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思ったことの「逆」を伝えてみる

最近買った自己啓発本に、こんな面白い内容が書かれていた。

それは、相手を悪い人間にしないためには、「自分が思ったことの逆の言葉を本人に伝える」という方法だった。

これは一体どうゆうことなのか?

簡単に説明すると、横着で乱暴な性格の人に、「あなたは落ち着いていて優しい人だね」と、本来自分が感じたことのまったく逆の言葉を伝えるということ。

こうすることで、一体言われた方はどんな状態になるのか?というと、

「無意識状態」になる。

普段自分は横着で乱暴なことばかりをしているのに、いきなり自分が本来している行動の正反対の言葉を言われ不意をつかれ、脳が無意識状態に陥り、自分は乱暴な人間ではない、落ち着いている人間だと思い込むようになる。

逆に、横着で乱暴な人間に「あなたは本当に落ち着きのない乱暴な人間ね」と伝えてしまうと、より一層相手の悪い部分が強調されていき、もっと乱暴な性格になってしまう。

相手を逆なでする言葉を言うのでなく、相手がより良い方向へ進んでいけるように褒めてあげる。一種の催眠療法みたいなものだけど、これはなかなか面白い方法だなと感じました。

よくあるトイレの張り紙で「いつも綺麗にご利用いただきありがとうございます」と書かれたものが貼られているけど、これも今回のような、トイレに来た人がマナーよく利用してくれるように上手く誘導している言葉だなと、今回本を読んで気が付くことができました。

うーん、言葉って深いですねぇ(´-ω-`)

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