君と僕の夢みたいな幻【オリジナル歌詞】
週末になれば新車のビーノに乗って
君の住んでるアパートを目指した
どんなにスピードをだしたって
未来は入り口すら見えなかった
途中のコンビニエンスストアによって
プリンとたばこを僕は買ってく
君はいつもなにもいらないって
照れくさそうに笑ってなぜか泣いた
何もないのにすべてがあった
無邪気な笑顔二つ
夕暮れ時には未来を語りあった
そんな1999年長津田
なりたいものなんてなにもないの
なりたくないわけじゃないけどないの
CDプレイヤーの中でミュージシャンが歌ってる
歌はいつだってサニーデーサービス
なんでもないのに涙がでて
それを塗りたくるように抱き合った
夕暮れはいつも愛の歌
そんな1999年長津田
いつか大人になって日々の中であの頃を忘れてしまっても
僕はずっと歌ってる
明後日の方向に置き去りのままの二人の正体不明の虚しさに向けて
きっと誰よりも笑っている
君はそういう人だったから
2016年夏の終わり
遠くの方をめがけてありがとうって歌った
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