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ラストディール 美術商と名前を失くした肖像
老いぼれ爺さんにドップリ感情移入して、オークションからラストまでずっと刺さりまくりました。
美術商の老いぼれ爺さんオラヴィの元に、生意気なクソガキが、学校の課題である「職業体験」をクリアするために押しかけてきます。娘の子供です。
娘に押し切られた形で仕方なく引き受けたものの、オラヴィはウェルカム度ゼロで、ガキのオットーもやる気ナッシングです。
ある日オークションの下見に行ったところ、オラヴィ
世界侵略ロサンゼルス決戦
全く期待せずに深夜に観た映画特有の謎の面白さ。
いきなり全世界が宇宙人に侵攻されるパニックアクション映画なんていうと、秒でスルーしかねないですが、意外にも面白かった。
概ね評価点が低いのは、この手の映画に高得点をつけるのは躊躇われるという理由が大きいからだと思われます。5点満点だと、多分0.5点くらいは、なんとなく差し引かれている可能性が非常に高いのでは。
もちろん、大いに期待して観るとガッ
「9人の翻訳家 囚われたベストセラー」
これは構成が絶妙でした。ある程度早い段階で犯人が明かされ、Who,How, Whyの順で真相が解き明かされていきます。
時系列の配置によって、予期せぬ未来が提示され、見る側の興味をその方向に誘導する演出もうまい。
で、肝心のトリックですが、素晴らしいと思いますが、はっきりってToo Muchでした。
ジェフリーディーヴァー的などんでん返しに次ぐどんでん返しって感じですが、大きなトリックが、どんで
「アラン・デュカス 宮廷のレストラン」
キャッチコピーが、
「今宵、ヴェルサイユ宮殿に、あなたの席をご用意しました。」
今宵。。。
いきなりナンですが、フランス料理にはあまり興味はありません。
気取った人達が、たいして味もわからないくせに、したり顔で「うーん、美味しい」とか言いながら偉そうに食べるものという印象が強いし、大体、なんだかよくわからない野菜が芸術的に盛り付けられていたところで、たいして食欲もわきません。
それに、それ