「良い親」なんてなれなくてもいい!子どもに伝わるキメ台詞のススメ
やっかいな時代に親になってしまったものだと思うことがあるのは、わたしだけだろうか?
さんざん大人の権力で調教されてきたのに、自分たちの番になったら、それはNG行為ですよと、子どもに監視されることになるなんて。
たしかに、問答無用でげんこつはまずかった。
子どもの言い分も聞かないで、怒鳴られるのは理不尽だ。
暴力は連鎖するから、それを文化から締め出すのは、文化の成熟と言える。
でも、子どもはどんな時代も同じ程度未熟な子どもとして生まれてくる。
大人の生活リズムがどんなにスピードアップしても、子どもの生活リズムは昔のままだ。
ものが増えて豊かな時代になったからといって、子どもの整理能力が進化するわけではない。
だから、時代が進めば進むほど、子どもを急かす必要性は増すし、片付けさせるのに、よりたくさんの親の手がかかるようになる。
のに、子どものペースに合わせ、言い分も聞くことが推奨される、ときた。
で、教育費のために両親ともに働くべし、と…。
もう、親になってからずっと、この件には頭を抱えている。
でね、まあ変わる頃には子育てが終わっているだろう社会どうこうはいい。最初から問題にならない子、できる親もいるだろう。
大事なのは、いま頭を抱えている自分がどうするか、だ。
ひとつ、自分が助けになっているアイデアをここに書いておこうと思う。
子どもを急がせたいときは…
まず、天空の城のラピュタを見せる。
その後、翌日から急がせたいときはドーラになりきって、
「40秒で支度しな!」
とキメる。
思春期になっても、部屋を片付けられない子には、まず進撃の巨人を見せる。
その後、片付けに問題があるときはリヴァイになりきって…
というか、LINEスタンプでリヴァイの「全然なってない」スタンプをかます。
これらは例で、なんの漫画でもアニメでもいい。
ちょっとカッコいい口の悪いキャラを導入して、彼らのセリフとして伝えるのである。
どう?
ハリポタ好きならスネイプとかもいいよね。
いい母さんにはなれないけど、いい悪役のセリフなら言えそう。
なんて、思う方、スッキリするのでぜひどうぞ。
自分の書く文章をきっかけに、あらゆる物や事と交換できる道具が動くのって、なんでこんなに感動するのだろう。その数字より、そのこと自体に、心が震えます。