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【協力企業インタビュー】BIWAKO PEARL SURPRISE|第2回LAKE BIWA TRIATHLON IN MORIYAMA サステナブル・プロジェクト

こんにちは。
立命館守山高等学校の久徳です。
この記事では、BIWAKO PEARL SURPRISEの取り組みについてご紹介します。

サステナブル・プロジェクトとは
2022年7月2日(日)に開催される「LAKE BIWA TRIATHLON IN MORIYAMA」は、2回目となる今大会で「サステナブル」というコンセプトを掲げました。そこで、「第2回LAKE BIWA TRIATHLON IN MORIYAMA サステナブル・プロジェクト」では、協賛・協力企業から6社のサステナブルな取り組みを取り上げ、6名の学生ライターが取材、noteで発信しています。


今回お話を聞いたのは、BIWAKO PEARLS SURPRISE代表・廣瀬香織様です。びわ湖パールのPRや琵琶湖の環境保全事業から地域連携型子育て情報誌まで地域に寄り添った事業に幅広く取り組んでおられます。

取材では、BIWAKO PEARLS SURPRISEがトライアスロン大会に協力した経緯や今回の大会で提供していただく記念品についてお伺いしました。


琵琶湖の宝石 “びわ湖パール”

日本最大の湖・琵琶湖では、約90年前から琵琶湖固有種のイケチョウガイを母貝とする淡水真珠の養殖が行われてきました。長い年月をかけて育てられた“びわ湖パール”は一つ一つ違う色や形を持ち、多くの女性を魅了してきましたが、1970年代後半から琵琶湖の環境変化に伴い、その姿を見ることは少なくなりました。しかし、現在では、琵琶湖の水環境の改善によって再びその輝きを取り戻してきています。

びわ湖パールの輝きを取り戻す“BIWAKO PEARLS SURPRISE”

廣瀬さんは、「びわ湖パールを地域の宝にして、地域の子供たちの自慢できるものにしたい」、「びわ湖パールを通じて色々な人とのつながりを持ち、ともに“びわ湖パール”を守っていきたい」という想いから、BIWAKO PEARLS SURPRISEを立ち上げ、真珠の核入れ体験や琵琶湖クルージング、「もりやまびわ湖パール『真珠貝のオーナー制度』」などの事業を展開してきました。
また、2020年にはびわ湖パールの産地・赤野井湾のある守山市で、クラウドファンディングによって建物を改装し、びわ湖パールのアンテナショップをオープンしました。このアンテナショップではびわ湖パールを使ったアクセサリーをはじめとする様々な商品が販売されています。びわ湖パールとレジンを用いて作られた“BIWARCHI”はこのアンテナショップをオープンする際、オリジナル商品として開発され、地域の主婦の方々によってひとつひとつハンドメイドで作られています。色や形がそれぞれ違うオリジナル感と購入しやすい価格であることから、普段はあまりアクセサリーを身に着けない人でも気軽に購入し 、日常的に身に着けることができると人気の商品となっています。

アンテナショップ"BIWAKO PEARLS SURPRISE"


今回のトライアスロン大会に協賛した経緯

BIWAKO PEARLS SURPRISEは第1回BIWAKO TRIATHRON IN MORIYAMA にも協賛しており、第1回大会では先ほど紹介した“BIWARCHI”を特別参加賞の記念品として提供して下さいました。この記念品は、第1回大会の際、アンテナショップに足を運ばれた大会実行委員長の田中信行さんが、そのインパクトを気に入ってくださったことがきっかけで実現したそうです。記念品に決定してからは、守山市らしさがあり、選手に喜ばれる記念品になるように工夫を重ねられ、その一つがBIWARCHIの台紙です。環境にやさしく滋賀県らしいヨシ紙を使用した台紙には、レース会場から見える美しい琵琶湖が描かれています。

第1回大会で提供していただいたBIWARCHI

今大会で提供していただく記念品について

今大会では、昨年のBIWARCHIに引き続き、琵琶湖をモチーフとしたオブジェを提供していただきます。

今大会で提供していただく記念品

今回提供していただくオブジェは、今大会のコンセプトの一つである「サステナブル」を意識して、様々な工夫がされています。
後ろの円の部分は、滋賀県材のヒノキを使って琵琶湖と波が形どられ、中央部には琵琶湖の宝石“びわ湖パール”が埋め込まれています。また、円の弧の部分には、「LAKE BIWA TRIATHRON IN MORIYAMA 2022.7.2」の文字が、前側には走っている人のシルエットの横に大会名が刻まれています。このオブジェの台となる部分にはおがくずを圧縮して作られた圧縮合板が使用されており、車輪をモチーフとしたデザインとなっています。そしてこの記念品と同梱される台紙には琵琶湖を背景としたBIWAKOモニュメントが映っています。この記念品と台紙を梱包する袋にはトウモロコシを使用した環境にやさしい袋を使っており、中から外までサステナブルな工夫が凝らされています。

このオブジェは紐をつけることでオーナメントとしても使うことができます。

廣瀬さんは、トライアスロン大会に出場される方だけでなく関わってくださるすべての方に「平和」と「サステナブル」を考えていただけるようにとの思いで、この記念品をつくられました。

大会参加者へのメッセージ

最後に、廣瀬さんから今大会に参加される方々へ向けてメッセージをいただきました。
「トライアスロンは競技として勝ち負けやタイムはもちろん、地域を楽しむこと、そこにいる人たちとの時間や自分が感じたことが一番のブライスレスであり、価値であると思います。滋賀県、琵琶湖、守山の魅力をとことん楽しんでいただきたいです!」

Sustainable Project vol.5「BIWAKO PEARLS SURPRISE」
▪︎ Interviewee:Kaori Hirose(BIWAKO PEARLS SURPRISE)
▪︎ Interviewer,Writer:Daiki Kyutoku(Ritsumeikan Moriyama Senior High School)


お知らせ

サステナブル・プロジェクトでは、守山で開催されるトライアスロン大会を選手の皆さん、企業の皆さん、地域の皆さんと一緒に盛り上げられるよう「サステナブル」というキーワードを通じて多くの皆様に発信しています。
他の協賛企業の記事も弊社インパクトラボのnoteやプロジェクトHPで順次公開しておりますので、ぜひご覧ください。


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