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金縛りになりやすい人の特徴

金縛りになりやすい人の特徴
ルブリン医科大学の研究

頭は働いているのに、体が動かない状態、いわゆる金縛りだ
(医学的には睡眠麻痺)
この金縛り、意外と経験している人は多い
世界人口の7.6%は人生で一度は経験しているとされ、学生に限ると28%が一度は経験している
そんな金縛りになりやすい人の特徴が判明している

ポーランドの大学生を無差別に選んで、アンケートを行った
アンケート内容は、個人データやライフスタイル、健康に関するもの
4500人に対してアンケートをした所、18歳~50歳の2598人から回答が帰ってきた
年齢を統一するため35歳以上の学生45人を省いて、アンケートを分析した
(女子学生の割合が80%)

分析の結果、学生の33%が人生で一度は金縛りになったことがあった
全体の10%は、年に4回以上の金縛りを経験していた

金縛りと関係があるのは、喫煙、お酒、運動不足、高齢、BMI、寝過ぎ、寝不足、不安、心配性だった

喫煙、お酒、運動不足で身体的に問題を抱えている場合、金縛りになる確率が増加する

BMIが高いと頻繁に金縛りになりやすい
睡眠時間は5時間以下、もしくは10時間以上だと頻繁に金縛りになりやすい
精神的に不安を抱えていたり、心配性な人も金縛りになりやすい

要するに、心身に問題を抱えている人、不健康な人が金縛りにあっている

心身に問題を抱えていると、寝ている時に脳なり体なりが誤作動を起こして、金縛りになっているのではないだろうか?
詳しいことは分からないが、金縛りによくなっている人は、何かしらの問題を抱えているのかもしれない
ただし、心身に問題がなくても金縛りになる人もいる
過剰に心配する必要はない

世界の学生の金縛り経験率は以下の通り
アイルランドは19.9%、カナダは29%~41.9%、アメリカは25%、日本は38.9%~43%、ナイジェリアは26.2%~44.2%、エジプトは43%、クウェートは29%、スーダンは30%、ペルーは55%」
日本は平均からすると高めである

金縛りになっても心配する必要はない
身近な現象である

今まで経験がないので、一度くらいは経験してみたい

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参考文献
Risk factors of sleep paralysis in a population of Polish students
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC9171979/

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