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アイスで解決する夜もあるのさ

深夜一時になろうとしている。今日は、人生初の深夜の2個アイス記念日だ。

最近は、過去の勇気が光へと昇華しているような、そんな日々を過ごしている。なのに、だからこそなのだろうか、なんとなくの苦しさがあってそれを剥がしきれない感覚になる時がある。今までずっと、歪な場所に身を置いていて、あろうことかそこに、変な居心地を感じてしまっていたからだろうな。私の中にいる、苦しさ猛獣が餌を待っている感覚。気を抜くと引っ張られるから、ほんとうに侮れない。そう、光を受け取る日々に慣れるまで、常にうっすら闘っているのだ。彩度の高いことを受け取る練習をしている。しあわせをちゃんとしっかり受け取ること。やったことないことはいつだって不器用さ。

だから、だからこそ、その全て、ぜんぶをまるっと甘さで満たす夜がある。全ての色の感情をまるっと。
私の全てを甘さで満たす夜。私の感じている、曖昧でぼんわりで、でも確実にあるその全てを甘さで満たす夜。

しあわせだった。痺れるほどに。最後の一口天使の味。

これこそがきっと、必死に引っ張ってくる暗力と闘う強さなのだろうと思う。私は成長した。なんて尊くて輝いている事実なのだろう。書いていて自分で泣いてしまうよ。それほどに、本気で必死で切実な思いの成長だから。

経験は全て私だけの宝物だ。世界中で私だけの。これだけは私だけのものなのだ。どうしたってそのまま渡せないし受け取れない。経験というものは、そのものが価値であり財産だと強く思う。同じものは世界中探したって無いのだ。私の経験とそこから生まれる感受性、私の中にしか存在していないのだ。なんて尊いのだろうか。

全てを解決させるためにアイスを食べる夜がある。きっと、生きるってそういうこと。18歳の私の手の中にある、尊く輝く鍵の一つです。

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