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柔くて鋭いなにか。 ランジェリー、香りのいいコーヒーとチョコ、文化芸術とチバユウスケが…

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柔くて鋭いなにか。 ランジェリー、香りのいいコーヒーとチョコ、文化芸術とチバユウスケが好きな20代。

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【東京一人暮らし1年生】ひとり暮らしの愛しい瞬間

あっという間に新年度シーズンですね。 みなさまいかがお過ごしですか。 私は都内でひとり暮らしをはじめて、まる1年経ちました。 ひとり暮らしの初期費用を頑張ってバイトで稼いでいたあの頃がもはや懐かしいです。 いままさに、ひとり暮らしを始める人が多い季節なのではないでしょうか。 ようこそ、楽しいひとり暮らしの世界へ。 ひとり暮らしを始める前にだれもが、「はたして家事なんて自力でできるのだろうか、、」と社会的生活が自分にできるか恐れおののき震えると思います。 かくいう私もひとり

    • midnight meditation

      ラテ1杯に650円を払う意味。 200円あればコンビニで買えるコーヒーを、わざわざお昼ご飯を食べる時間返上して隣駅の店まで買いに行く意味。 香り高い酸味とミルクに負けないコク深さを兼ね備えたエスプレッソ、濃厚なミルク、忙しいのに顔を見知った自分へ添えられるちょっとした一言。 何件カフェを巡ってもここが私のサードプレイス、と思わせられるお店がある。 人と話したくない、人と暮らせない そんな気持ちになった時にそこに行くと、人との繋がりを感じる。 かつて自分がその繋がりを提供

      • morning suicide

        正直、普段わかりやすいものを書くことを意識している。 だってやっぱり分かりやすいものは届きやすいし、ウケがいいし。 みんな結局わかりやすいものがすきでしょ。 医者と結婚タワマン暮らしとか、Fカップ爆乳美女とか、日本アカデミー賞総なめとか。 届かなきゃ意味ないのは分かってるんだけど、俗にいうわかりづらいもの、も結局好きで。 今日はだから、心の中の言葉を分かりやすく抽出、の工程はぶっ飛ばして。垂れ流しで。 no pain大人のフリした子供がパソコンの前に座って一丁前にしたり顔

        • 5月の振り返りと24歳になった話

          いつもはわりと、きれいな文章を書こうとしているのですが、今日は徒然なるままに。 5月はなんだか色んなことが見えすぎてしまってすごく辟易としたひと月。 かなり混沌の1ヶ月でした。 元々勘がよすぎて男の人の嘘とか見事に見抜いちゃうから一時期歩く嘘発見器とか言われてたんですけど。 五感が冴えてる自覚はあって、まあ牡牛座だしなって思ってたんですけど、振り切っちゃって第六感も発揮しちゃってるかも。 知らない方がいいこともいっぱいあるよね人生。 そんなたくさん感じたことの中からいく

        • 固定された記事

        【東京一人暮らし1年生】ひとり暮らしの愛しい瞬間

          【23歳の生きるリアル】抱くと抱かれるとかの話

          いつの間に5月ですね、4月ありました? みなさまいかがお過ごしでしょうか。 今日は久しぶりに、性のお話を。 過去にもいくつか性のお話は書いていますが、これまではどちらかというと性的嗜好やセクシュアリティのお話。 今回はタイトルにある通り、抱くとか抱かれるとかの話。 自分の性癖を言語化してみようよ、全人類。今日はそんな気持ちを綴ります。 誰に抱かれて忘れられない身体のまぐわいはありますか。 それは誰と、どんなとき? 私はいくつか、なんにんか、ぽわぽわと頭に浮かぶ。 男性の

          【23歳の生きるリアル】抱くと抱かれるとかの話

          私と祖母の特別な関係

          最近は春の陽射しが心地よいですね。 みなさまいかがお過ごしですか。 私は一人暮らしをはじめてから、祖母とよく電話をするようになりました。 いわゆる暇電です。 親とは全くといいほど電話をしないのですが、祖母には月に何度か電話をしたり、手紙を書いたり、お気に入りのコーヒーを送ったりしています。 一人暮らしをはじめてから、なぜだか私はとっても祖母に似ているところがたくさんあることに気がつきました。 祖母に育ててもらった、というタイプの孫ではなく、会うのは年に3回ほどなのですが、

          私と祖母の特別な関係

          23歳、人との別れ目に思うこと

          人間、いつだって今が一番未熟で今が一番老けている。 自分が大人になったと思っても、自分より熟した期間を生きている人から見たら、「まだまだ青いなあ」と思われる。 出会いが無いのではなく、拾わないだけよ。 尊敬している女性がそう言っていた。無数にある出会いの中から拾い上げ、長く続く美しい糸を紡ぐこともあれば、紡がれていたものを途中で引きちぎられてしまうこともある。 恋人と別れてどれくらいの時間が経ったのだろうか。 時間の流れがどこか歪で、つい最近のことであったのに遠く昔の記憶

          23歳、人との別れ目に思うこと

          【2024】サロンデュショコラ初体験記

          2月になりましたね。みなさまいかがお過ごしですか。 2月はバレンタインという自分を甘やかす最高な口実がありますので、毎年ここぞとばかりチョコを買っています。 今年は念願のサロンデュショコラ(以下サロショ)に初めて足を踏み入れてきました! 思いのままに素敵なチョコレートをたくさんお迎えしたので、その一部をご紹介します。 Patisserie ease(茅場町)ここがお目当てで行ったと言っても過言ではありません。 元々はシェフの大山恵介さんが営むベーカリーBANKの大ファン

          【2024】サロンデュショコラ初体験記

          チバユウスケに愛をこめて

          チバくんの訃報から何日が経ったのだろう。 いまでもふと、もうチバくんがこの世界をチバくんの言葉で描写してくれないのかと思うと、鼻の奥が痛くなり涙が落ちてきそうになる。 音楽の専門家でもなんでもない、ただの小娘ですが、チバくんの美しい詩と共に思いを綴ろうと思います。 私がチバくんの音楽を聴き始めたのは8歳頃だと思う。父の車の中でいつも流れているのはTHEE MICHELLE GUN ELEPHANTかROSSO、それかThe Birthdayであった。 父の車のカーナビと音

          チバユウスケに愛をこめて

          3年ぶりに占いをしてもらった話

          2ヶ月ぶりの投稿となってしまいました。 お久しぶりです、いかがお過ごしでしょうか。 私は先日、久しぶりに占いをしてもらいました。 占い、言い当てられると震えます。 古くからの友だちや知人によく言われることを、初めましての私の生年月日しか知らない人に言われるのはかなりどきっとします。 占いがないと生きていけない!とか、絶対当たる!みたいな盲信はしていませんが、「友だちでもない第三者の意見」としてとても好きです。 また、ある程度自分が生まれた日や時間、星座には自分と何らかの縁

          3年ぶりに占いをしてもらった話

          ひとりでコーヒーを飲む時間を守りたい

          私はカフェインと小麦粉が大好きだ。 顎が疲れるハード系のパンとか、バターの香りたっぷりのパンオショコラとか、エスプレッソ濃いめのラテとか、深煎りのコーヒー。 パンにかじりついたときの小麦の香りで幸せになれるし、滑らかな口当たりのラテで心が落ち着く。 そういうお店に行ってひとりで買い物したりラテを飲みながらぼーっとしたり本を読んだりして過ごす時間も好き。 いちばん自分が自分らしくいられる時間だと思う。何にも抑圧されずに、明日に恐れなくていい時間。 どれだけ歳を重ねてもこ

          ひとりでコーヒーを飲む時間を守りたい

          こどものまま

          家にテレビが無いと悲しいニュースが入ってこなくなる。 電車の中の小さな画面にたまに映されるニュースを見て、ああそんな残酷な事件が今日も起きているのかと知る。 Twitterもさほど見ないしLINEニュースもほとんど見ないので、ゴシップは求めよとしない限り私には入ってこない。 もちろん社会情勢とかは自ら求めるべきなのだろうけど、情報の波に飲まれるのはなかなか勇気がいる。 そんな私は会社でうまくいかない。 社会がもし、適合できる嫌なことも上手に我慢できる人以外を排除する健全

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          母のルーツを辿り、私の人生を観る

          母と父は東京都中央区の茅場町にある、とある証券会社で出会った。 2人とも地元は偶然にも茨城で、偶然が重なり幼稚園まで一緒だった。母は父のひとつ上の学年だった。 そんな2人が茅場町で出会って、結婚して、茨城に戻って、産まれたのが私。 母と今日、茅場町をデートして母が私くらいの年齢だった頃に思いを馳せたので、そんな備忘録。 星明かりの田舎から、ビルの街東京へ母の地元は茨城の中でも群を抜いて田舎で、今となっては高齢者が住民の多くを占めている街です。 母は地元の短大を出た後に、バ

          母のルーツを辿り、私の人生を観る

          心の底が燃えない

          がんばりたいし、がんばらなきゃいけないのはわかってるのに、頑張りたいとも思うのに、心の底から思えない。 そんな不思議な感覚に襲われる新卒社会人。 頑張りたくて入ったはずなのに、なんか心の底から燃えない。 頑張って昇格して昇給しないと生活もしんどいのに。 元々何かにものすごく熱中できるタイプ。 めちゃくちゃ努力できるタイプ。 だったのになあ、おかしいなあと思いながら電車に揺られる。 ほんとは涙が出そうなくらい悩んでるのに、人に相談する時笑って平気なフリするのはどうしてなんだ

          心の底が燃えない

          社会人とかいう得体の知れない脅威【23卒】

          4月1日付けで入社をし、4月3日に入社式を終え全体研修2日目。 各種ツールの設定やコンプライアンス学習などで実際どんな仕事するのかとか実態が何一つ見えてこないのに、「もうあなたはサービスの受け手ではないのですよ」と何度も刷り込まれる。 どうも、ほやほやの23卒新入社員です。 現状リモートなのですが、出社の予定もこの後控えてて、お昼ご飯とかって1人でたべるもん??ちょっと寂しいかもだけど1人で食べる文化もありな社風??みたいな女子高生なみの不安がちらつきます。 陽気だけどき

          社会人とかいう得体の知れない脅威【23卒】

          都合のいい言葉を並べて

          あと何日も経たないうちに大学の卒業式がある。 私の大学生活の主に関わりがあったコミュニティは大学外にありました。 最初の1年はもちろん大学の友だちや部活が主なコミュニティだったけれど。 2年生の進級を前にコロナを迎えた私は、そこから先は学外の人達とずっと過していました。 悪くいうなら、街中で歩いていたら「この人なにやってる人なんだろう」と思うような人。 良く言うなら、実年齢を超える雰囲気をまとっている人。 そんな生活をしてきたからか、大学の友だちのインスタのストーリーや近

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