見出し画像

【ランジェリーオタクが溺愛する】官能的な香水2選

いい香りって嫌いな人はいませんよね。石けんの香り、お布団のにおい、お花の香り。
私はパルファムは勿論なのですが、身につけるものに限らずハーブティーや生花など、香りがいいものが大好き。
香水もほぼ毎日身に纏っています。だけど、あまり香りがきついものは好きじゃなくて。電車に乗ってても香水を多量につけてる人がいるとちょっと頭が痛くなってくるタイプです。
香水って難しいんですよね。香りの好みも感度も人それぞれだから、一定数苦手な人っているのでTPOとかつける量とか、けっこう大事になってくる。個人的に、自分じゃ香りがあんまり分からないくらいがちょうどいいと思ってます。

私は好みの香りがハッキリしていて、中々「これ!」という香りに出会えないため、香水をコレクションしているというわけではないのですが、そんな香水ジプシーの私が愛用しているとっておきをご紹介します。

官能を鼻孔で感じさせたい

わたしが、これつけたい!って思う香水のイメージと条件は次の三つ。
①複雑で色っぽい、だけど甘ったるくない香り
②重すぎず、爽やかすぎない香り
③思わず首筋に顔を埋めたくなる香り

探すと意外と無いんです。どうしても色っぽい香りだとバニラとかムスクとかを使う香りが多くて、ちょっと甘すぎかなあ空気がこもった感じになりそうだなあってなっちゃうし、かといって万人受けの爽やか系の香りだと物足りない。
妖艶で、ほのかに甘くてスパイシー。だけどずっとかいでいたくなる。
そんな香水をお気に入りのランジェリーと共に纏ったらあら大変、めちゃくちゃいい女。自分のこと大好きになっちゃいます。
そんな魔法のアイテムたちは次の二つ。

diptyque 「DOSON」

画像1

創業者のひとりイヴ・クエロンは、父が建てた小塔があるハロン湾のド ソンの海辺で子供時代の夏を過ごしました。蒸し暑いハイフォンの港から離れたドソンの空気は爽やかで、海風がテュベルーズの香りを運んできました。それは、イヴの母が愛した、スパイシーで甘いうっとりさせるような香り。「ド ソン」にはインドシナで過ごした子供時代の、繊細でいつまでも胸に残る想い出が込められています。軽快さと官能に彩られた花の記憶です。
(引用:diptyque公式HP)

diptyqueは香りのエピソードもとっても素敵!
DOSONを一言で表すなら、「清潔な色気」。

なんかね、海辺に住んでいる白いワンピースを着てる女の子がいて、そのワンピースから覗く肩とか鎖骨とか、ふくらはぎとかにドキドキしてしまうような、そんな香り。
当の本人は色気を纏おうとしているわけではないけど、なんか勝手に色っぽくなっちゃった!っていう無邪気なずるさがあるんです。
「私の清純は、貴方に壊してもらうために取っておいたの」っていう、清純なのに一周まわってエロすぎる!!!みたいな香りです。

爽やかさも、ジャスミンや海の香りからきてるので、フレッシュすぎなくて香りが極端に軽いわけでもなく、媚びる感じがしなくていいんです。
優しい香りなのに魅惑的で、その香りに引き寄せられてフラフラと近づいていったらあっという間にその足に蔦が絡まっていく。その蔦は奔放に伸びていくだけ。柔らかい拘束は振りほどこうと思えばできるのに、香りの虜になってそんなことは到底出来なくなる。
「貴方に愛されるためだけに」の香水はDOSONに決まり。

shiro「pomegranate」

画像2

香りはまるで、時間とともに形を変えるオブジェ
まとうことでなりたい自分になれる
変幻自在の洋服のよう
ザクロのような真っ赤なドレスが夜風に揺れる
(引用:shiro公式HP)

はい!みんな大好きshiro!でもshiroといえばサボンとかのすーーーーっごくさわやかで万人が不快に感じないような香りの製品のイメージありませんか?男ウケ登竜門の「せっけんの香りするね〜」が狙えるブランド。
だけど、pomegranateは皆さんが知ってるshiroじゃないです、なんならもはやkuro。

pomegranateを一言で表すなら「熟れた女の子」。
つんと澄ました女の子。歳の割にやけに色っぽくて、人を寄せ付けないような雰囲気があるそんな彼女が、少しだけ耳を赤くして「もう食べごろだと思うの」って囁く、意地らしい香り。
名前の通りザクロの香水なんですけど、けっこうスパイシーな香水。トップはフルーティというか果実の蜜の香り、それでいてちょっとスモーキーで。ミドルあたりはカサブランカの色香がぶわって広がる感じ。
私は生花のなかでカサブランカの香りがとにかく好きなんですけど、百合がもってる色気って凄い気高いからなんです。安売りしないエロ。あなたに消費されるつもりはないのよ!っていう意志を感じます。

多分最初pomegranateをかいだときとか他の人が香りを感じた時、「これって何の香りだろう?」って思うとおもいます。かなり複雑な香りなんですけど、さすがshiro。複雑なのに重すぎない、イヤな香りではない、ちゃんとウケる香り。
「食べてしまいたい。だけど齧り付くのではなく、ナイフとフォークで余すとこなく味わいたい」
そんな風に相手に思わせるならpomegranateを2プッシュ。

付けるのではなく纏うもの

気がついたら私の香水妄想話になってしまったんだけど、以上2つが私の最愛パルファムたち。
この2つはほんっとに、ずっとかいでいたくなるし、けっこう同性ウケがいいです。多分共通していえるのが、「疲れない匂い」なんだと思います。
この香りが体臭になればいいのにと思うくらい、愛しい香りたち。
色気を纏いたいのに中々好みな製品に出会えない人がいたら、ぜひ1度お店で香ってみてください。ゾクゾクしちゃうと思います。
香りって目に見えないけど、なぜか香りをかぐと頭の中で情景が浮かんでくるし、纏えばその情景の空気感を自分のものにできる気がするんです。そんな空想に浸りながら、官能の粒子を手首に吹きかけ、特別な女の子に変身する私のお話でした。

この記事が参加している募集

スキしてみて

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?