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特例子会社とはなにか…と書こうとしていたら…

ひどい吐き気で栄養ゼリーしか食べられず救急車を呼んで入院していました!

スタッフUです。今回は転職に関するあれこれを書こうと思っていたのですが、急遽入院してしまいました。
こんな美味しいネタは書かずにおれません。これが元ライター魂です! 自分こそネタの宝庫というわけです。

食欲が失せて1日中吐き気に悩まされ症状がひどくなる

さて、今回は突然食欲がなくなり、吐き気は栄養ゼリーしか入っていないので空吐き気が1日に何度も襲ってきます。真夜中でも容赦ありません。吐き気で目が覚めるのですが胃の中が空なので何も出ません。

ここ数年、暑くなってくると食欲がなくなって夏痩せしていたのですが、今年はいつもよりひどい症状が1週間続きました。そのため仕事も休むハメに……。

いままで空吐き気とゼリーしか食べられないが1週間続くことはありませんでした。ところが今年は収まる気配はありません。血液を洗う透析も低い除水量で回していました。特に毒性の強い数値もないので、透析自体は順調です。

そして金曜日の透析帰りにコンビニで「これは行けそう」とおにぎりとバナナにリンゴを購入して食べてみることにしました。
ところが――おにぎりは1口でダメ、バナナは3口行きましたが、水分が少なく入っていきません。リンゴも水分が少なめで1口食べてアウトです。もうゼリーしか受け付けないのか、と絶望的な気分になりました。

耐えられずついに救急車を呼ぶ

自分はもともと逆流性食道炎もちで、食後30分は座っていることを心がけていました。薬も欠かさず飲んでいて、ふだんは特に問題はありませんでした。それが突然の絶望的症状。金曜日の朝にはもうたまらず救急車を呼びました。病院のICUでの栄養点滴を受けつつ眠ることをイメージしていましたが、いつもの透析クリニックに運ばれてまず透析となりました。
救急車はなかなかの揺れで「ヴェルファイアとかにしたほうがいいだろ」という具合のサスペンションでした。

透析はふだんいかない第一クール。人生の先輩がほとんどで、働きながら透析をしている人が多い夜間クールと患者の様相がガラッと変わります。
そこで見たのは長いブーツ。実はこれ義足でした。足を切断するのに比べたら自分の症状が軽く感じてきました。自分なら足を切断するのはとても耐えられそうにありません。
そんな先輩を見て気が引き締まる思いでした。

透析終わりには妹と母がやってきて、少し遠い系列病院まで妹の車で移動しました。長い距離を救急車で移動すると酔いそうだったので、これは助かりました。

病院はほぼ満室で2人部屋にチェックイン

病室は2人部屋でしたが、なんでも病室が混んでいてこの部屋しかなかったそうです。それなりの病室があるのに大混雑とは……。
ちなみに同室の方は老人で食事もなく1日寝ていらっしゃいました。そして1日に数度、痰吸引に看護師がやってきます。自分で痰を吐く力がないということで、「家に帰りたい」と力ない言葉で看護師に訴えるのは切なかったです。ここでも人生の先輩に比べれば自分はマシなほうなのか、と思わせられました。

自分はイメージしていたICUではなく普通の病室で水分をほぼ1日点滴しっぱなしが始まりました。500mlを約半日で体内に入れる設定で夜中に新たに500mlの点滴が交換されました。つまり1日で1リットルの計算です。
何度も入院していて思うのですが、病院では夜中も早朝も関係なく看護師さんがやってきます。そのたびに起きてしまい、やがて病院時間に慣れてきます。

食事は小さなゼリー2つとプリン…1個でギブアップ

さて、問題は食欲の回復です。当初2日は小さなゼリー1つ半から2つを食べるのがやっと。それでお腹が満たされてしまうのです。
3日目にヨーグルトを食べてみたら清乳の水分もあり食べることができました。そうなるとがぜん腹が減ってきて、そのタイミングでおかゆとおかずの食事になり、おかゆは量が多くて残しましたが、おかずは完食できました。今までのゼリーしか食べられなかったのは何だったのか――。

CTと胃カメラで見てみると……

そんななか、CTと胃カメラが決まりました。CTでは特に異常は見られず、そうなると胃カメラしかありません。実は胃カメラではひどい思いをしたことがあり、クリニックの定期健診での拒否証書を書いたほどでした。
しかし、CTでわからなければ胃カメラで食道と胃を確認するしかなく、鼻から挿入する胃カメラがあるということで了承しました。鼻からの胃カメラはスムーズで痛みもありませんでした。

検査終了後に映像を見せてもらいましたが、食堂も胃もきれいで、どこも荒れていませんでした。もっとも胃カメラは食事が復活してからだったので、もう少し早ければどうだったかわかりません。
ともあれ、胃と食道はなんともなく、退院はその週末に決定。その後1週間は自宅療養となりました。

食欲も復帰して無事に退院、しかし筋力低下で立ち上がれない!

さて、その後自宅療養を経て仕事に復帰。初日、早々にリモート面談があったのですが、寝たきり生活を続けたせいか腰と足の筋肉がすっかり衰えてしまい、かがむと後ろにひっくり返るようになっていました。そこから立ち上がる筋力もありません。
仕事部屋は2階、1階には薬と洗面所があり、1階で何度もひっくり返ったせいか筋力が尽き、階段を立って上れず1段ずつ這って上りました。時間がかかり、リモート面談に完全遅刻です。

右足が脳梗塞の後遺症と昨年脊椎のひとつが潰れて足が上がらないので、もうヨタヨタ。立ち上がる時も使いものになりません。椅子に座るまで室内も這って進みつつもひっくり返りまくる始末です。1mが遠い……。

翌日からはこれに懲りて、1階で転ばないように気をつけ、立ったまま階段を登れるようになりました。無駄に筋肉を使わないのがコツです。まあ、衰えた筋肉も鍛えなければいけませんが、そう早く成果は出ません。筋肉に負荷をかけるという意味ではひっくり返って起きるのがいちばんですが、キツすぎます。

とまあ、退院後は違うことで苦労していますが、とりあえず吐き気も収まり食事も普通に食べられているのでよしとしましょう。

ちなみに入院の保険料は早々に手続きを終え、早々に入金されたのですが、郵送で来るはずの病院からの請求書は2週間以上経った今もまだ届きません。しばらく手続き系は続きそうです…汗

次回は予定通り、私のフリーランスから完全在宅の事務職への転職時に気づいたあれこれをご紹介していきたいと思います。お楽しみに。

(スタッフU)


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