書くこと、読むこと、話すこと、
何かを書くときはできるだけ本とか辞書を開かないようにしている。書くために適当な言葉を寄せ集めるような作業に集中してしまうと、とたんに内容が薄っぺらく感じられるからだ。なんというか、そうやって書かれた言葉は、精彩を欠いているように思われるのである。適当な引用や表現の借用は、表面的で凄みがない、そんな気がする。正確さを期すためなら仕方がないと思えるが、それでもwikipediaの文章を読まされているようで退屈な気分になる。私は怠惰な読み手なので、そういう厳格な文章をすっ飛ばしがち