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ワクワク・ドキドキしないから「愛が無くなった」と考えると、不幸になる

愛を育てるには、まず、「恋」と「愛」の違いを知ることです。

恋というのは、ドキドキ・ワクワクしている状態です。

愛というのは、恋する期間を経た、次の段階なのです。

ほとんどの場合、ワクワク・ドキドキしないから、「愛が無くなった」と考え不幸になります。

ワクワク・ドキドキしている時に、「愛してる」と勘違いするのが、致命的な間違いです。

「ワクワク・ドキドキ=愛してる」ならば、その感情が消えると、愛が終わることになります。

ワクワク・ドキドキするのは、大脳生理学的にいうと、ドーパミンやアドレナリンやセロトニンなど(ホルモン)が出ている状態です。

「愛してる」状態とは、脳(特に大脳皮質=理性)が、もっと活発に機能している状態です。

ホルモン分泌は、どちらかというと本能的、動物的です。

「愛してる」というのは、知性的、かつ理性的に相手がよく見えている状態のことを言います。

「愛してる」状態を結論から言うと、

・相手の望むことを想像出来る

・相手を全て許せる

と言う2段階なのです。

つまり、「恋してる」というのは自分中心で、「愛してる」と言うのは相手中心です。

恋は、自己中とも言い換えられます。

自分がワクワク・ドキドキしているから、相手もワクワク・ドキドキしているはずだと言う、思い込みにすぎません。

実際には、自分の気持ちが相手に伝わるから、相手もそういう状態(相思)であることが、ほとんどです。

「恋は盲目」という言葉の意味は、とても大事です。

「恋は盲目」とは、「周りが見えてない」という意味に一般的に使うのですが、本当のもっと大事な意味は、「相手が見えてない」ということなのです。

恋の段階では、自己中心的に、「私が」気持ちいい、「私が」楽しい、「私が」嬉しい、ということを繰り返しているだけです。

ほとんどの場合、相手も同じ感情だから、お互いの気持ちはどんどん高まります。

2人の「良い”気”」が蔓延しています。

しかし、自己中心的な恋というのは、必ず終わりを迎えます。

「一緒にいるだけで楽しい」というのは、長続きはしません。

相手が見え始めた頃からが、次への段階なのです。

それが、本番ともいえる「愛する」という段階です。

つまり、自己中心的な恋から目覚めた時に、相手の本当の姿が見え始めて、次の段階に行けるのか・・・。

次に行けると感じるならば、付き合いは続きます。

無理だと感じるならば、恋の幕引きとなります。

そのタイミングは、人それぞれだし、相手の考え方も影響します。

「恋は盲目」という真の意味を理解していれば、「愛する」ことがいかに素敵なことで、素晴らしいことかが理解出来ます。

「恋」だけを追い求め続けるのは、永遠に「愛」を知らないということになる。

短期間に恋を繰り返すだけで、愛を経験出来ないていないのです。

浮気性というのは、そうした軽い自己中な「恋」を繰り返す結果なのです。

「あれ、ワクワク・ドキドキしなくなった」と感じる時に、これから相手のことをもっと大切にしていきたいのか、これから真摯な本当の愛を求めていきたいのか、どうかが問われているのです。

言葉の理解は、人生を変えてしまいます。

『永遠に生きると思って恋をし、明日死ぬと思って愛しなさい』という、私が創作した言葉は、その真の意味を伝えるものです。

いくつになってもワクワク・ドキドキを求めましょう、そうしないと恋は生まれません。

もちろん、恋が始まらなくては、愛に辿り着きません。

もしあなたが明日死ぬならば、目の前の相手(カノジョ・カレシ・妻・夫)を心から愛おしく感じるはずです。

つまり、2人の時間を、「人生の最高の時間」にしようと想うはずです。

「人生の最高の時間」というのは、「この人の望むことが分かる」「この人のことを全て許せる」状態のことです。

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