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多趣味は認知症のリスクを下げる!?

多趣味は認知症リスクを下げる!?

・趣味ってなんだろう?

趣味には、読書、ゲーム、イラスト、漫画、音楽、マジック、スポーツ、投資、飼育、旅行、執筆、料理、ハンドメイド、刺繍、収集、ボードゲーム、ギャンブル、観劇、掃除、DIY、ドローン、そろばん、お菓子作り、ダンス、ダイビング、マッサージなど、さまざまな種類があります。

人によっては、一つの趣味をとことん極めたり、逆にたくさんの趣味を持っている人もいます。
どちらも素晴らしいことですが、今回は「多趣味」にスポットを当ててみましょう。

・多趣味にはメリットがある?

実は、多趣味にはメリットがあるという研究結果が出ています。
大阪大学や順天堂大学などの研究機関による調査です。

研究チームは、40歳~69歳までの22,377人を対象に、趣味の数と健康状態を調査しました。
さらに中央値11年の追跡調査を行い、その変化を観察したのです。

・多趣味は認知症リスクを下げる

その結果、多趣味な人ほど認知症のリスクが低いことが判明しました。

具体的には、趣味がない人と比べて、趣味が1つある人は約19%、多趣味な人は約23%認知症のリスクが低かったのです。
調査期間中に認知症を発症した人は3095人でした。

・なぜ認知症リスクが下がるの?

趣味を持つことで、人生の目的が高まり、炎症レベルが下がることが認知症リスク低下の一因と考えられています。

また、体を動かす趣味は高血圧、糖尿病、肥満のリスクを下げ、それらが認知症のリスク低下に繋がっているようです。

・多趣味に対する誤解

一方で、「多趣味だと1つのスキルが身に付かない」「飽きっぽい」「お金がかかる」「中途半端に終わる」などの意見もあります。

しかし、研究結果が示すように、多趣味は決して悪いことではありません。
さまざまなことにチャレンジすることで、脳をトレーニングし、認知機能の維持・改善に繋がるのです。

・最後に

一つのことを極めることも素晴らしいことです。しかし、好奇心に従って新しいことに挑戦することも悪くありません。

認知症リスクを下げたい人は、ぜひ新しい趣味を見つけてみてはいかがでしょうか。人生が一層楽しくなるかもしれません。

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