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リノベーションの仕事を通じて

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リノベーションを始め、デザインに関する思想を倩と。
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2019年2月の記事一覧

俯瞰しないと死ぬ。

俯瞰しないと死ぬ。

BtoC向けの職業がユーザーベースになっていく。それは建築やインテリアも同様のこと。

家やお店を作るとき、設計事務所や建設会社に足を運んでいた動線が一般的。だけど、複雑なディティールを持たせなければ間取りは作れてしまう。CADもアプリ化してる今、図面を起こすのも簡単。もはやプロとは?の世界。

新築を建てようとすると、申請業務が必要で有資格者が行わなければならない。空き家が増え活用が活発

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足すほうが楽。

足すほうが楽。

家を作るにあたり、ベースになってくる空間自体は刺激的で興奮するものであってはならないと考える。

家を作るということは、暮らしを作るということ。

結婚したり、子供が生まれたり、巣立ったり、ペットが増えたり、趣味が変わったり、仕事が変わったり、長く使うと状況は変わる。

その都度の心地よさを求めて、その都度スケルトンを変えていくことは簡単なことじゃない。

足すことは出来ても減らすことは簡単じ

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なんとなくでやればいい。

なんとなくでやればいい。

自分の中のデザイナー像というのがなんとなくあって、それは「感性で人を喜ばすことができる人」って言う感じ。

友人でグラフィックとかウェブとかのデザイナーがいて最近行動を共にする機会が多い。

彼は生き方がデザイナー(僕から見て)で、仕事は前述した通りだけど、身につけてる物から読んでる本、口から出る言葉、行く場所、出会う人、すべてデザインされてるように感じるし、それ以外に時間を割いてる兆しがない。

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建築士免許なんていらない。

建築士免許なんていらない。

独立して2年経ちまして、リノベーションデザイン以外にもイベントだったり講師だったり物書きだったり手を出してみました。

なんとなくご飯は食べることができてる状況だけど、設計デザインがやはりポストになってる。

個人をターゲットにしてるからこそ、企業から頂く仕事をいくつか持っていた方が良いという結論にようやく辿り着きました。
(独立する前になぜ気づかなかったのか)

というのは、生活費を稼ぎに行

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