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インターンシップのことを考えるときは"新歓"のことを思い出せ!

今回はよく質問を受けた、
・応募するインターンシップの選定基準
・インターンシップの志望動機の書き方
・インターンシップ選考に落ちると不利益があるか
・インターンシップは本選考に関係するか
にお答えしていきます。



インターンって身近に例えると新歓活動なんです。

唐突になんだ?と思われるかもですがそう言える根拠を書きつつ、よくある疑問に答えていきます!


【参考までに】
筆者は大きいカテゴリーで広告・テレビ局(アナウンサー・制作)・インフラ(鉄道・電力・通信・航空)・IT(SIer・SE)・テーマパーク・製造(BtoB・BtoC)・コンサル・商社・印刷・不動産などを就活中は見ていて、このうちの8割程の業界のインターンシップに参加しました。

期間は様々ですが、志望度の高い業界はすべて選考有りのものに参加しています。さんざん参加したインターンのことについて、自分なりに考えていたことをお伝えしていきます。

この記事を読んで、インターンシップへの応募や参加のハードルが下がり、もっと気楽に考えられるようになることを目指します!

それではどうぞ!!



思い出す若かりし頃


新歓…思い返せば勧誘される側だったのは遥か昔のことです。

みなさんはどんな記憶がありますか?

よくわからないけど声かけられたから「じゃあ見てみるだけ…」と言って付いていき、上手い引き際を見つけることを繰り返し疲弊した記憶が僕にはありますが…

そんなピカピカの新入生の頃を思い出して、自分がどんな風に考えてサークル選びをしていたのかを思い出してみてください。

もうすでにどんなサークルに入るか決めていて、目星をつけてサークルを見て回っていたのか、漠然とどうしようとぶらぶらしてたのか人それぞれだと思います。

今までやってきた活動に近いから、規模がでかいから、こんな経験を大学生活ではしてみたいと思っていたからなど色んなことを考えていたと思うのですが、まさにそれと同じことが

・応募するインターンシップの選定基準

を考える際にも言えます。


インターンシップは新歓で言うなら体験入部や新歓コンパです。

皆さんは体験入部や新歓コンパなどに参加したときどうしてそのサークルや団体を見てみたいと思ったのでしょうか?

何となく自分に合うと思ったからとか、逆に今までやってこなかったけど少し興味ある、または全く興味ないけど実はおもしろいかもしれない等々…

私は特にこれがしたい!と決めていたわけではないので片っ端から見ようと思っていたタイプでした。説明聞いただけではわからないところも多かったので実際に所属している人と話をしたり、体験させてもらったりが最終的に選ぶ際には大事でした。

応募するインターンシップの選定基準明確なものを見つけようとする方が難しいのではないかと思います。何となく自分に合いそう・合わなそうみたいな曖昧な基準でも十分だと思います。

基準を作るにはそれなりに見たり体験しないと無理です。最初は自分の気になったところや名前の知ってる企業とかでよいかと思います。


でも、そんなこといってたら「志望動機はどう書くんよ」って思うかもしれません。それは今度は"新歓される側"ではなく”新歓する側”を考えてみましょう。



新歓担当者の気持ち

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想像してみてもらいたいのですが、

あるフットサルサークルの新歓担当者になりました。サークルはすごいベテランが集まるというよりかは初心者も含めてワイワイ楽しく練習をしていて、飲み会や交流もよくされているような雰囲気です。サークルの方針として今年は30人ほど新しく迎え入れようということになりました。例年体験会から志望者が多く、ESを提出してもらって参加者を絞る必要があります。同じ大学にフットサルサークルは5つほどあり、規模感的には自分たちのところは2番目です。

さて、新歓担当者としてどんな人に体験会や新歓コンパに来てもらいたいですか?


企業の採用担当も新歓担当者とほとんど同じ境遇にあると考えるといいと思います。

そして志望動機としては

志望度は高いが自分がミスマッチしてないかを確かめたい


ということを表現するものが一番書きやすいと私は考えています。

このフットサルサークルのことをほとんど知らない人たちが書ける範囲で、かつ採用担当者的にありがたいのは、『自分のサークルのことについて最低限知っていて、知ってる範囲内では志望者自身がマッチングしていると思っていて、体験してみてミスマッチングしないか確かめたいと思っている』みたいな志望度高そうでかつマッチングを意識してくれる人です。

本気でフットサルしたいです!っていう人は合わない可能性は高いし、また一番規模が大きいところが良くてなんて言われるとそれまた合わなそうと思われてしまいます。

採用担当者の目的は30人確保することです。途中でやめられてたりしないようにしなければなりません。

体験会(インターンシップ)といえども人数は限られている中で、なるべく自分たちの組織に興味関心があって、そのまま入ってくれるかもしれないような合いそうな人を選ぶのは至極当然なことです。


長くなったので以上のことから結論をまとめるとインターンシップの志望動機には
・ある程度企業理解があること
・自分がその企業に合っていると思っているということ
・さらに理解を深めて合っているか確かめたいという意欲があること
が表現できているとかなり好印象であると考えられます。

私がよく使っていた最後の締めくくりとしては、

「多くの社員の方とお話させていただくことでそのような働き方について理解を深めたいと考えています。」
「本インターンシップを通じて業務内容を体感し、○○として働くイメージをつけ、今後のキャリア形成に役立てたいです。」

というような感じで、知らないから知りに行きたいというようなスタンスで書いていました。



採用担当者の立場になると


・インターンシップ選考に落ちると不利益があるか
・インターンシップは本選考に関係するか

について考えますが、みなさんさっきのサークルの採用担当者の立場になって考えてみてください。

ESで落とした人がまた別の体験会や、体験会ではなく本入会の募集で応募してきた場合どう思いますか?相当おかしなことをしなければ大きなマイナスにはならないです。むしろ好意的に考えてくれる企業もあるかもしれません(少ないとは思いますが…)

もちろん企業によるところもありますが、多くの会社では不利になることはないでしょう。なのでとりあえず試しに出してみる価値は十分にあるのではないでしょうか。


そして本選考に関係するかについては、むしろしないとおかしいでしょう。

そもそも体験会を開いた理由はなんでしたか。そこで合いそうな人は積極的に入会してもらいたいと思うのは当たり前ですね。何としても30人を、しかも途中でやめられないような人を採用するなら、体験会というマッチングを測れる場は最高の環境です。

一応建前上インターンシップは本選考に関係ないと謳っている企業はたくさんありますが、基本的に影響してると考えてください。

インターンシップを開催するのにも莫大なコストがかかります。それが採用活動と一切関係ないわけがないんです。


改めて考えてみると不利益があるかとか本選考に影響するかとかは何となく想像がつくのですが、案外迷ってしまう人も多いと思います。

そんな時は「採用担当者の意図」を考えてみてください。


まとめ

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今回は新歓の"新歓される側"と"新歓する側"をそれぞれ思い浮かべることで、就職活動に役立てるということについて書いていきました。

サークル勧誘と採用活動は一見全く別物と思えても、本質の部分、採用する側が求めているや思惑は被ってくるものがあると思います。

今のうちから将来のことを考えてインターンシップに参加するというと難しく思うかもしれませんが、今回の記事を読んでもう少しシンプルに考えて気軽に参加して、有意義な機会を手に入れられることを願っています!


今回は以上です!最後まで読んでいただきありがとうございました!
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