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「人」がつながり協賛の輪が広がるとなんだってできる。Anything is possible.

はじめて彼女に会ったのは、2度目のケアンズの海の中でした。泳ぐのが苦手な夫に「ノブリーン!!大丈夫?」と叫んだそのわたしの言葉に反応した女性がいました。

「えっ?ノブリン?ブログのKANAさん?」

トライアスロンのレースは情報が少なく、ケアンズに参加するにあたって、検索して、わたしのケアンズのレースレポートを読んだとのこと。

いいねもスキもフォローもコメントもないわたしのブログ。それからはFBでつながっていました。

兵庫在住の彼女に、9年ぶりに琵琶湖でお会いしました。

              ◇◇◇◇◇

はじめて彼に会ったのは、ケアンズのウェルカムパーティーだった。エイジカテゴリー(5歳刻みの年代)を聞かれ、同じだったけどその時の僕はエイジ優勝なんて頭になかったから彼のことはレース中も忘れてた。

彼が優勝し、50秒の差で僕が2位だった。エイドステーションで僕が水を飲んでいるときに抜かされたようだ。彼は僕をずっとマークしてて。

その次に彼に出会ったのは、上海だった。スイム、バイクの苦手な僕は、ランで彼に追いつくことができ、16秒差で僕が優勝。

厦門アモイでは彼が優勝し、僕が2位。翌年のハワイでも会い、3年ぶりに琵琶湖で会った。

               ◇◇◇◇◇

はじめて彼に会ったのは、佐渡でした。トライアスロン専用ロードバイクの会社Ceepoを立ち上げた社長。彼自身もトライアスリートで宮古島でも何度もご一緒させていただき、Ceepoのバイクも2台購入し納車に家まで運んでくださいました。

セブ、上海、ハワイでもお世話になりました。

The 2nd Annual LAKE BIWA TRIATHLON IN MORIYAMA はCeepoの社長がゼロから立ち上げました。

           ◇◇◇◇◇

熱中症警戒アラート発令のため、当日朝急遽距離が短縮されてレースが開催されました。

バイクは73kmで4周回のところを3周回の58km。ランは1周4kmの5周回で20kmだったところ3周回の12km。

スイムは従来のまま2周回の1900m。第1ブイまで岸沿いでなので浅く足が着き歩けます。安心感があります。コース設定にもやさしさを感じられました。バイクコースは、湖岸道路を往復して農道へ出ます。湖畔道路は気持ち良くスピードが出ます。ランは比叡、比良の山並みや湖岸の景色が美しく、ボランティアの元気な応援が暑さを和らげてくれました。

兵庫在住の彼女、夫の良きライバルも、彼らがいるから、ゴールを目指せる。

フィニッシュゲートでは主催者であるCEEPO社長の笑顔が迎えてくれます。

守山南中学校書道部の書
ゴール後のきゅうり
バイクコースで通過する幸津川で作られた小豆を使用した赤飯もいただきました。

協賛各社各自治体からのお赤飯、きゅうり、ケーキ、とうもろこし等もいただき、それぞれに「人」が感じられます。

選手・マーシャル・ボランティアが『全員主役全員勝者』『安全第一』『楽しく全員完走』の大会コンセプトもひとりひとりを大切にしています。

開催するにあたっての「人」とのつながりを発信し続けてくださり、協賛の輪を広げ、湖を泳げること、公道、農道を走れること、トライアスロンができること、たくさんの「人」が関わっていると改めて感じ感謝の気持ちでいっぱいです。

ありがとうございました。

「人」を大事にすると、協賛が得られ困難なことでも可能になる。

Anything is possible.

なんだってできる。


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