません。

しかしながら、一度インターネットでの「自由」を手に入れた世界(80億人)は、簡単には変えられない現実があります。

それが新しい時代の「真の民主主義」を創るかも分かりません。

つまり、世界を牛じる旧型の資本家の支配が、インターネットによる民主主義を望む民衆により、大変革期に入ったのです。

相変わらず、軍事の力は、マネーの力ですが、少なくとも言論空間において、戦争は国民にとっての利益とはならないことは明らかで、その議論は可能です。

戦争というのは、「他人のものを奪うという」行為です。

そうした究極の強欲は、残念ながら、世界からなくならないでしょう。

しかし、新・民主主義が実現した世界では、大きな争い事は少なくなるはずです。

現在の世界の政治・経済がカオスな状況であることは明らかで、何が起こってるのかというと。

・先進国(オールド・エコノミー)と新興国(ニュー・エコノミー)の経済(GDP)覇権争い

・欧米マネーによる世界支配構造からの離脱と新興対抗勢力の勃興

・基軸通貨のドル一強からの分散化

などの、世界の資本家の主な権力闘争です。

混沌としていても、世界が資本主義であることは変わりがなく、「強欲」は存在したままです。

民主主義的な視点では、欧米社会の植民地政策と奴隷制度による(市民の)富の収奪システムは、完全に終末を迎えています。

それに代わって機能して来たのが、250年前の産業革命以来の英国・米国中心とした資本家による、巧妙な世界の(市民の)富の収奪システムだったからです。

資本主義の「強欲」がこれからも支配し続けるのか、新しい民主主義の市民の「自由」が世界をより良く変えるのか。

これからの世界の政治・経済の大変化には目が離せません。

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