見出し画像

日本VSドイツ 〜能ある鷹は爪を隠す~

ワールドカップカタール大会、日本VSドイツ
いやあ凄かった。2-1で勝利するとは。
前半と後半全く違うチームになっていましたね。

前半戦
序盤は非常に厳しい展開でした。
オフサイド判定によって取り消しとなってしまいましたが、前田選手のシュートは伊東選手との連携と共に非常に良かった。それでも前半で良かったシーンはこのシーンを含めても僅かで、ドイツがフィールドの空気を握る状態でした。
それを象徴するのがPKを献上したシーン。
ドイツの右サイドでコンパクトに攻められているなかで、逆サイドがポッカリと空いてしまい、そこを突かれ権田選手がカバーせざるをえない状況となり飛び出したがためにその事態に陥ってしまったということですね。
それでも日本は守備とキーパーが身体を投げ出し、ドイツの追加点を防ぎ0-1
この状況をみていた時にまだまだ欧州との壁はまだまだ高く厚いのかと感じてしましました。

後半戦
森保監督は後半の頭から動いてきました。
富安選手の投入です。そして、フォーメーション修正。
このフォーメーションは試合中に何度も変更をしてきます。
これがドイツの混乱と日本の活性化を生み出します。それが同点・逆転と繋がっていきます。
この試合で勝利を生み出したのは可変式3-4-3。
可変式の為、複数のパターンが存在しているのですが、この基本にあるのが広島時代のネットでは亜流ミシャ式と呼ばれる可変フォーメーション。
この可変フォーメーションは広島時代には3連覇を果たしている為、ある種の自信が森保監督にはあったのだと思います。だからこそ、練習等はしていたと思いますが、試合にはギリギリまで使わなかった。それこそ、直近では負けた試合ですがカナダの試合で終盤のところで試しているくらいです。
個人的には、Jリーグで磨かれたこの可変システムが、世界に向けられ、そして、ドイツ相手に成果を出した。ある種の感情が自分の胸の内に到来しておりました。欧州に比べれば浅いかもしれないですが、それでもJリーグが積み重ねた歴史がここで実ったような気がしました。

さて今後の展望ですが、
まずコスタリカ戦は非常に重要な試合。ここで確実にポイントを加算したいものですね。ここで決めれば、スペイン相手にはリラックスした状態で臨めます。そして、スペイン相手にもいろんなことが試すこともできる。
がんばれニッポン!



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?