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恋する気持ちはジェンダーレス!LGBTカップルが暮らしやすい社会に。

✔️ 友人の結婚式を見て「いいな」と思って。
✔️ 誰かに側にいて欲しいと思って。

電話取材に協力してくれた30代男性です。
結婚を希望する動機について伺いました。

誰かに側にいてほしい気持ちは自然なことです。
さぞかし素敵な結婚式だったのでしょうね。

ドレス姿がとても美しかった。

ドレス姿?
そうか!ご友人は女性なんですね。

それともご友人の奥様が美しかったと?

私だってドレスを着たいと思った。

そうでしたか!

念のため確認したところ、
こちらの方は同性のパートナーをご希望でした。

今の日本では、
同性カップルの結婚は認められていません

(婚姻意思の合致)憲法第24条1項
婚姻は両性の合意のみに基づいて成立

※日本国憲法から抜粋

「両性」の解釈の仕方が問われていますが…

同性カップル(以下、LGBTカップル)の権利は
現状、法的に擁護されないのです。

こんなに大変!LGBTカップルはつらいよ
⚠️ 配偶者控除扶養控除が認められない。
⚠️ 入院時の代理手続きが認められない。
⚠️ 相続権が認められない。
⚠️ 子供の扶養が認められない。

愛する対象が異性か同性かは嗜好の差。
それでこんなエグい税制格差が存在するなんて、
ちょっとおかしいと思いませんか?

🍙 ご飯派は認めるけど、パン派は認めない。
🥢 うどん派は認めるけど、そば派は認めない。

これと同レベルにナンセンス!

多様性の時代を生きる私たちに、
旧態依然の制度がそぐわなくなっていますよね。

そんな中「LGBTカップルを公的に認めよ」
という世論の高まりを受け、
同性パートナーシップ制度を導入する
自治体が増えています。

☑️ 同性パートナーシップ制度
同性カップルの結婚を「結婚に相当する関係」
自治体が証明するもの。

2015年に渋谷区が全国で初めて導入し、
ざわざわと話題になりましたよね。

ビットバレーならではの先進的な事例と
斜に構えて見る向きもありましたが、
その後に続く自治体が全国的に続出!
今では導入自治体は100を超えています。

これ結構な進歩ですよね!
渋谷に続けとばかりに動き出す自治体。
国より仕事早いぞ自治体!

あなたの街では導入されていますか?

今月、小池都知事が
同性パートナーシップ制度を
都として導入検討すると発表しました。

既に都内で12区市が導入してますから、
先陣切ってというよりは、
世論に押されて動かざるを得ないという感じでしょうか。

企業も動き出していて、
同性パートナーシップ証明書を活用し、
LGBTや事実婚のカップル向けの住宅ローン
扱い始める銀行も増えています。

徐々に理解と擁護が広がっていますよね。

ただ、同性パートナーシップ制度では、
先に挙げた法的保護がないので、
同性婚の法制化を望む声も出ています。

誰かに側にいて欲しいと思う時、
誰かの側にいたいと思う時、
「誰か」の性別は関係ありません。

いつか私がおばあちゃんになった時、
孫とこんな会話をするのが私の夢です。

私:昔は同性カップルか異性カップルかで
  結構な格差があったのよ。

孫:うっそ、日本にそんな差別があったなんて。
  おばあちゃんの時代は大変だったんだね〜。
  今の時代に生まれて良かった😊


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