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超大変な日々を過ごした異国の地に5年ぶりに戻って「回収」したのは

2023年2月。コロナ禍を経て、5年ぶりにインターン生活をしていたホーチミンを訪れた時のことを書きます。今回の滞在は2泊4日の旅。
旅のテーマは、「成長曲線爆上げのタネ探し」
修行したくてベトナムで半年インターンした話はこちら☟

20代後半の自分の伸びしろはなんだろう?このままで大丈夫?

というのも、今は日本で会社員をしており、ありがたく社会経験を積ませてもらって、日々成長してきた自負はあるんですが、そろそろ成長曲線の停滞期が来そうな気がして。

自分の人生における課題ってなんだろう。改めて見つめ直したかったんです。

旅行当時25歳でしたが、20代のうちに、大きな課題を見つけ、解決し、道を切り拓く大人になっておきたいと思いました。

「課題を見つける」といっても、自分の伸びしろは急に生み出されるものではないと思っていて、これまでの人生における思考と行動の積み重ねを振り返ることで見えるのではないだろうか?

そう、だから、過去を振り返る必要があると思ったんです。

しかも、できるだけ「うまくいかなかった」過去を

なので、コロナも落ち着いてきたタイミングで、これまでの人生で一番しんどい日々を過ごした地に弾丸だが舞い戻ろうと思ったんですね。

まあ、こんなこと書いておきながら、とにかくホーチミンが恋しくて恋しくてしかたなかっただけな部分もあるんですけど(笑)

あの料理、あのお店、あの空気、バイクで風を切る気持ちよさ。

全てが大好きだから。

結果、「忘れていたものを回収した」旅だった

実際に投稿してみて、懐かしのローカル料理やカフェを巡って旅行を満喫した2泊4日だったんですけど、上述大きな目的もなんとか達成できました。

一番大事なものを得てきた、というより、忘れていたものを回収してきたという感じ。

それは、「圧倒的コミット」でした。

「圧倒的コミット」があれば、都度全力でやり切ることになり、それでもうまくいかないこと・できないことといった「課題」を見つけ、行動して解決し、また次のステージに行く、これができると思ってます。

そして、これが23年2月の自分に足りないものだと気づかされました。

ハタチの時、なんでホーチミンであんなに大変なインターンを頑張れたんだっけ。

これは断言できるんですが、覚悟を決めてやり切ったから。

期限を決め、家にも家族にも会えない環境に自分を追い込み、目標を掲げては毎日止まる暇もなく、風邪を何度も引きながらやりぬいたのでした。

まさに、「圧倒的にコミット」という感じ。

自分の人生、目標に。
いや、もはや何かわからないものに、超全力でコミットしていたんですね。狂気的だとさえ思いました(当時そうなるまでも少しは紆余曲折はあったけど)

だから、5年も経っても、あの時の自分の脳みそに汗をかき、手と足を動かして得た経験、知識、感性は今も色濃く残っているんだと思います。
ベトナムという国と文化、ベトナムの人々が魅力的なのは言うまでもなく、大好きで、ただそれだけではなくこういった圧倒的コミットをさせてもらえた地であることで余計忘れられない場所になっていることは否めません。


今でも当時の記憶にしびれては当時の自分に羨ましさを感じる。

大学を休学し、海外インターンで、土砂降りのスコールの中バイクに乗っては飛び込み営業。だいぶ極端な決断に出たことだったと思うんです。

当時の若さと無垢さがそうさせたのかな。

そして、社会人になった今も毎日一生懸命にもがき、成長はしている。

人生を無難に生きているつもりはない。

挑戦にあふれる環境で仕事をさせてもらってもいる。

でも、社会人になった今、インターンのように「期限」などなくずっと走り続けないといけない。あっという間に、1か月、四半期、年度が終わり、毎日目の前の仕事を頑張り、改善するだけで精一杯になってしまっていることもありました。

でも、最初に書いた通り、成長曲線に停滞期が来そうという感覚がついては離れなくなってしまったんですね。

ここでゆるやかな成長曲線を描く大人になるのもいいだろう、そういう選択肢もあります。ただ、どうしても、本能レベルで、それを阻止したい自分がいた。自分の魂は、このままでは満足しないんだ。

くすぶってる自分に居ても立っても居られないんだ。

もう一度あれくらい、狂うくらいのコミットをして、もう一度、いや、何度でも何歳になっても熱い青春を過ごしたい、そう思ったんです。

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