夫の不倫相手の女に屈しなかった”強い妻”
妻の”強さ”とは何でしょうか。
それは離婚しないことです。
妻の”凄み”が分かる時は、浮気を許すことです。
ある私の友人(男性)の実話を話します。
既婚で東京在住の彼が30代の頃、お気に入りの愛人(20代女性)が大阪にいました。
彼女(浮気相手)は、とてもきれいな女性で、彼好みで相当気持ちは入れ込んでいました。
彼は東京在住なので、出張や帰省(本人の実家:大阪)の際に、とても都合よく”浮気”を楽しんでいたのです。
しかし、付き合いが深まるなかで、不倫相手の独身である彼女が、より親密な関係を求めるようになってしまった。
遂に、気軽な不倫のつもりの彼氏にとって、不倫関係を続けることが難しくなってしまいました。
そこで、別れを切り出しましたが、彼女(不倫相手)はなかなか納得出来ないので、そのままズルズルと関係を続けていました。
大阪と東京だから、「まぁ、いいか」という甘い気持ちもありました。
ある寒い冬の朝7時頃、東京の彼の自宅に「ピンポーン」と突然の来客があったのです。
彼は「こんなに早い時間に、誰だろう」と、玄関を開けるとそこに立っていたのは、大阪にいるはずの不倫相手だったのです。
彼は、腰を抜かすほど驚きました。
自宅も教えた覚えはないし、一体今何が起こっているのか、全く理解する事も出来ませんでした。
そうすると、同時に異変に気づいた奥様が玄関まで出て来てしまった。
奥様は、旦那と言葉を交わすこともなく、その状況を察して、「あなた、お家に上がられると迷惑だから、外で話してきて下さい」ときっぱりと告げたのです。
まるで、こんなことは想定済みであったかのように・・・。
旦那である彼にとっては、自らの妻の言動にも重ねて驚かされました。
不倫相手の女性は、その時、手に小さなナイフを握りしめていたからです。
おそらく、その冷静な奥様の対応で、逆に、彼女の方が、その迫力に圧倒されたのだと思います。
すぐに、彼は、奥さんの言葉に後押しされて、彼女と自宅から数分の公園で、早朝の3時間近く、寒さに耐えながら彼女と粘り強く話し合いました。
そして、何とかその場での説得が上手くゆき、事なきを得て彼女は去っていったのです。
それから、自宅に戻った彼は奥様に心からの謝罪をしました。
意外にも、奥様は多くを語らず、特別な質問もなく、平静にその日を過ごしたそうです。
おそらく、その時に3者による泥沼の致命的なトラブルにならなかったのは、奥様の冷静で信念のある行動力のお陰だったのでしょう。
信念とは、「旦那とは何があろうとも別れない」ということです。
また、奥様は、旦那が「(奥様と)別れるつもりがない」とも確信していたのです。
また、普段から旦那の素行はお見通しだったこともあるでしょう。
その浮気相手は、玄関で奥様と対峙していた時点で、完全なる敗者だったのです。
この夫婦、それから子供も出来なかったのですが、大変に仲良いオシドリ夫婦となっています。(厳密には、DNA鑑定の結果、オシドリは浮気すると判明していますが)
もちろん、あれだけ遊び人で浮気性だった旦那も、一切浮気もしないで奥様を愛し続けています。(今のところ・・・)
一般的に、遊び好きの「仕事の出来る男」は、浮気を許して別れない決断をした妻には、からきし弱いものです。
注:妻は”恋人”と言い換えてもいいでしょうし、夫と妻が逆転しても同様でしょう。
2人の間に”愛”や”絆”があれば、夫は浮気行為を深く反省(謝罪)すると同時に、妻に心から感謝するものです。
だからこそ、浮気を許してくれた妻に、自分から”別れ”を切り出せる男はいないのです。
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