梶本 真

梶本 真

最近の記事

小説 精神病院の喫煙所にて

「タバコ一本もらえないですか?」 僕は、目の前に居るガリガリで上下スウェットのおじさんに言った。 「いいよ」 おじさんは赤いマルボロの箱からタバコを取り出すと、僕にくれた。 「ありがとうございます」 僕は借りたライターでマルボロに火をつけた。 まろやかな煙からニコチンが染み渡ってくる。なんたって、3ヶ月ぶりのタバコなのだ。 煙を吐き出すと、周りの声がはっきりと聴こえてきた。 「リストラで離婚されてね。する事が無いから昼間から飲んじゃって。気付いたら連続飲酒。救急車でここ。」

    • 今日はダラダラしてた

      こんにちは。 今日はダラダラと過ごせた。 起きてからずっと、アプリに保存しておいた音楽アルバムを引っ掻き回して聴いていた。 公園に行きたかったが寒かったので辞めた。 これから、創作に活かすために映画を観ていこうと思った。 1日1作は難しいかもしれないが、出来るだけ物語を摂取していきたい。 明日はメンタルクリニックである。 のんびりと過ごしていきたい。

      • 活動的だった3月

        こんにちは。 最近はあいも変わらず瞑想を毎日する生活である。 効果は驚くほど出ており、統合失調症発症からの7年間で最も具合が良い日々を送っている。 3月を思い返すと、これまでに比べて非常に活動的な月になった。 仲間との楽曲のMV撮影に始まり、毎日公園に散歩に行く日々で、体重が最大時より4キロ近く落ちた。 1日〜15日は毎日CBD・CBNを摂取して出掛け、瞑想をして過ごした。 CBNを摂取しての瞑想は、脳の不調な部分を癒やしてくれる感じがし、実際に症状が良くなった。 中旬

        • 友人のライブを見た

          こんにちは。 今日も今日とて、レコードを売りに行った。 毎日のようにレコードを大量にリュックに入れて背負っているので、脚に強い負荷がかかるのか、筋トレになったようで、脚の中心部に感じていたエグい麻痺がだいぶ取れてきた。 腰は痛いが、ダイエットにもなったようで、ほんの少し、痩せた。  夜、査定の終わったレコードのお金を回収しにディスクユニオンへ。 手に入ったお金を持って友達のライブがあるバーに向かう。 久々に、旧くからの友人とがっつり話せた。 様々なトラブル、生活、世相、音

        小説 精神病院の喫煙所にて

          元気になってきた

          こんにちは。 瞑想を始めて2週間強が立つ。 毎回、新たな気付きがあり、生活の見直しや、幸福感を感じたり、認知機能の回復があったり、非常に良い効果が出ている。 今日は起きてすぐ公園に行き、その後はレコードを売りにディスクユニオンへ行ってきた。 まあまあの値段がつき、満足だった。 「太陽の座る場所」を読んでいるが、ドロドロし過ぎていて笑う。 読むのになかなか体力を使う。出てくる感情が重すぎて。 だがなかなかに面白い。 最近、ああ、病気を乗り越えたな、と感じた。 外出も出来

          元気になってきた

          小説「病棟」

          夜。部屋は解錠されていて、いつでもそこから出られるという安心と、いつでもそこから看護師が入ってこれるという不安感で、私の心は泣き笑いのような表情になった。 窓の外からはこちら側の窓を締め切った民家が数軒と、運輸系の会社の社屋及びトラックが見える。 布団の中で、携帯を見て音楽を選ぶ。 この携帯も、母が数日前に差し入れたものだ。 母には相当しつこくお願いをした。 思い出すと、すこし、苦い。 曲が流れ出す。 思わず踊りたくなって、曲のボーカルに合わせながら、ジェスチャーを混じえて、

          小説「病棟」

          瞑想によって脳が回復してきた

          こんにちは。 瞑想を初めて1週間がたつ。 毎日、瞑想をする度に過去3回の入院による脳の損傷が癒えてゆくのを感じる。 ライトなどの光源がチカチカ光る幻覚に悩まされていたが、それも落ち着いてきた。 左脳のある頭の左半分や、目の裏の辺りの脳の中心が麻痺したような感覚も持っていたが、瞑想によって血が巡りはじめ違和感はなくなってきた。 瞑想はすごい。本当に、すごい。 車で言うとガレージでメンテナンスするような感じと言えば伝わりやすいだろうか。 そもそも、毎日の習慣というものを持ったのが

          瞑想によって脳が回復してきた

          掌編 「放課後」

          放課後。 今日も運動靴が捨てられているかもしれないー 僕は靴箱に向かうのが嫌だった。 もしかしたら、そこに向かうまでの間に学年の嫌いな上位カーストのいじめっ子に会うかもしれない。 僕は、本を読んだ。 帰宅するまでの地獄を先延ばしにするために。 「何読んでんのよ」 彼女が話しかけてきた。 同じ小学校の彼女は、学年でも1,2を争うくらいに人気がある。 女子グループでも上位グループに居るが、何故か他の女子と違って、僕の陰口を聴こえるように言わないのだった。 「小説。ファンタジーの」

          掌編 「放課後」

          瞑想の効果が出てる

          こんにちは。 認知機能障害への対策として瞑想を初めてみたのだが、効果が非常にある事が分かった。 考え事ができるし、幻覚が減る。 毎日30分はやることにした。

          瞑想の効果が出てる

          瞑想をはじめた

          こんにちは。 最近、また認知機能に障害が起きており、思考が出来ない状態が続いている。 小説の構想など全くできない。 もっと脳が回復しないと小説は書けない。 だから脳を回復させるために、マインドフルネス瞑想を始めてみた。 この瞑想を続けると、脳の血流が良くなるらしい。 毎日たっぷり1時間はやろうと思う。 腰のヘルニアが再発してしまい、非常に痛く、歩きづらい。 来週はPVの撮影があるので、風呂に入ってよく血流を回して痛みに対処したい。

          瞑想をはじめた

          読書が捗らない

          こんにちは。 最近読書ができない。 代わりにYouTubeでmixを聴いている。

          読書が捗らない

          深夜食堂を観る

          こんにちは。 今日は森林浴して母と話して「深夜食堂」のポテトサラダの回を観た。 久々に泣いてしまった。 幻覚は収まり気味で調子がいい。

          深夜食堂を観る

          短編小説を書いてみたい

          こんにちは。 今日は「ビブリア古書堂の事件手帖」の3巻を読み進めた。 2巻程のドライブ感は無かったが、すいすいと読めて楽しかった。 「アゴなしゲンとオレ物語」も引き続き読んだが、下品過ぎて爆笑した。  短編小説を書いてみたくて、構想を練っている。 舞台は現代にしたい。とか、少年が主人公がいい、とか少しづつだが考え始めている。 書いてみたい小説像としては、昔の中間小説とかライトノベルみたいなもので文学性も織り込んだもの。 純文学はまだ書けそうにも無いし。 そういう、ライトノベ

          短編小説を書いてみたい

          回復

          こんにちは。 昨日は久しぶりに気持ちが上がり、自分の過去の曲を聴いてみたら、ああ、自分はラッパーなんだなと再確認できた。 さらに、2年前の人生最大のクライシスについても、心の中で決着がついた。 今の自分は、0。0だから、これから始めれる。 この年齢だが、まだまだこれからだ!と、前向きになれた日だった。 今日はBOOKOFFまで往復歩いて行った。 運動になった。 「アゴなしゲンとオレ物語」を5冊買った。 ギャグ漫画は救いになる。 往復の道のり、久しぶりに色んなヒップホップを聴

          宇佐見りんさんスゲー

          こんにちは。 自分は中上健次のファンである。 最近、中上健次の影響を受けた若い作家がいるという記事をネットで見、調べてみると、宇佐見りんさんという女の子の作家さんらしいと分かり、インタビューを読んでみた。 すると、非常に才気煥発な方のようで嫉妬してしまった。 20歳で芥川賞である。すごすぎる。 これから文章を始めてく身としては、こんなすごい人がいたらビビってしまう。 自分も早く小説を書いてみたい。

          宇佐見りんさんスゲー

          ヒップホップから離れて

          こんにちは。 「ビブリア古書堂の事件手帖」2巻読了。 これからますます面白くなりそうで、非常に楽しみ。 カラオケでラップを歌ったが、果たして本当にラッパーなのかと言うくらい、下手にしか歌えなかった。 どうやら、音楽から遠ざかっている間にどんどん技術も落ちているようで、危機感を感じた。 またヒップホップをしたい。 そう感じた。 在宅ライターのアルバイトをする事を目標にして、フリーの簡単な案件から始めてみるべきだろうか? 今の自分に仕事が出来るか、まだ、分からない…。 とにかく、

          ヒップホップから離れて