リモートワークによって仕事の時間が増えた

リモートワークによって仕事の時間が増えた
マイクロソフトの調査
対象者：マイクロソフトの従業員

・調査の意図
新型コロナウイルスの流行により、仕事と生活は密接になりました
リモートワークの急増によって、仕事と私生活を区別するのが難しくなりました
急激な生活の変化で、仕事に変化が出ていないか調査しました

・調査の内容
マイクロソフトの従業員のキーボードのログを追跡して、いつ働いて、どの時間に忙しく働いているのか調査しました

・結論
午後6時から午後8時に仕事をする人が増えた
子供の世話をする時間を早い時間に取るため、その埋め合わせをするために夕方に働いている
本来なら仕事のピークは昼食前と昼食後にある
夕方に第三のピークがあることから、トリプルピークデイと呼んでいる

ここ1年半で仕事とプライベートの境界は薄れた
平均的な従業員は時間外にメールを送信するのが42%増えた
時間外に仕事をするのが当たり前になってきている
(顧客に配信した電子メールは昨年同月に比べて406億件増えていた)

また、鍵の時間も大幅に増えている
全世界で会議の時間は2倍以上に増加した
平均的な会議は一回あたり時間が10分延び、35分から45分になった
会議の62%は予定外、もしくは臨時で行われていた

会議やメールが増えた結果、やるべき仕事が後回しにされた
そのため平均して毎日約1時間も多く働いていることになる

リモートの普及で仕事を柔軟に行えるようになった反面、コミュニケーションを簡単に取れるようになった
対面なら躊躇することも、遠く離れた場所にいる人なら声をかけられる
また、時間の制約も少ない
移動時間を考慮する必要がないので、いつでも会議を開けてしまう
簡単に会議ができるので、無駄な会議が増えている

会議に制限時間を設けたり、会議をしない日を設定して無駄な会議を減らさないといけないだろう

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参考文献
The Rise of the Triple Peak Day
After work, do you … get back to work? For some, there’s a new pattern replacing the 9 to 5
https://www.microsoft.com/en-us/worklab/triple-peak-day