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5.6.2020

歯を抜きました。

いつだったか思い出せないぐらい前に神経を抜いた左の一番奥の歯が痛くなって、神経がないのに痛いのおかしくない?となり、歯じゃなくて歯ぐき?歯ぐきの病気?と不安になってはじめてタイの歯医者さんへ行ったんですよね、今日。

知人などから聞かされるタイでの歯の治療費はちょっと私には払えそうにないお値段だったのでめちゃくちゃ(治療費が)怖かったけど、
通訳のいないローカル歯医者がそんな法外な値段ではタイ人だって通えないはずと、家から一番近いローカル歯医者へ。
病院もジムも習い事も家から遠いと通えないという習性があるのでとにかく立地だけで決めた。

家から一番近いという理由で決めたのにお医者さんがけっこう日本語が話せる人で、え、最高やん?となった。
撮ったレントゲンを見て日本語で「大変です。」と言われた時はええぇ…となんか余計に不安になったけど。
まぁ大変だったのでしょうがないです。

お医者さんの見立てではまず神経を抜いた際の技術がイマイチだった、それからだいぶ前に歯ぐきの中で歯が割れてしまい、それらが原因で歯茎が炎症を起こしてしまった、とのこと。炎症は最近。っぽい。
大変、というのは治療ができないからで、抜いた方がいいけれど心の準備ができてなかったら少し考えてもいいと言われた。やさしい。
考えても治らないので抜いてもらったけど。

麻酔めっちゃくちゃ痛かったし抜歯も最後ひぇぇぇとなるほど痛かったけど先生は始終日本語で「痛いですか」「ごめんなさい」などと気を遣ってくれ、終わると「よくできました」と褒めてくれた。いい人だなぁ。

抜いた血まみれの自分の歯はわりとグロくて、歯にくっついた歯ぐきみたいなのをピンセットの先でゴリゴリ削り取りながら「これは炎症でやわらかくなってしまった骨です」と説明してくれるのでなんか背中がぞわぞわしたし、え、そのぶにぶにしてるの歯ぐきじゃなくて骨なんだこっわとなりました。

日本語で「歯周病ではないです。」とも言ってくれてそっちは安心した。
歯がなくなったけど。

奥歯を一本だけ抜いたら左右のバランスとか噛み合わせとかなんか不具合は生じないですかと抜く前に聞いたら、「バランスは大丈夫。噛むのも問題ないです。でも一点だけ、上の歯がだんだん下がってきてしまいます。」と言われてえ〜それもやだな〜って思ったけど「でもそれはずっとあとの問題だから大丈夫。」ってタイ人みたいなこと言ってた。
インプラント入れてもいいしねって。一本50,000バーツだって。17万円くらい?高いのか安いのかわからないけどまぁ、ずっとあとに上の歯が気になったら入れようかなぁ。

そんなことより麻酔の量なのか種類なのかわからないけど治療後に気持ち悪くなって寒気がしてお金を払うのが大変だった。
心配してた治療費はレントゲン2回に抜歯で1,400バーツ。5,000円しないくらいか。
フラフラしながら出てすぐのファミマで12バーツの鎮痛剤を買って、歩いて5分の距離をバイタクで帰って家でしばらく倒れてました。

ぐらぐらする気持ち悪さで、帝王切開のときのことを思い出したりした。
脳が覚えてるんだねぇ。

早く炎症治るといいなぁ。

サポートしていただけたら腰を抜かすと思います。