僕らは【オリジナル歌詞】

陰が宿る
仕方ないかと手を握る
飲みこまないよに
吐きださないよに

君はきっと僕で
寒くなると姿をみせる
わからないなんていえないぐらい
互いに不完全で

このままどこにも行けない
それが二人の黄金比で
ただ寒くなる街並みに
夢の残り火で灯したりして

イルミネーションがやってきたなら
今より一つになれるんだよ
幻が一瞬だけ
一つになれる季節

天の川は渡れなかったけど
想いは深まっているから
僕の中の僕に逢いたい
一つになれないとしても


ずっと昔から
僕らは離れ離れだな
だからこそ死なないで
生きてこれた気もする

隅っこで泣き弱てる
君はそれでいいといつも言う
笑うことに意味があるなら
涙が教えてくれることもあると言う

イルミネーションが灯る頃
君の涙がキラキラと光る
泣いた人にしか纏えない夢をのせて
12月のパレードをゆく

僕らはもうわかっている
互いに支えあっているよ
僕の中の僕にまた会えるまで
あともう少し

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