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設立1年経過!さぁ、ぶっちゃけよう♪

みなさまこんにちは。
貴香の西村デス。

3月も半ばとなり花粉症にはつらい時期になりました・・・
花粉症の方には気を付けてほしい食べ物もありますので、私みたいにならないためにもぜひこちらのブログ、ご一読をお願いします。

3月ということで弊社は会社設立1年を迎えました。
無事にこうやって報告ができるのも皆様のおかげです。
ありがとうございます。

会社員をやめてすぐ会社設立というぶっ飛ばし方をしたわけですが、1年経ってぶっちゃけどうよ?!という内容でブログを正直に(ここ重要)書きたいと思います。

きっと「起業前と起業後のギャップが知りたい」という人もいることでしょう(圧)

これから個人事業や一人社長で起業をお考えの方の参考になれば嬉しいです。
ではお付き合いください。


資金面

1.資本金100万←これ大正解。

まず資本金が妥当だったかということについてです
これは「100万という金額」が正解なのではなく「自分の全財産の何分の1」という具合に、最小に留めておいて正解だったということです。
理由は「個人資金を持っていれば融通が利くから」

融通を利かせる場合というのは、主に会社の運転資金が危うくなった時ですね。

融通①=役員が会社に貸し付けることができる
融通②=役員が個人資金を会社の資本金として増やすことができる

私は固定で役員報酬を設定しているので、自分の会社とはいえ事業でいくら利益が出ても月額報酬は変わりません。
賞与を貰おうにも事前に申告(何月にいくら賞与を出すのか)が必要です。

つまり自分の生活費が底をつきそうになっても、会社のお金を簡単に個人に流すのはできないということ。
会社から役員に貸付金を出すこともできますが、手続き的に面倒くさい。(と私は思っている)

個人資金があれば、役員である自分が会社にお金を貸すことができます。

A.会社が役員に貸し付ける
B.役員が会社に貸し付ける

この選択肢ならBの方が色んな機関に懸念される確率が低いではないかという持論で出資額を設定した自分、グッジョブ。
もちろんABどちらもデメリットはありますけど。

あと、個人資金があれば再度資本金としても出資できます。
会社のお金は事業で増やすしかないですが、個人資金は不労所得など色んな手段でいくらでも増やせますからね。

要はしょっぱなから会社に必要以上に出資しなかったんです(爆)

会社を大きく見せたいとかも無いし、EC事業にお金はそこまで必要ないので私は最低限の資本金で十分でした。
信用を作るために融資はお願いしましたが、個人資金で返せる額にして良かったです。
まぁ資本金はあるにこしたことはないですけどね~~

この辺の資金に関しては私の考えなので本当に参考までにしてください。
ペーペーなので間違った認識の場合もあります。

2.売上、運転資金

赤字決算ではありますが、自分が想定していたよりは売上がありました。
正直、初年度の売上なんて全くあてにしてなかったです。
本当に一緒に頑張ってくれたスタッフと協力してくださった方、すべての方に感謝しかありません。

運転資金の減り具合は見通しと大差なかったです。

物品やサービス購入など会社のお金を使う際に考えていたのは「投資なのか、経費なのか」。
売上を将来継続的に生み出すものは投資、消耗するだけのものは経費という考えですね。
これは人件費もです。

今思うと経費はもっと削ることができました・・・反省。

運営管理

日々の帳簿管理(freeeミニマムプラン利用)、給与計算、源泉徴収の算出・納付、社会保険・厚生年金の手続き、年末調整など全て自分で行いましたが、特に問題なく終えることができました。
全てもちろん面倒くさいし、疲れますが理解できればどうってことなかったです。

決算申告・納税はこれからですが、「freee申告」を使ってちゃちゃっと終わらせようと思います。
この分野は周りに専門知識を持つ人が数人いるので心強いです。

1つ感じたことはe-taxやeL-taxなど行政の出すツールやソフトが死ぬほど分かりづらいし、使いづらいということ。
専門用語ばかり使ってあります。
(まぁ専門の人しか使わない前提なのでしょうが)
公的機関が出しているツールやソフトの「操作マニュアル」は細かく書いてあるのでありがたかったです。

あと、公的機関の申告で一つのゴールに向かってタスクをこなしていると、別でクリアしないとゴールできないことが芋づる式に出てきて、迷路に入りました。
たとえばetaxで申告する時に電子証明書かICカードリーダーが要るだとか。
あ、ICカードリーダーは1500円?ぐらいですし、あるとめちゃくちゃ便利です。

外部の相談者

商工会議所に行ってみた!のブログを見てもらうと分かりますが、事業をしていて分からないこと・相談したいことは少し調べてみると公的機関が無料で相談に乗ってくれます。
私が利用したのは以下の通りです。

・商工会議所(事業計画書の添削、越境ECサポート、セミナー)
・公庫(セミナー)
・よろず支援拠点(セミナー、集客支援)
・熊本県知財総合支援窓口(商標権)

これは声を大にして言いたいのですが、上記のような公的機関の無料相談やセミナーはぜひ活用してほしいです。
困った時に相談する相手や、判断基準とする情報を間違わないために!
私も困ったときにネットで調べるのですが、必ず「誰が発信しているか」はチェックしていました。

担当してくれた方によるのかもしれないですが、よく分からない有料のコンサル会社より公的機関は信頼できました(小声)

想定外の出来事

自社商品がメディアで紹介されるという「良い意味での想定外」の出来事はありましたが「悪い意味での想定外の出来事」はありませんでした。
事業で多少のトラブルは起こっても、冷や汗出たり動揺する出来事は正直何もありませんでした。

「思いつき」が止まらなかった

自分がやりたくて始めたことだからか、毎日「これやったら良いかも」「これは誰かの問題解決になるのでは」と思いつくことが沢山出てきました。
なので、スプレッドシートに思いつき表というのを作って書き留めています。
iPhoneのメモも思いつきで大変なことになっています。
会社員時代にもこういうことが出来ていたら、もっと会社に貢献できていたかも・・・(反省)

個人的なこと

生活リズム・メンタル・モチベーション

仕事している時間は長くなりましたが、生活リズムは会社員の頃とほぼ変わらず。
在宅ですが毎日7時には目覚まし無しで起床するし、夜は普通に眠くなるし・・・・

また、この1年間起業前と同じ精神状態とモチベーションで仕事ができました。
メンタル面がやられるのではないか?!とおびえていましたが、1年間メンタル良好。
相変わらずやる気しかない。

"起業1年目"に大事だと思ったこと

「自己規律できるかどうか」です。
起業すると自分で自分の好きなように働けますが、それはつまりいくらでも怠けることができるということ。
情熱が生ぬるかったり、夢見てるだけだったり、自分に甘い性格の人の起業は危ないと思いました。

「自分の情熱は何度だろう?」
「自分が自分に負けてしまう時はどんな状況?」
など、起業前にきちんと自分を分析することが重要です。

その上で、自分の達成したいビジョンが明確ならぜひ挑戦しましょう。
ビジョン・信念・目標が明確なら、それに向かって自分がやるべきことも明確なはずです。
それが明確なら「行動」としてアウトプットできますよ。

結論

起業前後でとくにギャップなし。(おもんないとか言わないで)

「やせ我慢してるんじゃない!?!」と思う人もいるでしょうが、これが本音であり現実です。

なぜギャップがないか?
自分が「最悪のことを想定して動く性分だから」です、きっと。

正直この1年結構自分的に「実験・実証・様子見していた1年」だった感じなんですよね。
それが「自分の感覚(考え)、間違ってないかも」と確信に変わったことが沢山ありました。
この収穫が1番大きいかもしれない。

各項目、もっと掘り下げた内容はまたブログに書きます。

今の環境が私にはとても合っていそうなので、2期目も自分の達成したいビジョンに向かって楽しく仕事しようと思います。

やりたいこと多すぎィィィィ!!!!!


最後までお読みいただきありがとうございました!

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