midnight meditation
ラテ1杯に650円を払う意味。
200円あればコンビニで買えるコーヒーを、わざわざお昼ご飯を食べる時間返上して隣駅の店まで買いに行く意味。
香り高い酸味とミルクに負けないコク深さを兼ね備えたエスプレッソ、濃厚なミルク、忙しいのに顔を見知った自分へ添えられるちょっとした一言。
何件カフェを巡ってもここが私のサードプレイス、と思わせられるお店がある。
人と話したくない、人と暮らせない
そんな気持ちになった時にそこに行くと、人との繋がりを感じる。
かつて自分がその繋がりを提供していたことも思い出す。
あ、私人間すきだったじゃん。
なんで、伊勢丹で働きたい!ってひたすらキラキラしているものに憧れていた自分がパソコンの前で価値を見いだせないことやってんだろ、と思うけど大好きな街に出会うための通過点だったんだと、こじつける。
無駄を愛したい。
無くても生きていける、娯楽や嗜好品を愛したい。
正しいことじゃないことがしたい。
安泰なんか捨てて明日なんてあるか分からない日々を愛したい。
私はいつだって危なっかしい人が好きだった。
嘘は思考よりも前に咄嗟に口から走るし、ホントの気持ちはいつも後から着いてくる。
心の赴くまま後先考えず人生の選択をしたら、母親になったとき後悔するのだろうか、とか母親になる予定も無いのに考える。
でも会社員しかやった事ない母親の言うことがほんとに子供のためになるのだろうかとすら思う。
心の中がやたらうるさくて、思考ではなく感じていることがそのままどんどん計画になっていくように、自分の心の中で決め事が思わぬスピードで増えていって。
感覚をバカにさせるための缶ビールの短いやついっぽん、飲んで書く日記みたいな散文がこれ。
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