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93日目 「不安」はただの勘違い

どうもこんにちわ!こんばんわ!
100日後に人生を変える副業サラリーマンです。


前回お話できなかった、
不安への対処方法について
お話していきたいと思います。

1.思考から距離を取る


不安を呼び起こす思考から距離をとる、
という方法です。

思考、というのは事実ではない、
ということは以前お話したと思います。

推測、物語、記憶など
これまで生きてきたなかで
培ったものから思考は生まれてきます。

ある感情が生まれたとき、
なぜその感情が生まれたのか、として
脳が1つのシナリオとして
あなたに見せてきています。

だから、この思考というものが、
どれほど正しく事実を反映しているか、
その思考を離れたところから確認するのです。

例えば
「わたしは、この会議でひどく怒られる」
という不安を感じたら、
「この思考が不安を引き起こすことに
気づいている」
と語り掛けてみると、不安を引き起こす
思考に気づくことができます。

2.思考の偏りを見抜く


不安を感じるときの偏った
思考パターンがいくつかある
ということを、あらかじめ知っておくのも
有効な手段です。

ここでは、5つ紹介します。

①破局的思考(運命の先読み)


最悪のシナリオを思い浮かべ、それを
今起きるかもしれない、と予測することです。

しかし、その結末は、1つの
起こりうる未来でしかありません。

②パーソナライゼーション(個人化思考)


限られた情報やあいまいな情報を
自分と関連付けて解釈することです。

例えば、友人にLINEを送ったとします。

その友人の返信が思ったよりも
遅かったり、返事がなかったりすると、

「友人は私のことを嫌っているに違いない」

と思いこむようなことです。

実際には、とても忙しくて返信する余裕が
なかったかもしれないし、
携帯電話を家に置き忘れたかもしれません。

つまりは、少ない情報をもって
悪い方向に考えてしまう思考です。

③心のフィルター


気分を害する情報ばかりに注目し、
他の情報を無視する思考パターンです。

会議の中で、ほとんどの人が
評価してくれたにもかかわらず、
たった一人、否定的な意見をすると、
その批評や指摘に心を振り回され、
評価してくれた人の意見を無視する、
そんな思考です。

④過度の一般化


1つの経験をすべての経験に
当てはめる思考パターンです。

1件目の営業活動で、声掛けしても
成果につながらなかったからといって、
それですべてうまくいかないものだ、
と判断するような思考です。

当然ながら、この1件だけで
全ての結果がわかるわけではありませんね。

⑤ラベル付け


④の過度の一般化に似ていますが、
ある出来事や機関にもとづいて
自分がどんな人間かについて
包括的な判断を下すような思考です。

例えば、
入社してから2年の間に経験したことを
通じて、
「自分は不安を感じやすい人」
などといったラベルを自分に
貼りつけてしまい、それが
永続的な人格であるかのように
思ってしまう思考です。

いかがでしたか?
・思考から距離を取り
・不安を生み出す思考パターンを知る

ことで、不安と向き合う気持ちが
できてきたと思います。

明日はこの思考に挑戦するため、
不安の元となる情報を
どうやって見分けるか、
一緒に学びましょう。

それでは、また明日。
楽しい1日をお過ごしください。

(前回の記事)


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