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リノベーションの仕事を通じて

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リノベーションを始め、デザインに関する思想を倩と。
運営しているクリエイター

#SDGsへの向き合い方

「何者にでもなれる」は「何者でもない」と同義。

「何者にでもなれる」は「何者でもない」と同義。

タイルや木みたいな生ものを使う時は、地産や所縁といった土着的な価値観は重要だと感じる。

近代の建築を俯瞰して見てみると、削ぎ落としていくミニマリズムと、数字や言葉から発育させるコンセプチュアリズムと、素材や環境に耳を澄ますヴァナキュリズムの3つの中心を丁度よく漂ってる印象。

要は、出来るだけシンプルに削げるものは出来るだけ削いでいき、その残ったものには意味と役割を与え、材料には出来るだけ天

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⁡「人工の揺らぎは作れるのか」

⁡「人工の揺らぎは作れるのか」

近年掲げているテーマが揺らぎで、自然や環境に依存しない永久機関的揺らぎを探し続けている。

ろうそくの火、木漏れ日、水の波紋。

地球の自転の恩恵は人体に良い影響を与える。

揺らぎは不規則の連続だが、装置として不規則を作り出すのは骨が折れる。

作ってみると分かる。

地球って凄い。

花粉やpm2.5みたいな浮遊粒子を避けるため、近年の住居は窓を開けている時間は短く風に靡くカーテン

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「アマチュアに勝てないプロ」

「アマチュアに勝てないプロ」

まだ家具が揃いきっておらず、元々使われてたソファやテーブルにリネンを掛けて撮影させて頂いた。

安い家具も布で覆えばそれなりになるし洗いやすい、発見。

どうしてもAEPで白系の塗装にすると安っぽさが出る上、謎の緊張が生まれるので避けたく3色のコントラストのグレージュ。

色を明瞭に使い分けるのも作為感が出て安心するけど、落ち着きのある騒がしさが施主に程良く。

やはり今回も家具や壁や天井

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「なぜ本質は地味なのか」

「なぜ本質は地味なのか」

2020年に完成した神奈川のご夫婦のマンションリノベーション。

先日久しぶりに宅飲みに誘われてお邪魔してきた。

収納体積は空間全体の10%程度で構成することが多いが、今回は20%程度。

取っ手を出来るだけ使わず、隠し扉的にして存在感を消す。

エアコンだけが本当に心残りで殺して欲しいくらいだが、マンションのステータス的に他の場所に取り付けができなかった。

40年前にこのマンション

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愛と宣伝の違いについて。

愛と宣伝の違いについて。

プロダクトを制作する上で、プロモーションも考えていかないといけない。

売る目的で制作するのであれば、どう届けるかまでを含めてデザインすべきと思う。

企業とのタイアップでの作品制作なので尚更。

プロモーション方法はざっくりと50程度の手法がこの世にはあって、どれを、どの組み合わせを、どのタイミングで、どのくらいの期間で、どこに向けて〜を考えていくとその組み合わせは随分複雑で豊富。

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無理のない隷属。

無理のない隷属。

日本の伝統的な規格寸法からの可変的な組み上げを考えて行くと、生産工程の打ち合わせや搬入などへも配慮が欠かせないことに気づく。

生産工程から運搬搬入、組み込み設置から交換変形までを一連のデザインと考えた時、質料と形相という言葉を思い出した。

質料と形相について考えた時、木には木の長さや太さ、暑さや間隔の限界寸法があって、「形相は質料に隷属するもんだな」となんとなくの気づき。

この隷属とい

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「日常の中の無心」

「日常の中の無心」

規格化した骨の組み方を変えて、部屋の広さ高さ形状、用途に対応する。

「気分が変わる」は、人のペルソナが起因すると考える。

所属するコミュニティの数だけ我々はペルソナを被るわけだけれど、2012年あたりから所属コミュニティ数も加速的に増えたしこれからも増え続ける。

所属コミュニティの数だけペルソナはあるわけだ。

それぞれのコミュニティ内でのポジショニングも、アクティブ層、中立層、傍観

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「土着的なラマンロラン」

「土着的なラマンロラン」

ワンルームリノベーション計画案
2021@大阪

以前から弊事務所での作品としてのリノベーション案件を進めたく漸くの足掛かり。

理想は100〜150平米のリノベーションが望ましいのだけど、今回は投資ではなくあくまで作品づくり。

ワンルームマンションの運営をなんとかせねばという賃貸会社の方との治山事業を絡めた共同プロジェクト。

念願叶っての作品づくりに着手できるわけで、意図せずにくっついてきた

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「想像を超えるものができる危険性」

「想像を超えるものができる危険性」

まず、どこまで意識から空間を切り離すかを考える。

色彩も本来ならアクローム構成が望ましかったのだけど、そこはやはり家、傷も付くし汚れるし人の生活が刻まれる。

飾るアートと生活感の兼ね合いを見たときに、せめてモノクロームにと新福島の土壌のタービダイトの色彩に合わせたグレージュで行こうかと。

壁面の収納以外は高さ730mm以下に納まる計画とし、へそ下の意識の外れる距離感で、さらに没頭しやす

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「捨てきれないならせめて愛するべき」

「捨てきれないならせめて愛するべき」

ムーブメントとしてのミニマリズムに位置付けられるのが今回のギャラリーメイクなリノベーションで。

概念や意味すらも削ぎ落としてしまうのがミニマリズムの本質で、削ぎ落として削ぎ落としてただの箱になってしまったみたいなドナルドジャッド的な世界線まで辿り着けたら良かったのですが、やはり家は装置なのでどうしても用途までは取り除けず。

用途が生まれると意味が生まれてしまい、コンセプチュアルとの狭間でもがき

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意味や理由が無くては不安でしかたない。

意味や理由が無くては不安でしかたない。






5120mmのコーリアンの天板を食卓からキッチンまで通しで敷きたくて、床レベル上げる予定。

よくあるやつです。

床上げの蹴込み部はステンレス板のヘアラインをベタっと貼ろうと思ってます。

天井と壁はSK化研のFMT-01Aの塗装ムラのできやすいものを。

ムラ感出して、ピントが微妙に朧げになる感じが必要なので、PORTERS予定でしたが、VEでSKになりそうで。

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「我々はなぜ感動してしまうのか」

「我々はなぜ感動してしまうのか」

マンションリノベーション
計画案@新福島

南西向きの位置に掃き出しの窓があるマンションで、夕陽が食卓まで射してくることが予測できる。

15階建ての13階。

眼前の遮蔽物が無いため、窓から見えるのは街並みと空、夕陽の射し込みも随分とヘルシーになりそうです。

ギャラリーメイクの場合、そのヘルシーさは邪魔だったりするのですが、絵や器を並べる時その夕陽の射し込みも日焼けしない程度に映ってく

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侘び寂びとミニマルの違いを考える。

侘び寂びとミニマルの違いを考える。

マンションリノベーション
計画案3D@新福島

年明けの着工に向けての詰めの段階のマンションリノベーション案です。

文化芸術に関心のある施主のため今回はギャラリーメイク。

キッチンは既製品を使わず最低限で製作。

天板はコーリアンのニュートラルアグリゲート。

マンション的に天板は2枚に分けないと搬入できないから継ぎ目はガラスを差し込むかなど検討中。

カップボードも全て製作。

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人工的に作られた機能美と自然の摂理としての機能美の違いは何なのか。

人工的に作られた機能美と自然の摂理としての機能美の違いは何なのか。

キッチンは梁下に据え付ける計画のため既製品が難しく家具職人さんに作って頂くことになりました。

扉材はアイカのRK-6000でフラッシュにしてもらってます。コスパ重視。

レンジフードは富士工業さんのUSR-1AMとかのやつです。これもコスパ重視。

ワークスペースは内部に家電を収納できるようにしてて天板は施主が楽天で買われたメープル材を製材してます。

2万くらいだったらしい安い。製材と

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