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私もTherapeuticなことをしたい

最近お気に入りのYouTuber。アメリカに住んでいるエンジニア。
その女性は働く日や休日を切り取った動画を投稿していて、飾らない日常だけれと自分と異なる場所で異なる生活を送る様子を覗くのが楽しい。

最近投稿された動画の中で、彼女は朝起きてから食器を洗っていた。
普段は夜に洗ってしまうのだが、どうしても疲れている時には翌朝にまわしてしまうのだそう。

「普段はちゃんとしてるんだよ」という密かな主張を感じる一方で、朝の食器洗いは ”therapeutic way to start my day”だとも言った。

体に染みついた動きは考え込まなくてもするすると手が動いていく。
何も考えなくていいし、何かを考えながらでもいい。
そんな思考の自由が許されている、日常に溶け込んだルーティーンを改めて意識し直すことで頭がだんだんとすっきりしていく、そんな感じなのかなと想像した。

Therapeuticっていいな、そう思い私にとって何がtherapeuticになるかを考えてみた。


うん、お茶を淹れることだ。

ちょうどデパートで世界中のお茶を販売するイベントが開催されていて、購入してきたばかりだ。

飲み物というくくりでいうと、白湯・コーヒー・紅茶・お茶などタイミングや体調によっていろんなものを日々飲んでいる。

その中でもtherapeuticになるのは、お茶だ。

ティーバッグではなく、急須を使って茶葉から淹れる。

正直洗い物が増えるので飲み終わったあとはちょっとめんどくさい...と思うこともあるのだが、やっぱり急須で淹れたくなってしまう。


お茶の葉を選ぶ

急須を戸棚から取り出す

急須にお湯と葉を入れて、葉が開くのを待つ

お気に入りの道具を使って、お気に入りのお茶を淹れる。

淹れたお茶を飲むのももちろん大好きだが、手間をかけてお茶を淹れるという行為はまさにtherapeuticですでに作られたお茶を飲むのとはまた違う感情がある。

自分にとってtherapeuticなことって、他に何があるだろう
そう考えてあたりを見回すことで、心の拠り所が見つかる気がした。

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